一曲目「Right Now」の濁ったエレピの音で、このアルバムのかっこよさを確信できます。弾いているのはカナダ出身のヘイグッド・ハーディ(ヴィブラフォンも担当)。ウィリー・ボボやジョニー・パチェコらを揃えたパーカッション隊も演奏に躍動感を与えます。62年の録音。ボッサのリズムも、まだ甘くなってしまわない硬質な感覚を湛えてます。(2,420円)
(LP)Right Now (cover mono / disc stereo)