映画音楽家としても名高いドミニク・フロンティアの、弾けまくったラウンジ・アコーディオン・ジャズ・アルバムです。Libertyの初期カタログに彼が残したアルバムは、どれも素晴らしいですが、このアルバムが一番ジャズ的醍醐味があるものかも。めちゃスウィンギーな「Old Man River」や「Trolley Song」が凄い。クラリネット、ヴィブラフォン、ハープも加えた8人編成のアンサンブルは、単に洒落てるだけでなくて、演奏家としてのスリルもきちんと追究されているのがわかって、聴いていても快感なのです。.