裏ジャケが経年変化のためやや薄茶色になっています。チリノイズ少々ある盤です(試聴サンプルは良品入荷時のもので、今回入荷商品とはコンディションが異なります)。B-5「Oh, What A Memory We Made」の中盤に小さなキズによるプチノイズあり。
過度な装飾の無いしゃれたNYジャズ・ヴォーカル。
小気味よくスイングする80sフィメール・ジャズ。彼女は50年代から美女ジャズシンガーとしてアルバムを残してきました。疾走するビートの上を駆け抜ける「Ridin' On The Moon」や「Gotta Have Me Go With You」が気持ちをぐっと高めてくれます。ラテンテイストでアレンジされた「While We're Young」も新鮮。Stashレーベルならではの、過度な装飾の無いしゃれたNYジャズ・ヴォーカル。.
ベスト盤みたいなタイトルですがじつはこれ、彼らのColumbiaでの一作目「Hottest New Group In Jazz」(1959年)のリイシューです。オリジナルの写真ジャケがいいに決まってますが、この猫と狼ジャケもわるくないですね。「Twisted」「Bijou」「Cloudburst」「Everybody's Boppin'」も入ってます。ということは内容最高なのです!.
もともとはVanguardレーベルでのデビュー。フォーキーなセンスの持ち主でしたが、70年代後半から独自のジャズセンスに磨きをかけ、全曲オリジナルで自由なフィーリングにあふれたジャズ・アルバムを制作してしまいました。ピアノにはウォルター・ビショップ・ジュニアが参加。冒頭のドラムとスキャットだけで押し通す「Individually」から最後の組曲「Silen Kingdom Suite」まで、きわめてオリジナリティの高い世界観が貫かれています。人気度では前作「My Song Of Something」にやや劣りますが、本作も同様にレア。.
収録曲・データ
【曲目】Individually / Wild In Reverie / Ice Fire // Sweet Vanities / Gone The Midnight Sun / Silent Kingdom's Suite・Prelude〜Passion〜Joy
ランバート・ヘンドリックス&ロスから脱退し、ソロ活動を経て渡英した彼女がイギリスで録音したアルバム。ふくよかさとシャープさを兼ね備えたビッグバンド・アレンジがいかにもイギリスっぽい感じ。よく知られたスタンダードを採り上げています。「A Lot Of Livin' To Do」「I'm Gonna Go Fishin'」など、ランバート・ヘンドリックス&ロス時代のオキャンなノリを持った曲も。.
幻のレーベルとも言われたStoryvilleから1955年にリリースしたアルバム「Jackie And Roy」のリイシューです。タイトルとアートワークはまったくの別物ですが、収録曲と曲順は同じです。バーニー・ケッセル、レッド・ミッチェル、シェリー・マン、そしてロイ・クラールのピアノ。伸び伸びとした歌と演奏には文句の付けようがありません。ノンエコーの生々しさに降参!.
フォー・フレッシュメンのオリジナル・メンバーで、歌とトランペットを担当していたケン・エレイア。脱退後に、スタン・ケントン門下のピート・ルゴロのアレンジでリリースした唯一のソロ・アルバムです。豊かな声量と表現力でスターの道を歩みだそうとした彼の気概がアルバム全篇に満ちています。バラード歌手としての売り出しをかけていたのかもしれませんが、シャープなダンスナンバー「Out Of Nowhere」に格別の魅力あり!.