MORヴォーカルの世界でアンディ・ウィリアムスと人気を二分していた時代のジョニー・マティス。彼が60年代後半の諸作で採り上げたベルケンとバート・バカラックの楽曲を各1枚ずつに編集し、アナログ2枚組のコンピレーションにしました。豊かさの中にのぞく男のもろさ、みたいなものを表現させると抜群。歌っているのが名曲ばかりなのだから、なおさら痛感です。日本盤は当時、バカラック楽曲だけに編集しなおした1枚でしか発売されませんでした。
(LP)Sings The Music Of Bacharach And Kaempfert (2LP)