70年代にソウルジャズ名門レーベルの屋号に転用されたタイトルを持つことで、内容以上に存在が有名になってしまったアルバム。リーダーのジェローム・リチャードソンはサックス、フルートを各種使い分けるマルチリード奏者で、サイドマン、スタジオミュージシャンとしても有用多忙な人物。ポップスやソウルをとりあげたこのアルバムは「グルーヴィーなものならなんでもござれ」な名刺代わりでもあったのかも。
(LP)Groove Merchant