50年代にロックンロールとリズム&ブルースの橋渡しをするコンボを結成。その後も若い才能や埋もれたベテランをどんどん一座に加えて、人種を超えたR&Bの楽しさを追求したジョニー・オーティス。彼の十八番である「Willie And The Hand Jive」をはじめ、Capitol時代(1956〜60年)のレコーディングから16曲をピックアップ。しかもそれをDJ感覚で曲間無しでつないだ編集がお見事。最初から最後まで踊れます!.
Willie And The Hand Jive.
Good Golly.
Crazy Country Hop.ジョニ・ジェイムス、イタリアン・ポップスを歌う。58年にも「Ti Voglio Bene」というタイトルのイタリア語アルバムを制作していて、これが2枚目になります。格調が高くしとやかな前作に比べると、英語を交えていること、ポップなナンバーが増えたことで、随分とっつきやすくなった印象です。日本でイタリアン・ポップスが流行った時期ともシンクロしているので、親しみを感じる世代の方も多いはずです。.
Un Caffe.
Quando, Quando, Quando.
Come Prima.1963年は、ビートルズが全米に本格的に旋風を巻き起こす前年。ロック以前の「若者向け」の感覚を狙ったアルバムで、ラウンジミュージックとしては拾いもの。ジョージー・フェイム「Yeh Yeh」のリズムでピアノインストを作ったような「Strangers」などセンスがいい。ボッサや踊れる雰囲気のニューリズムも取り上げています。デヴィッド・セヴィルの「Armen's Theme」もとりあげているので、チップマンクスのファンもチェックです。.
Strangers.
Armen's Theme.
Sally Go ‘Round The Roses.タガログ語を交えた「We’re All Alone」に打たれました! フィリピンの人気シンガー、リコ・J・プノ、77年のアルバムです。甘く都会的なAORサウンドと、フィリピン・シンガーならではの独得の色気があります。力強い地声とファルセット、英語とタガログ語の組み合わせがじつにエモーショナルな効果を生み出しています。ダンサブルとかDJ向けとはまた違い、むしろヴィンテージソウル/チカーノソウルなどに近い感覚です。.
We’re All Alone.
Pure Imagination.
Weekend In Manila.イギリス人アレンジャー、ジョニー・ダンクワースが1959年のニューポート・ジャズフェスに、イギリスのトッププレイヤーたちを引き連れて参加。自身もこのときはアレンジだけでなくアルトサックス奏者として演奏を披露します。快活なビッグバンドが野外フェスに映えたでしょうね。ニューポート関連の音源はどれも録音が素晴らしいです。.
Firth Of Fourths.
Doggin’ Around.
Take The A Train.アメリカ本土のスーパーマーケットやデパートで売られていたいわゆるラックジョッパー盤。市井の人たちにハワイ観光への思いを馳せさせるのが目的。歌は1曲のみで、あとはスチールや中心としたオーセンティックな演奏が収録されています。ルーク・レイラニという名義ですが、ハリーカアプニ、アラン・マカナなどいろんな名義でリイシューが繰り返されています。でも内容は悪くないんですよ。.
Hawaiian Wedding Song.
Luau.
High Tide.”Walker”とは、ウォーキング・ベースを弾かせたら一番という、ジャズ・ベーシストにとっては名誉あるあだ名だと思います。ウェストコーストの名手リロイ・ヴィネガーがリーダーで吹込まれたトリオ・アルバム。ピアノはマイク・メルヴォイン、ドラムスはビル・グッドウィン。シンプルで風通しのよいピアノトリオ演奏ですが、ちょっとしたプレイのふしぶしにベースの主張が現れています。「Kick, Laugh, Crawl」で突っ走るベースの気持ち良さはベーシスト冥利に尽きるでしょうね。.
Kick, Laugh, Crawl.
The Love Nest.
Doing That Thing.イギリスのオーケストラ巨匠マントヴァーニによる世界のフォークソング集。フォークソングといってもモダンフォークではなく、ここでは民衆によって伝えられたメロディを指します。「Love Me Tender」の元メロディとされるアメリカ古謡「Aura Lee」から、ポプリ(メドレー)形式で世界をわたります。日本からは「荒城の月」も。.
Folk Song Of America.
Folk Song From The British Isles.
Moon Of The Ruined Castle.スイング時代からジャズをよく知るヴィブラフォン奏者。「And His Orchestra」とクレジットされている本作は、彼が率いるビッグバンド・アルバムです。女性シンガー、ヘレン・ヒュームズを従えての古き良きスタイル。自身のソロプレイよりも、懐かしいにぎわいを作り出す手腕を本作では発揮しています。.
Say My Heart.
You Leave Me Breathless.
Why Do I Love You.ミスター“Twangin’ギター、デュアン・エディ。彼がマーティ・ペイチのアレンジでレコーディングした、しっとりロンリームードのアルバムです。ストリングスやコーラスも交えながら彼のギターが低い単音で爪弾くメロディが、思い出の扉をやさしくノックしてくれます。.
Long Lonely Days Of Winter.
Shenandoah.
Summer Kiss.アントン・カラスが「第三の男」の名演によって世界的に有名にしたエキゾチックな弦楽器、チター。ルース・ウェルカムはその調べの可能性を60年代ムード音楽でさらに押し広げました。ここでは中南米のラテン/フォルクローレ的なサウンドに挑戦。バンドネオンとの相性もばっちり。郷愁も感じさせるゆったりとしたサウンドが、異国情緒漂う映画のサントラのようです。.
Guabina Santandereana.
El Pescador.
Siboney.カンツォーネから生まれた人気曲「I (Who Have Nothing) 」は全英16位/全米14位とヒットした彼の代表曲のひとつ。人気絶頂中に発表された作品で、彼の熱いソウルが全面的に展開されています。そんななかで、ロッド・マキューン作詞作曲の「Love's Been Good To Me」やバカラックのナンバーがとても繊細な味わいを添えています。やっぱり歌がうまいんです、胸を打つんです。.
What The World Needs Now.
I (Who Have Nothing).
Love's Been Good To Me.西海岸のジャズ・アレンジャー、ショーティ・ロジャースのプレイヤー(トランペット)としての代表作。ウェストコーストジャズならではの洗練とバップのアドリブ感覚をまとめあげています。コンボの演奏で随所にヒップなキメを作ってゆくのも、アレンジャーの仕事。その力量を痛感させる傑作。宇宙飛行士(潜水夫風?)ジャケットも最高です。カナダ盤。.
Martians Come Back.
Planetarium.
Chant Of The Cosmos.20世紀のアメリカを象徴する歌声。ビング・クロスビーが自らのデビューから初期キャリアを、自身の語りで回顧しながらつづった音楽自叙伝アルバムです。バディ・コール・トリオのシンプルなバックで歌うビングが若々しい!(若い頃の曲を歌ってるからというのもあるでしょうが)彼の歌をいつもよりずっとカジュアルに感じます。.
Muddy Water.
Mississippi Mud.
Please.豊かな声量と甘い声を誇るシンガーで、ワイキキのショーでいつもリクエストを受けていた作品をセレクトしたとのこと。レーベル名からわかるように自主作品で、手売り用のレコードですね(ハワイやリゾート地には少なくないパターンです)。ソニー・カマヘレ、ベニー・カラマ、キング・カマヘレらのバックアップのもとにすっきりと歌唱しています。アルフレッド・アパカの系譜を歩む男性シンガーと感じます。.
Beyond The Reef.
Hukilau.
Sweet Leilani.60年代からジャマイカンミュージックの変遷を見続け、流行に乗り続けてきた大ベテラン。フットワークが軽いといいますか、いい意味で貫禄の無さが彼の個性。このアルバムも当時全盛のソカで固めました。チープなシンセ、カラフルなブラスや女性コーラスなど、楽しく踊れます。キッド・クレオール&ザ・ココナッツのファンに推薦!.
Deputy.
Obeah.
Party Fever.名手同士の快活なセッション・アルバム。フリューゲルホルンとトロンボーンのダブルリード。どちらもまっすぐ音が伸び、かつ、ふくよかな感触があるので、ストレートアヘッドな演奏でも自然と親しみが湧きます。ロジャー・ケラウェイ、ビル・クロウ、デイブ・ベイリーというバックもまた通好み!.
Tete A Tete.
Pretty Girl.
Blue China.40年代から米本土で活躍していたダンス・バンド的なオーケストラ主宰者でスチールの名手。SP盤時代にも素晴らしい録音がありますが、50年代以降も最良のスタジオ環境ですぐれた演奏を残しました。なかでも米Dotでのレコーディングはどれも人気が高いです。この日本での発売盤は米盤「Sweet Leilani」(1959年)や「Lure Of The Islands」(65年)などから選曲した全14曲。日本のみのアートワークです。.
ホノルル.
ハワイアン・ワー・チャント.
ハワイアン・パラダイス.イギリスのディスコポップ・ユニット。思い切りがよくてハッピーなダンスナンバーとメロディアスなポップソングが共存。女性シンガー、リンダ・ケリーのソウルフルな歌声も魅力です。このグループ、あのティナ・チャールズが初期に在籍したグループとしても知られています。.
Look Out - I’m Coming.
Doctor Kiss - Kiss.
Light The Flame Of Love.ハワイ諸島のリゾートとして知られるカウアイ島のホテル、ココ・パームスのディナーショーで専属シンガーを務めた人で、レーベルもホテル運営のもの。なのでハワイ以外では流通していない作品です。Warner Bros.の専属アレンジャーとして数々の歌伴を手掛けたドン・ラルクがアレンジを手掛けた本作は、シンガー・ソングライターでもあるラリーの自作曲を中心に収録。クイ・リーの名曲「I Remember You」などカヴァー曲も素敵。ストリングスとコーラスをあしらったポップス風ハワイアン。ゆったりとした時間が流れます。.
Beautiful Hawaii.
I Remember You.
I’m Riding.これは驚きのアルバムです。熱心なハワイアン愛好家たちにメールオーダーのかたちで届けられた私家盤アルバム。収められているのは、いわゆるハワイアンのスタープレイヤーたちではなく、セミプロやローカルな活動のみをしていたような音楽家たちの演奏ばかり。簡素なシステムでの録音(多重録音曲もあり)が大半ですが、好きな気持ちがあふれてきて胸が熱くなります。これこそ市井のハワイアン。裏ジャケに演奏家たちの解説も有ります。なかなか出会えるアルバムではないです。愛してください。.
Kawaihau March.
Mapuana.
Maui Waltz.ニューエイジ・ミュージック的な作風のDolphins Into The Futureをはじめ、複数の名義で活動しているベルギーの作家、リーヴォン・マーティンス・モアーナが本名で発表するアルバム。この『Three Amazonian Essays』は、スペインの伝説的スタジオ・プロジェクト、フィニス・アフリカエによるアマゾン探検を題材にした名盤『Amazonia』(1990 年) を丸ごと音素材として使用し、別のアマゾンを抽出しようとする試みとのこと。副題に湯浅譲二、武満徹、アイヴスへのデディケーションがあるように、これまでのクラブ寄りの視点からでなく、クラシック 現代音楽と捉えた方がしっくりくる作品といえます。.
Port Of Spain.
Music For A Clearing.
Sinfonieta Amazonia.80sネオアコの金字塔、ファンタスティック・サムシングの名盤をDMMカッティングしてのリプロ! ファンタスティック・サムシングが1983年に英Cherry Redからリリースしたデビュー作にしてネオアコ・クラシック。「ギリシャのサイモン&ガーファンクル」と呼ばれた彼らがリズムボックスのビートにのってハモってマジックを起こした珠玉のキラー・チューン「If She Doesn't Smile (It'll Rain)」と、キラキラしたそのインスト・カットをカップリングした問答無用の名盤です。最近だとバレアリック・リスナーにも人気になっているとか。.
If She Doesn't Smile (It'll Rain).
The Thousand Guitars Of St. Dominiques.1983年のリリースながら、オリジナル英国盤は、世界中のフィメール・フォーク/アシッド・フォーク/ネオアコースティック・マニアが探し求める逸品。その幻の作品をem recordsがついに復刻しました! オリジナル・アルバムにボーナス・トラック2曲追加。リンダ・パハークスやヴァシュティ・バニヤンを引き合いに出した紹介文に偽りナシ! 静かに興奮してます。.
ローランド・P・ヤング、80歳のニュー・アルバム。40年以上に渡って取り組まれてきた彼の「アイソフォニック・ミュージック」というコンセプトは、ソプラノサックス、キーボード、ドラムマシン、レコーディングスタジオの可能性をコンプロビゼーション的に使用しそれを結晶化させたもの。本作では13 曲の新作を収録。ジャズ、アンビエント、ソウル、ニューエイジ、電子音楽のエレメントを取り入れた魂に訴えるマルチワールド・アヴァンミュージックを堪能してください。.
アメリカのマイナー・レーベルにシングルだけしか残していないような無名だけどキラリと光るロカビリアンの痛快な楽曲のみを集めた良コンピ! 10インチ・サイズ(コーティング折り返しジャケット!)でばっちり雰囲気も出していて素晴らしい。この第2集でも手抜きなしのリサーチぶり! 数十年誰にも知られていなかったようなロッカーたちの姿が目の前に浮かび上がります!.
Little Bit More.
I Ain’t Gonna Take It.
Swanee River Gal.1955年に彼が放った「In The Jailhouse Now」は全米ナンバーワンを21週も記録した大ヒット。50〜60年代を通じてヒルビリー/カントリー界の大スターだった彼は、その軽快なスタイルでロカビリアンとしての魅力も発揮していました。本作はその「In The Jailhouse Now」を筆頭に、彼のビート系ナンバーをあらためてステレオレコーディングした作品。おおらかでヒップなロックンロールの源流です。.
In The Jailhouse Now.
Gotta Travel On.
I’ll Never Have To Be Alone.トリッピーなフリージャズとオーガニック・ディスコが衝撃の核融合。アンダーグラウンド・ヒーロー、アルツがローランド P. ヤングの『アイソフォニック・ブギ・ウギ』 を丸ごと大改造して再構築。千住宗臣(ボアダムス)の生ドラム&パーカッションをフィーチャーし、DJ Kenseiも参加した、もはやリミックスなんて気安く呼べる次元ではない、ローランドと時空を越えて行ったクロスオーヴァー・ディープセッション! .
カラベリの通算50作目に選ばれた企画は、古今の名作映画かから選ばれた映画音楽集でした。これまでに発売されたアルバムから再録するなどして構成されています。日本ではあまりなじみのないフランス映画からも選ばれていますが、「男と女」「ミセス・ロビンソン」「第三の男」などカラベリ流の華やかなアレンジで楽しめます。.
男と女.
ミセス・ロビンソン.
第三の男.モンキーズのソングライティング・チーム、ボイス&ハートのトミー・ボイスのソロ・アルバム。え? この時期はボイス&ハートとしてやってませんでしたっけ? それもそのはず。本作は彼がポップシンガーを志していた1961〜63年にRCAでリリースしたシングル集なんですから。それでもほとんどが自作。自分の道を探すべく若さを武器に頑張ってます。.
Oh! You Beautiful Doll.
I'll Remember Carol.
Sweet Little Baby I Care.