モッドな気分をはらみつつエレガントにアレンジされたハープシコードとピアノによる新世代ラウンジ。いきなり一曲目がラロ・シフリンの「Theme From The Fox」だったりと、 選曲からも同時代のポップ・センスと並走しようという彼の意思がうかがえるように感じます。一味工夫を加えたアレンジが光ります。ストリングスがジャズワルツ風に6/8のビートを奏でる上をハープシコードが闊歩する「Norwegian Wood」に注目です。
【曲目】Theme From The Fox / I Say A Little Prayer / Gpin’ Out Of My Head / Don’t Sleep In The Subway / Theme From The Valley Of The Dolls / The Life And Soul Of The Party // City Of Stone / The Look Of Love / People Get Ready / Sunny / Norwegian Wood