1886年生まれ(!)のトロンボーン奏者キッド・オリー。ジャズの誕生を肌身で知る世代だからこそ「オリジナル・ジャズ」を名乗る資格があるというもの。86歳まで長命し、晩年を迎えても精力的にレコーディングができたことで、ジャズが生まれた頃の息吹を伝承する役目を果たしたとも言えます。1959年のレコーディング。演奏が元気で生々しくてかっこいいです。
(LP)Kid From New Orleans, The - Ory, That Is (early60s press)