60年代後半にどんどんソフトロック化し、時代への絶妙な対応を見せるレターメン。本作ではアレンジにモート・ガーソンとショーティ・ロジャースを迎え、ソウルフルなテイストすら漂う内容です。この時代のレターメンのサウンドには、一般的なイメージをくつがえす新鮮な驚きがありますし、なにしろハリウッドに結集した音楽人たちの才能と労力が注ぎ込まれ、甘酸っぱい黄金のポップスとソフトロックの架け橋を渡しているのですから。選曲にも是非ご注目を!
(LP)Reflections