これが5作目。お得意の変拍子、緻密に錬り混まれた16ビートと続くA面冒頭からの滑り出しが最高です。シンセを駆使しながら彼の孤独感が際だつ内省的なムードを醸し出すのもポイント。B面には後期ロマン派風のクラシック組曲。これがまた素晴らしい。孤高のアーティストですが、ジョンキャロル・カービー好きの方などトライしてみてはいかがでしょう。
(LP)Pauper In Paradise, A