ジギー・エルマン、バーニー・ケッセル、ポール・スミスなど、名うてのジャズメン12人を1曲につきひとりずつソロイストに迎え、時計の針が一回りするのに引っかけた、とことんまで上品で上質なムードジャズ・アルバムです。ポール・ウェストンの作品でも、かなりジャズ寄り。このゆったりとした音空間に流れる超一流のメロディ、なんと贅沢なコンセプトなんでしょうか。50年代のアメリカにしかありえない素敵な音のパッケージです。
(LP)Mood for 12