【曲目】Stagger Lee / That's How Strong My Love Is / Willie And The Hand Jive / Circus Face / Hippie From Olema #5 / Good And Dusty / Let The Good Times Roll // Drifting And Drifting / Pontiac Blues / Moonshine Is The Sunshine / Will The Circle Be Unbroken / I'm A Hog For You Baby / Light Shine
ゴードン・ジェンキンスのたおやかなストリングス・アレンジでしっとりとバラードを歌った一枚。このアルバムに収録の「It Was A Very Good Year」(全米33位、アダルトコンテンポラリーチャートでは1位)から翌66年の「夜のストレンジャー」の全米ナンバーワンへと至るこの時期は歌手としてのシナトラの後半の絶頂期です。.
西海岸から登場した70年代ノーザンソウルの名グループ。アルバムはどれも高いレベルの完成度。コーラスが売りなのにいきなりインスト曲を推薦してしまいますが、アルバムタイトル曲「A Taste Of...」(「You’re Not Here With Me」のインスト)で、最高に素晴らしい出来。バリー・ホワイトばりの空高く舞い上がるグルーヴに、さらにメロウな味付けが施されています。オリジナル曲も充実。「What Does It Take」のカヴァーも最高! いいところだらけです!.
【曲目】It's Going On Saturday / Our Lives / I'm In Love Again / Faster Gun / Humpty Dumpty // Move Up To Love / Cosmos Lady / Walking On Air / Lullabye On New York / Hey, Little Mama
同じグリフォン・プロダクションに籍を置いていた時代の共演アルバム。当時リリースされたときは、ジャズ・プレイヤーとしてのフィル・ウッズに焦点が当たっていたため、正当な評価を受けていない一枚だと思います。ルグランのふくよかで機知に富む70年代オーケストラとの、素敵な混じり合いを「We've Only Just Begun」でご堪能あれ。.
ブロードウェイ・ミュージカルで仕事をするうちジュディ・ガーランドに認められ発表したデビュー作。後にL.A.に拠点を移すため、NY録音はこれ一枚だけ。アル・ゴルゴーニ、デニス・セイウェルらNYのミュージシャンがバックアップしています。「Make A Time For Lovin’」を是非ご試聴ください。ポール・ウィリアムス「Someday Man」のような肌触りを持つ美しい傑作だとわかってもらえるはずです。余談ですが、彼の奥様がジャッキー・デシャノン。.
収録曲・データ
【曲目】The Farmer / My Cabin / Make A Time For Lovin' / Seventh Avenue / Just Somebody // Give A Little Laughter / Sunny Days / Piano Picker / Wouldn't It Be Nice / Please Don't Send Them Anymore【Drums】 Dennis Seiwell【Bass】 Russell George【Guitar】 Albert Gorgoni【Woodwind】 Phil Bodner【Producer】【Piano】【Vocals】【Orchestration】 Randy Edelman
ジャズヴィブラフォン奏者テリー・ギブスのラテンアルバム。この人は題材や楽曲のセレクトがいつもワクワクさせてくれます。このアルバムも頭の「Hallelujah, I Love Her So」「Our Day Will Come」から気が利いてるんですが、うれしいのがマンシーニの「I Love You And Don't You Forget It」。オリジナルもパーカッシヴでかっこいい曲ばかりですし、音の粒立ちも最高。影の主役はフルートのジェローム・リチャードソン、パーカッションのウィリー・ボボでしょう!.
収録曲・データ
【曲目】Hallelujah, I Love Her So / Our Day Will Come / I Love You And Don’t You Forget It / Mr. Something Else / Serenata / El Reigo // Days Of Wine And Roses / What Kind Of Fool Am I? / Kick Those Feet / Tenderly / If Ever I Would Leave You / Happy Baby
60年代に「You We're On My Mind」の大ヒットを飛ばした彼らのラストアルバム。1977年のリリースだけにサウンドはアーシーになってはいますが、美しいコーラスに彩られたソフトロック調ナンバーをこの時代に丁寧に作っていることに、まずビックリ! 全体的にもポップス度の高い作品になっています。深いエコーがかけられ、どこか神聖な雰囲気もありますね。ハーパース・ビザールのラスト作にも通じる隠れた名作です。ぜひ!.
【曲目】Et Ce Qu'Il Voit Est Si Beau / Chevaux Aux Yeux Bleus Et Mal Peints / Love Is Money / Tant De Saisons Heureuses / Dans Les Eaux Breves De L'Aurore // Les Palmes Et Les Branches / Exile Des Vacances / La Force De L'Inertie / Dejeuner Du Matin / Apocalypse Selon Saint-Lazare
【曲目】One Sweet Night / Wings Of Love / Do Listen To / Campanas De Invierno (Bells Of Winter) // Window Of A Child / Angel Of Mercy / Lovin' You / Hallelujah / Countin' The Days
冒頭から「ムーンライト・セレナーデ」、そして「潮風のマリー」と並び、また「エル・クンバンチェロ」「ベサメ・ムーチョ」「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」と40年代から50年代のメロディ。複数の曲に16ビートが採用され、またその他も新鮮なアレンジによって同時代的に生き返らせています。なるほど、タイトルの「回顧展」の意味はそういうことでした。同様の発想で76年に発表されたルフェーブルのシャンソン・クラシック集「French Love In Hi-Fi」とよく似た発想です。1990年代の来日コンサートにおいて採用された16ビートによる「ヴォラーレ」のアレンジは、ここに収録。同曲の2回目の録音でした。.
収録曲・データ
【曲目】Dansez Maintenant / J'attendrai / El Cumbanchero / Parles-Moi D'amour / Besame Mucho / Je Chante Sous La Pluie // Brazil / Ramona / Volare / How High The Moon / Lambeth Walk / Chanson D'orphee
エレクトリックなラウンジジャズ番外盤! モー・コフマンは白人版ローランド・カークというか、2本のサックスを同時に吹く技(!)を持っているのですが、ここではそれに加え電気フルートも使用。「Soul Finger」「James Brown's Bag」(後者はJBに捧げたオリジナル曲)などのしびれるファンクに、ホレス・シルヴァーの名曲「Song For My Father」カヴァーの電撃的なかっこよさ! 参りました(感電)。オリジナル曲「Funky Monkey」もグレイト。電気椅子に座ったジャケットは、現代ならアウトかも。.
【収録アーティスト】 Rice University Marching Owl Band / Richard Berry / Rockin’ Robin Roberts / The Sonics / The Sandpipers // The Kingsmen / The Last / Black Flag / Les Dantz And His Orchestra / The Impossibles
イギリスの名門ライブラリーレーベル、Music De Wolfe。カタログしているトラックは初期からセンスがよくてカラフルなものが多いので、「レーベル買い」しているリスナーも少なくないでしょう。こちらはスインギン・ロンドン感覚のラウンジーなブラス+リズムを主体としたもの。コンポーザーのサム・フォンテインはKPMにも多数の洗練されたトラックを残す職人です。.
【曲目】 I Remember You / You Brought A New Kind Of Love To Me / When Sunny Gets Blue / Nothing But The Best / I Feel So Smoochie / I’m Gonna Live Till I Die // The Best Is Yet To Come / I’ve Got You Under My Skin / Slightly Out Of Tune ( Desafinado ) / My Shining Hour / By Myself / Get Out Of Town