折からのブームに乗って、キャノンボール・アダレイが若きセルジオ・メンデス率いるボサ・リオと制作したアルバム。カラフルで小気味よい演奏が魅力的。当時、ボッサで圧倒的な人気を博したスタン・ゲッツに比べてもアダレイのよくうたうサックスは引けを取っていません。オリジナルは1963年にRiversideからのリリース。セルメンのブレイクや、キアダレイが「Mercy, Mercy, Mercy」のヒットを飛ばしたことによるレーベル移行しての新装再発盤でした。
(LP)Cannonball Adderley And The Bossa Rio Sextet With Sergio Mendes