昔ながらのヴォードビルな雰囲気を持つヴォーカル。バックのアレンジを鬼才フィル・ムーアに任せたアルバムは、どれを買っても当たりなのです。1920年代のコットンクラブ風のダンスナンバーを歌いまくった本作もそう。その場の勢いでやっているようで、異常に洗練されたサウンド。実は計算され尽くしたアレンジだと思います。細野さんのブギウギ音楽が好きな方はぜひ。
(LP)Mad Twenties (late60s press)