ミルトン・バビットは十二音技法を発展させたセリー技法の先駆者として知られるアメリカの作曲家。彼のピアノ楽曲を当時30代になったばかりの新鋭ロバート・タウブがひとりで弾いた作品です。直感的で定型を持たない楽曲を卓越した技術で弾き抜く緊張感にあふれています。空間をひんやりとさせる音の粒が鳴っています。バビットの業績を紹介するブックレット付。
(LP)Milton Babbitt / Piano Works