70年代を迎えたトニー・ベネット。「ある愛の詩」を彼らしいスケールの大きさで歌って幕開け。その後はスタンダードを70年代的なウォームさをたたえた音色のサウンドで歌っています。ポップスをレパートリーに加えるジャズシンガーが増える中で、トニー・ベネットは最後まで安易な迎合を拒否した人でした。
(LP)Love Story