1966年から69年にかけてイギリスで活動したソフトロック・グループ。イギリスではいわゆるフリークビート/サイケ的に扱われた彼らですが、68年にしてタイトルに「Soft Rock」と掲げているように、目指していたのは同時代のウェストコーストのサウンドだったと思います。ミレニウムと肩を並べるというのは言い過ぎでも、彼らが目指した世界がよくわかるのが愛おしいのです。
(LP)It’s Soft Rock And All Sorts (2010 Spanish reissue)