なんとなくイカさないジャケですが、聴いてビックリ。ヴィブラフォンをメインにしたジャズ・コンボ。全曲クルト・ワイルで統一というコンセプトが新鮮です。ハイスピードでグルーヴする「Speak Low」に仰天。「This Is New」や「A Rhyme For Angela」にはブラジリアン・テイストが。ラストの「September Song」はフュージョン風味のリズムの刻みすら。掘り出し物だと宣言します。
(LP)Good Vibes For Kurt Weill