没後にリリースされた未発表録音のうちでも、とびきりジェントルで小粋な逸品。63年パリでのセッションで、北欧を代表するヴァイオリニスト三人を招き、代表曲をスモール・コンボでジャズった素晴らしいものです。スヴェンド・アスムッセンがヴィオラを弾いているのも渋い。エリントン・ミュージックの奥深さ、前衛性、美しさが1枚にまとまってスイングしてます。
(LP)Duke Ellington's Jazz Violin Session (late70s press)