「アメリカン・モーニング」が日本でCMに起用され、ソフトな語り口のAORシンガーとして見なされていたと思います。なので、当時このセカンドを聴いたAORファンは面食らったでしょうね。これは同時代のニューウェイブと同調したようなオルタナティヴ/パワーポップ・アルバム。20代半ばの青年として進むべき道はこっちだと決意したのでしょう。「Farther Along」や組曲形式の「Terraform」など、むしろ今こそ面白く聴ける1枚かと。(1,650円)
(LP)Terraform