クリスマス・アルバムに続き、これがセカンド・アルバムとなります。キッズもの大定番「I Believe In You」や、ブレッド「Baby, I’m-A Want You」、ミレニウム「I Just Want To Be Your Friend」とか、本当にいいですね。いまだに人気の高いチルドレン・ソフトロックのマスターピース! アメリカでは今なおケーブル局で再放送が続いています。.
ラテンタッチのリズムに軽くコーラスが入った「High On A Windy Hill」でのオープニングにちょっと驚きがありますね。流麗なパッセージで50年代から大きな人気を誇ったロジャー・ウィリアムスのポップ・アルバム。ラテンタッチの曲やおなじみのメロディを軽やかにとりあげています。アレンジはラルフ・カーマイケル。.
スティールパン+オリエンタル・ファンク from 1984! スティールパンによるジャズの演奏を開拓したイノヴェイターであるトリニダード出身のスティールパン・マスター、ルディー・スミス。彼がモダン・サウンド・クインテット解散後に満を持して発表したソロ名義のファースト・アルバムを世界初CD化。完全デジタルリマスターとオリジナルジャケット仕様!.
ドラムとトイ・ピアノだけで歌われるA-1「Settin' The Woods On Fire」のとぼけたチープさは衝撃! dB'sのドラマーが85年に作った唯一のソロ・アルバム。リリースはヨ・ラ・テンゴの設立した自主レーベルから! グッドタイムな曲からヴェルヴェット・アンダーグラウンド〜ダニエル・ジョンストン的なものまでドゥーイットユアセルフ、好き放題やり抜いています。裏ジャケのエルビスのイラストも最高!.
ジェラルド・ウィルソンのビッグバンドを従えた一枚。アンニュイな低音ヴォイスの艶やかさはそのままに「Hello, Dolly」「Watermelon Man」や「King Of The Road」など彼女にしては新しめのレパートリーをセレクト。タイトル曲はいろんなシンガーが歌ってますが、彼女の歌声の狂おしさは格別。ブラスだけでなくオルガンもナイスアクセント。.
収録曲・データ
【曲目】My Kind Of Town / Girl Talk / King Of The Road / I Bruise Easily / Feeling Good // Watermelon Man / She’s Just A Quiet Girl (Mae) / Summertime / Hello Dolly! / Won’t Someone Please Belong To Me
アルトマンの映画「ナッシュヴィル」で歌った自作曲「I’m Easy」のヒットがきっかけで歌手デビュー。正直言って俳優さんのレコードとは思えないほど、クオリティの高い逸品。アルバムタイトルは「忘れ物取扱所」の意味。それにひっかけて両面をLost SideとFound Sideで構成。それとも失意と希望とのダブルミーニング? 思わず胸をギュッと捕まれてしまいました。フリートウッズ「Mr.Blue」やビートルズ「Rain」のカヴァーもさりげなく素敵だし、Found Sideの3曲目「Love Of The Blues」のジャズっぷりにメロメロ。.
デビュー作と同様にプロデュースは元クラッキンのバネッタ&チューダコフのコンビ。ロビー本人に加え、プロデューサー陣が作品作りに参加したシティソウルな曲と、ビル・ラバウンティが参加したメロウなバラードとが、お互いを高め合うかのようにして配置されています。そしてタイトル通り、アカペラドゥーワップ「All Night Long」も収録。デジタル風味を増したサウンドもいまならOKかと。.
アメリカ人の心のおかあさんのようなパッツィ・クラインの張りのある歌声に聴き惚れてください。1963年に31歳の若さで世を去った彼女。残した音源のほとんどがシングルのみだったため、没後に多くの編集盤が作られました。これもそのうちのひとつ。しかし「Yes I Understand」「How Can I Face Tomorrow」にはシングルとは別ミックスのテイクが採用されていることで、ファンにはマストな一枚でもあったそうです。彼女の歌唱はこの世界へのよき入り口です。.
Takomaレーベル傘下で同社のSSW部門だったと思しきマイナー・レーベルDevi(ラヴィンドラ・ダンクスなどを輩出)からリリースされたブルージーなフォーク・シンガーの傑作。弾き語りにハープやドブロが加わるシンプルかつざっくりした詩情のサウンドです。アシッドすれすれの繊細さが味わえるナンバー「She's Got The Right To Change Her MInd」なんて、クリス・スミザーあたりのファンにはたまらないはず。シンプルなジャケ同様、隠し立てのない音です。.
【曲目】What's new Pussycat? from the film "Quoi de neuf Pussycat?" / J'aime / Au Secours (Help) / Mon Coeur d'attache / Quand on est Ensemble / Je Croyais //La Boheme (de l'operette "Monsieur carnaval") / Scandale Dans la Famille (Shame and Scandal in the Family) / Manuel Benitez El Cordobez (G. Bourgeois - J.M. Riviere) / Thunderball from the film "Operarion Tonnerre" / Aline / Le ciel, le Soleil et la Mer
60年代の若い世代の気分をよくわかっているイギリスの名アレンジャー、ジョン・キーティング。ダイナミックなロックビートとブラスできめたMid60sロンドンな一枚。猛烈にダイナマイト感覚の「The Preacher」や「Ticket to Ride」、華麗に舞う「Wives and Lovers」など、コントラストの強いメリハリあるサウンドがナイス! 隠し味に現れるジャズ味がヒップで最高です。.
収録曲・データ
【曲目】The Preacher / Swing Low Sweet Chariot / Hey Girl / Cast Your Fate To The Wind / On Broadway / The Chihuahua // Ticket To Ride / Wives And Lovers / Spanish Harlem / Bee-Bom / You’ll Never Get To Heaven / My Kind Of Girl
1964年、ビートルズがアメリカにやって来て、若者の世界が一気に変わった!……わけではなくて、まだまだ映画音楽やガール・ポップもヒットしていたのです。この時代だからこそ味わえるその混じり合いがスリリングというか、素敵です。そのビートルズ「A Hard Day's Night」を皮切りにオーケストラでパーティー・ホップ! 「My Boy Lollipop」はオーケストラル・スカ! 「夏の日の恋」も若々しいアレンジで!.
収録曲・データ
【曲目】A Hard Day's Night / Tell Me Why / My Boy Lollipop / I Believe / World Without Love / The End Of The World // Tennessee Waltz / Walk On By / Remember Me / Theme From "A Summer Place" / Chapel Of Love / Love Me With All Your Heart (Cuando Calienta El Sol)
男前サミーのReprise時代はすべて要注目です。このアルバムでは両面アタマのバリー・マン&シンシア・ワイル作品がキモ。ドラマティックな「She Is Today」とハプニングスに提供した「It's A Happening World」。グルーヴィーな後者も最高! ジミー・ウェッブ作品も2曲収録。SSW時代への対応力を証明しています。これがRepriseでの最終作。.
収録曲・データ
【曲目】She Is Today / Please Don't Go / Love Is Just A Meaningless Word / I Have But One Life To Live / Break My Mind // It's A Happening World / Do What You Gotta Do / Bein' Natural Bein' Me / This Guy's In Love With You / Turnaround
USでのセカンド・アルバム。ヒット曲は「Cant't You See That She's Mine」を収録。この頃、アメリカではビートルズのライバルはストーンズではなく間違いなく彼らDC5でした。マイク・スミスとデイヴ・クラークによるメロディアスな佳曲が多いのも特徴。B-3「Forever And A Day」なんてビックリしてしまうソフトボッサ!.
収録曲・データ
【曲目】Can't You See That She's Mine / I Need You, I Love You / I Love You No More / Rumble / Funny // Zip-A-Dee-Doo-Dah / Can I Trust You / Forever And A Day / Theme Without A Name / On Broadway
ダイナミックな黒人シンガーをジェリー・ゴフィンが全面プロデュース。ブリル・ビルディングの香りがするソウル・ミュージックとなりました。レイ・チャールズ「I Got A Woman」のイントロだけで、スタッフのセンスは歴然。 R&B、ポップス、ジャズ、フォークが渾然一体となったポップス黄金時代の感動があります。.
【曲目】Olamana / (Hey Bro) Hang Tough / Let Me Take You To The Mountains / Sailing Away / Hold Tight // In The Night / Regrets / Don't Stop The Music / Mauna Loa / My Hawaii
ジャズ評論家レナード・フェザーの娘さん。若くて力強いジャズヴォーカルです。レパートリーにはヴァン・モリソン「Moondance」があり、さらにデイヴ・フリッシュバーグ「I Don't Believe You」ボブ・ドロウ「I've Got Just About Everything」マイルス・デイヴィス「Four」まで。やってくれますね! 清々しく、そしてヒップ。さらに美人とくれば文句無し!.
収録曲・データ
【曲目】Someone To Watch Over Me / Moondance / Skylark / I Don’t Believe You / Deep In The Night // I’ve Got Just About Everything / All Blues / Wave / Four / You And I