50年代Fantasyに1枚、60年代Capitolに1枚、耳の肥えたリスナーも卒倒させるセンシティヴで洒落たジャズヴォーカルの逸品を残してきたジーニー・ホフマンのラストアルバム。オレゴン州での限りなくプライベートな雰囲気でのライヴ盤です。デヴィッド・フリーゼンの自由なベースに寄り添う彼女のピアノと歌。トム・ヤンス「Loving Arms」なんて選曲に驚きです。ひんやりとしていながら熱気をはらむ、スリリングな作品。アナログ盤ではわずか3枚、しかもそれぞれ感触の異なるアルバムを残したこの才女に是非ご注目を。