タイトに作り込まれたアレンジ、ブルーアイドソウル感たっぷりのヴォーカル&コーラスなど、ナッシュヴィルで生まれた最良のAORクラシック。兄はトッド・ラングレン、弟はスティーリー・ダンやドゥービー好きだったというスティーヴとケリーのウィルソン兄弟唯一の作品。誰だって「Take Me To Your Heaven」を聴くと卒倒しちゃいます!.
フランスのポップス・オーケストラの雄、カラベリの60年代前半の録音作品。1964年にVersailleレーベルで発表した傑作「Douce France」から3曲を省いて「Can Can」を加えたものです。なので、その当時使っていた"Caravelli et ses violons magiques"の名前を英語読みしたAnd His Magnificenst Stringの名義になっています。流麗でジェントルなパリの名曲集。.
収録曲・データ
【曲目】Poor People Of Paris / L’ame Des Poetes / Pigalle / Douce France / Nuages / Under Paris Skies // A Paris / Vous Qui Passez Sans Me Voir / The Song From Moulin Rouge / Paris Is At Her Best In May / Can-Can
ファンキーなギターリフからはじまる「Can She Do It Like She Dances」が最高のパシフィック・ファンク。ジミー・ディーはグアム島で活動したシンガーで、あの島のAOR的な世界観をほぼひとりで体現したと言っていいでしょう。リゾートならではの開放的で適度に下世話なムードと70年代から80年代に切り替わるサウンドが絶妙に交錯してます。アルバムは数枚確認されてますが、これがAORファンにはいちばんのおすすめです。.
あの名作「Batteaux」でおなじみ、ロビン・バトゥー在籍のグループのセカンド。さわやかなシティポップ〜ウエストコーストサウンドを聴かせてくれます。エレピ入りのスローバラード「Julie Anne (Magnolia Wind)」が染みますねえ…。ロビンと兄弟のデヴィッド・バトゥー「Happy In Hollywood」がお好きな方はは是非!.
楽器や歌の練習のためにレコードに合わせて演奏する、その目的に特化して、あるパートをマイナスして制作されたのがアメリカのMusic Minus Oneシリーズ。60年代からさまざまな用途で無数のレコードが作られていますが、こちらはビートルズ4人のソロ作品で歌いたい人のため。片チャンネルにリードヴォーカル、片チャンネルにコーラスを割り振って、両方の目的に使えます。4人のソロ曲を歌い演奏しているミュージシャンたちはまったく不明!.
ハワイの男性コーラス・カルテットの名門。60年代Decca時代の作品は、ラウンジ/ポピュラー的な趣味が絶妙にミックスされた今風の佇まいになっています。なめらかなハーモニーが素晴らしい。フラノーヴァ編曲の「I'll Remember You」(クイ・リーの名曲!)「Dahil Sa Yo ( Your Love Is Mine)」にウットリ。アップテンポ「Minoi Minoi」、ハワイアン・ジャパニーズな「Sayonara」なども絶品です。.
1959年に「With Flute And Boot」のタイトルでリリースされたラテン・ジャズ・クラシックをジャケとタイトルを新装しての再リリース盤。楽曲はすべてハービー・マンがこの顔合わせのために提供したオリジナルで、怒濤のラテン・サウンドから、カリプソ、サンバ、エキゾチカ的な趣向まで幅広いものが収められています。.
【曲目】Put The Blame On Mame / Swinging On A Star / My Gal’s Come Back / Playing The Field / Heart And Soul / Love Is A Many-Splendored Thing // Honeysuckle Rose / Isn’t It About Time / Wishing / As Long As I Live / I Didn’t Know About You / But Not For Me
ストリングス・アレンジの天才ネルソン・リドルが、TV番組のテーマをヒップに解釈した企画盤。タイトル曲の胸躍るかっこよさはもちろん、モッドなビートがかっこいい「Alvin Show Theme」や、おなじみのメロディが鮮やかに甦る「Ben Casey」をはじめ、パンチあるB-1「Naked City Theme」など緩急を付けながら輝くようなサウンドを構築していく様はさすが!管弦含めたビッグバンドを自在に操っています。.
収録曲・データ
【曲目】Route 66 Theme / The Alvin Show Theme / The Andy Griffith Theme / Theme From Ben Casey / My Three Sons / The Untouchables // Naked City Theme / Sing Along / The Defenders Theme / Theme From Sam Benedict / Theme From Dr. Kildare / This Could Be The Start Of Something
60年代に、あの「So Much In Love」のヒットを出した、あのドリーミー・ソウルグループ。その後もコンスタントにリリースを重ねていて、どれもレベルが高いのです。このアルバムはオープニングがルパート・ホルムズ「Who, What, When, Where, Why」からもう最高のディスコソウルです!.
ホント、素敵な声です。オフビートでクールでエキセントリックな彼女のスタイル。それがキュート。インテリジェントでおしゃま。タイトル曲から「I Feel Pretty」「Ridin' On The Moon」など彼女のオフビートな魅力を活かした選曲、ツボを押さえたコンボ〜ビッグバンドのアレンジ。何回でも聴けます。.
収録曲・データ
【曲目】In Love For The Very First Time / I Feel Pretty / Hooray For Love / At Long Last Love / The Most Beautiful Words / Ridin’ On The Moon // Let There Be Love / I Enjoy Being A Girl / Come By Sunday / The Late Late Show / I Only Have Eyes For You / Love
2ndアルバム「Banana Games」(2013)から10年、前シングル「I Wanna Be Your Star」(2020)から1000日、藤井洋平がついに帰ってきた! すでに配信リリースされていた新曲「Can’t Stop the Music」がパープル7インチでフィジカル化! コロナ禍を超え、不屈のソウルミュージックが高らかに鳴り響く。カップリングはなんと安全地帯「ワインレッドの心」をダブワイズにカヴァー! cero荒内佑参加のディープでドープな2023年型洋平ちゃんのファンクをぜひ!.
ゴキゲンな女レオン・レッドボーンのセカンド・アルバム! ワーナーに籍を移し、プロデュースもレオンと同じジョエル・ドーンに身をまかせました。愛すべき時代錯誤感が、今回も輝いています。かわいい顔して肝の据わった女性ヴォーカルが、なんともたまりません。超絶にレイジーな「Mack The Knife」にしびれます。.
収録曲・データ
【曲目】Debbie's Song (Love That Man) / Rag 'N Roll / Old Rockin' Chair / See Her Run / Mack The Knife // Epigrams / Cement Dry / He May Be Your Man (But He Comes To Me Sometimes) / Brother Can You Spare A Dime / Backseat Baby
Shelterレーベルでの傑作「In God We Trust」やElektraでの「Living By The Days」で古くからシンガー・ソングライター/スワンプ・ファンに愛される存在。70年代半ばのリリースとなる本作はつい見過ごされがちですが、流行が変わろうと自分のサウンドを求める彼の姿勢は不変。バーズ(ジーン・クラーク)のカヴァー「Feel A Whole Lot Better」もしっかり70年代の彼と共鳴しています。.