アメリカのお茶の間に向けてライトなシャンペーン・ミュージックを作り続けたローレンス・ウェルクと、エリントン楽団出身のジョニー・ホッジズ。一見、ミスマッチとも思える組み合わせですが、これがじつによいんです。ストリングスを巧みに駆使したウェルクのアレンジが本当に上品で気が効いていて。軽いボサノヴァアレンジな「Blue Velvet」にはすっかり酔わされました。いわば避暑地ジャズ。
(LP)Lawrence Welk And Johnny Hodges