トット・テイラー主催のコンパクト・オーガニゼイションからデビューしたモッドガール、マリ・ウイルソン。ウキウキ感いっぱいの60'sソウルを、80年代に、単にリヴァイバルとしてではなくマニアックに蘇らせた名作だと思います。彼女がいなければ、スイングアウトシスターはのデビューも無かったかもね。何回聴いても「Wonderful To Be With」は感動します! 最高!.
今も根強い人気を誇るダンサブルな80sUKグループ。本作はセカンド・アルバム。まずはジョージ・フェイム「Yeh Yeh」の80sモード・カヴァーでご挨拶。続く「Dancing In The Street」は洒落たサンバ・チューン。ラー・バンド風の浮遊感が気持ちいい「Summer Song」や、女性Vo.のスウィンギー・ボサ「Fly By Night」など良曲揃いです。この時期、イギリスには、この手のスウィング・ジャズ、ラテン風味の洒落たグループが結構いましたっけ。.
収録曲・データ
【曲目】Yeh Yeh / Dancing In The Street / Undercover / Fly By Night / Smooth / More Than I Can Bear // I Wonder / Just Can't Stand It / Summer Song / Sweetest Love Affair / Up Front
エイティーズ好きには「Copernicus」で知られる歌姫バーシアが在籍していたマット・ビアンコのファースト・アルバム。ブラジリアン・テイストの「Half A Minute」や、打ち込みスウイング名曲「Get Out Of Your Lazy Bed」、スムースボッサなインストなど充実したすばらしい内容。でも、やっぱりバーシアの麗しいヴォーカルが一番好きです!.
収録曲・データ
【曲目】Whose Side Are You On? / More Than I Can Bear / No No Never / Half A Minute / Matt's Mood // Get Out Of Your Lazy Bed / It's Getting Late / Sneaking Out Of The Back Door / Riding With The Wind / Matt's Mood II
1980年代後半、キャラクターもしっかり確立され、音楽性は安定しますが、チャート面では彼らはやや下降期に入っていきます。このアルバムも曲は充実しているのに当時は意外なくらい底評価でした。ぜひ再評価お願いします。A面が「In Praise Of Older Women」、B面が「Other Crimes」と、二本立てになっている作品でもありました。B-5「You Can’t Keep A Good Man Down」はジッチー・ダンの人気曲カヴァー。.