Columbia以前のアンディ・ウィリアムスには円熟一歩手前の若さあり。クインシー・ジョーンズによる絶妙の編曲を得て、ひと味違うクラシック・シャンソン・アルバムとなりました。アメリカとフランスのミュージシャン合同によるパリ録音。「Let It Be Me」をうまくフレンチ風味でアレンジしていたり、アコーディオンやストリングスが響くムーディな仕上がりも素敵ですが、ここではジャズっぽいクインシーのアレンジが光るナンバーを。4ビートのウォーキングベースとフィンガースナッピンが気持ちいい「Under Paris Skies」なんて、いかが?