ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリによるマヌーシュ・ジャズの名演を詰め込んだイギリス編集盤。エリントンの「It Don’t Mean A Thing」や、ガーシュインの「I Got Rhythm」をコンピの目立つところに配置したジャズ・サイドに寄せた選曲になっています。イラストのジャケットも雰囲気ありますね。90年前に彼らがいた景色に思いを馳せながらお聴きください。.
I Got Rhythm.
Moonglow.
It Don’t Mean A Thing.“Luau”とはフラや音楽を楽しみながら食事をするハワイ式パーティーのこと。ハワイアン定番曲や「Beyond The Reef」「My Little Grass Shack 」などアメリカ生まれの著名曲を、バラエティ豊かなコンボ演奏と歌も交えて披露しています。ウクレレソロによる「Ebb Tide」が素晴らしい!.
Hukilau.
Beyond The Reef.
Ebb Tide.アメリカン冗談音楽の大家として全米のラジオで親しまれたドクター・ディメントが選曲した初のコンピレーション。ロバート・クラムの「Get A Load Of This」やホーリー・モーダル・ラウンダーズ「Boobs A Lot」ジム・クウェスキン・ジャグバンド「If You're A Viper」などを世界に知らしめた鋭い、鋭すぎる選曲なのです。.
Boobs A Lot.
If You're A Viper.
Get A Load Of This.アルゼンチンのマルチ・インストゥルメンタリスト作家、エミリオ・アロが「架空の部族の奏でる音楽を空想する」というコンセプトで結成した5人編成のバンド、クラン・カイマンのセカンド・アルバム。本作でもカリンバを改造したアロの創作楽器<カリンバフォン>がアンサンブルの要。気を引く派手な編曲や和声進行上のクライマックスを捨て去った上でのメトロエスニシティー感覚が、その演奏の音場には怪しい生暖かさと催眠性が充満する。.
それまで録音に使用していたスタジオを1979年にベルギーのブリュッセルからパリに変更するまで、カラベリは20年余にわたってブリュッセル録音を続けて来ました。59年にジーナ・ロロブリジータ出演の映画音楽を担当し、ブリュッセル録音によるサントラが大成功をしたことがきっかけでした。験を担ぐというか、律儀というか。ミュージシャンを熱く信頼するカラベリ、だからこそ彼らも付いて来るのだろうと、ムッシュと仕事を共にしたスタッフはコメントします。明るく楽天的なカラベリらしいサウンドが結実した作品。この時期に必ず収録している自作品、今回は「Sophie」です。.
Dancing Queen.
Maladie D’Amour.
Sophie.もともとはイラストのジャケで、54年発売の10インチ。その後、56年に数曲を足して12インチ化。さらに、その録音をステレオ・ミックスに加工しての初リリースが本作です。ジャケも同時代の彼女の美しい写真に変更されています。そういう意味でも人気盤ですね。あでやかなオーケストラ・アレンジで、背伸び気味に恋の歌を歌うムードがたまらないのです。.
In Love In Vain.
枯葉.
Little Girl Blue.ジャケットの迫力通り、マヘリア晩年の傑作! 彼女としてはかなりR&B寄りのバンドを従えてのレコーディングです。半数以上の曲では彼女自身がバンドをアレンジした作品でもあり、ゴスペル界の巨大なアイコンに安住するのではなく生涯を賭けて熱いメッセージを届けることに執心していたとわかります。.
I Want My Crown.
Thought You’re Reeling And Rocking.
Come On Up To Bright Glory.ヘンリー・カウをはじめ数々の音楽プロジェクトを遂行してきたティム・ホジキンソンと、水玉消防団やフランク・チキンズ等で活躍したカムラアツコによる驚くべき領域の開拓。『Haiku In The Wide World』は、カムラとホジキンソンが日本語と英語で吟じ詠う俳句を、ホジキンソンが作曲した音楽の枠に収め、多彩で変化に富んだ器楽音響集合体へと「拡張」を試みた作品です。.
マイルス・デイヴィスのグループを離れたトニー・ウィリアムスが結成した、おそらく史上初のジャズロックグループ。2枚組のデビュー作に続いてリリースされたセカンド。ジャック・ブルース、ジョン・マクラフリン、カリード・ヤシン(ラリー・ヤング)らと繰り広げる強烈なハードロックジャズとアンビエント的なトラックが交差。ソウルジャズに近づかない姿勢は潔いです。トニーの繊細な歌声が聴けるアルバムでもあります。.
To Whom It May Concern - Them.
This Night This Song.
A Famous Blues.70年代半ばの録音を契約の関係から勝手に発売されてしまった作品。物語仕立ての大作、変態室内楽、変拍子フュージョンといろいろありますが、裏声ロックンロールとも言うべき超絶ポップナンバー「Let Me Take You To The Beach」には誰もかなわない……。イラストはゲイリー・パンター。.
Let Me Take You To The Beach.
Revised Music For Guitar & Low Budget Orchestra.
Rdunzl.「Hawaiiannette」に続く各国モノ。彼女の4枚目ですね。おおらかでロッキン感覚と、イタリア系アメリカ人(イタロ)の家系に生まれた彼女にとってのルーツ感覚にあふれた陽気な傑作。旅情や異国情緒というより、かわいらしく弾けたセンスが魅力的! 「フニクリフニクラ」に英語詞を載せた「Dream Boy」が最高です。.
Dream Boy.
Gotta Lotta Love.
Please, Please, Signore.アッパーで力強いトランペット+ダンス心をわきまえたビッグバンドで、60年代ジャズ界を堂々と渡りきります。ジャケットからもわかるように、本作はメキシカン+ラテンな色合い。タイトル曲や「Straight Out」など強力ラテンジャズが最高です! タイトなアンサンブルでぐいぐい聞かせてくれる傑作!.
Almost Like Being In Love.
Straight Out.
Si! Si! M.F..ハワイで活躍するピアニスト。彼がハワイ経由のエイジアン・メロディを取り上げた1枚。チェレステみたいな可愛い音もときどきあって、とてもよいです。ハワイ曲のほか「浜辺の歌」「ここに幸あり」「アリラン」「真白き富士の嶺」などが収録されているのは、ハワイならではの人種の多様性の反映ですね。ちなみに「別れの磯千鳥」はハワイ生まれの日本語楽曲なんです。.
浜辺の歌.
真白き富士の嶺.
アリラン.時代のヒット曲を巧みに配しながら、ソフトで甘い世界を作り出すMr. フンパーディンク。ブレッド「Baby I'm A Want You」バッドフィンガー「Day After Day」カーペンターズの「遥かなる影」など、ソフトロック〜ロック寄りの作品をMOR寄りにして聞かせるヴォーカルと編曲の巧みさにも唸らされます。艶っぽさも歌を輝かせる調味料となっています。「Too Beautiful to Last」が全英14位にチャートイン。.
Close To You.
Baby I'm A Want You.
Too Beautiful To Last.オランダを代表するジャズピアニスト、ピム・ヤコブスのレコーディングキャリアを、コラボレーション曲をピックアップして編集したアルバムです。オランダのトラディショナルグループ、Flairckを迎えた「Oost-West Express」などワールドミュージックそのものでびっくりされるかと思います。トゥーツ・シールマンスのハーモニカや、シンガーを迎えた曲での歌伴のうまさなど、外側から彼の総合音楽家としての魅力を眺めたような好企画。.
Oost-West Express.
I Do It For Your Love.
A Satisfied Mind.アメリカにおけるライブラリー音源配給会社的な役割を担っていたSesacレーベルの定番シリーズ。それが1分間の短いオリジナル曲だけをひたすら作らせた「Just A Minute!」です。本作もストリングスオーケストラによるヴァラエティ豊かなショート曲を多数収録。1950年代の映画のオープニング曲が次々と続いていくような印象! 豊かな短さです!.
Sophisticated Tap dance.
Kiss ‘N’ Miss.
The Carman’s Whistle.1920年代の女性ジャズシンガーとしては異例な低い声(当時は甲高い声が主流)。マイクを使うレコーディングが可能になって以降に発揮された素質だったのでしょうね。ベニー・グッドマン、トミー・ドーシー、エディ・ラングらが彼女をバックアップ。1954年に亡くなった彼女の音源がアルバムにまとめられたのは、これが初めてでした。.
I Must Have That Man.
Little White Lies.
Mood Indigo.80年代後半に「ブルガリアン・ヴォイス」として日本でも大ブームとなった東欧ブルガリアの民俗声楽や器楽音楽を、現地に出向いて最良の音質でレコーディングした先駆的作品です。女性のハーモニーを中心とした神秘的で奥行きの深い世界。CD時代の音質よりもずっと生々しく感じます。.
Togunal mi Yane Sandansski.
Tasar Murat Mara dumache.
Dali tsuni ochi nemam.50年代からグリージーなR&Bオルガンを貫いてきたジミー・マクグリフ。ギタリスト2人を加えたコンボでリリースした本作は、あえて70年代的なジャズファンクにはあまり走らず、本来の持ち味であるブルージーなサウンドを披露した1枚。タイトルは「イカしてるやつ」という意味のスラングで、「イケオジ」くらいのニュアンスでしょうか。.
Everybody I Have The Blues.
Yardbird Suite.
Butterfly.なんとこのかわいらしい女の子がドン・コスタの娘さん! 現在も才気あふれる活動を続けるニッカ・コスタ、12歳のセカンドアルバムです。アメリカではリリースされず、ヨーロッパ、ブラジルなどでのリリース。少女らしいあどけなさからちょっとずつ成長。「He’s My Clown」は泣けて踊れてしまいますしね。ドン・コスタにとっては本作のプロデュースがほぼ遺作のはず。.
Candy Man.
My Boyfriend’s Back.
He’s My Clown.60年代の末からと活動歴は長く、70年代にはラザルスというトリオの一員でした(Bearsvilleに2枚アルバムあり)。繊細で美しいメロディを書き、誠実な歌声で表現。ジェイ・グレイドンらが参加していることからAOR名盤とされていますし、シンガー・ソングライターのファンにもぜひ聴いてほしい質の高いブリージーさです。.
Dreams Come True.
Only Love.
Only Your Heart Can Say.元ハード。そして70年代後半、ライブ盤「Frampton Comes Alive」で全世界を席巻した彼が、事実上のセカンドソロとしてリリースしたアルバム。バンド名義になっています。当時まだフランプトンは23歳。若い情熱を巧みなソングライティングで表現しています。キーボードで参加しているのは、のちにイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズのメンバーになるミッキー・ギャラガー。彼の音色、とてもよいです。.
All Night Long.
Don’t Fade Away.
Do You Feel Like We Do.知的なジャズコンポーザー、ラルフ・バーンズがストリングス&パーカッションと大いに遊んだ一枚。ランバート、ヘンドリックス&ロスが採り上げた「Bijou」は彼のオリジナル。もちろん、ここでもナイスなアレンジで演奏しています。一気に華やかにしてくれる「Strike Up The Band」も素敵ですよ。コミカルとゴージャスが交錯したビッグバンドエキゾ。.
Bijou.
Felicidade.
Day In Day Out.タートルズのコンセプチュアルなポップ大傑作! 曲ごとに違うバンドに扮し、サーフ、サイケ、カントリー、ロックンロール、ハワイアン、エキゾチカなど、ありとあらゆるスタイルで繰り広げる一大ポップ絵巻! そんな手の込んだ遊び精神から傑作シングル「Elenore」やサーフ名曲「Surfer Dan」などが生まれてます。音楽で遊ぶということの意味と価値を思い知らされる作品です。.
Surfer Dan.
Elenore.
You Showed Me.歌心のあるトランペット。スタジオミュージシャンとしての確かな技術もありながら、人間味で心をつかむ人です。このアルバムでもいきなり「Georgia On My Mind」で泣きそうになってしまいました。セルダン・パウエル、デイヴ・ベイリーらメンバーも実力派揃い。奇才ケニヨン・ホプキンスが楽曲提供した「Sweet Juke」なんてストレンジな曲や、ハーモニカをフィーチャリングしたR&Bタッチの「Lilies Of The Field (Amen)」もあり、ふところの広さに感服します。.
Georgia On My Mind.
Lilies Of The Field.
Sweet Juke.混血児としてNYに生まれ、苦みばしった名曲を歌い続けるガーランド・ジェフリーズ。ロックンロールポエットのひとりとして、もっともっと評価されてしかるべき人です。本作はソロでのセカンド。スティーヴ・ガッド、デヴィッド・スピノザらの参加を得て、繊細なソウルを描き出しています。「New York Skyline」は彼の魅力が色濃く出た名曲。レゲエの導入にもストリート感覚あり。後にパンクスにも愛されたシングル曲「Wild In The Streets」も収録。.
New York Skyline.
I May Not Be Your Kind.
Wild In The Streets.イギリスを代表する男性ポピュラーシンガーで、日本では多くの方が「007 ロシアより愛をこめて」で彼の歌声を知ったのではと思います(アメリカでもそうかも)。「007」以前にアメリカでリリースされた作品は意外とレア。こちらは61年のポピュラーアルバム。まだ貫禄充分というほどではない若さもあり(当時31歳)、節回しにはシナトラの影響も感じられますね。.
My Kind Of Girl.
Cheek To Cheek.
Let’s Face The Music And Dance.鬼才ブライアン・デ・パルマ監督が「ファントム・オブ・パラダイス」の1作前に撮ったのが、カルトホラーとして名高い「悪魔のシスター」。シャム双生児の姉妹をめぐるスリラーを、ヒッチコック映画のサントラを担当してきたバーナード・ハーマンが担当しました。サントラ盤は公開から2年後に4チャンネル盤として発売。四方から迫りくるスリリングなスコア!.
Main Title.
The Scar; The Pills; Duo.
Apartment House; The Windows.知性派ピアニスト、ロジャー・ケラウェイの初リーダー作。当時24歳の俊英で、コンポーザーとしても才能を発揮していた彼のコンボをジム・ホールがサポート。カヴァーしている曲もいわゆるジャズスタンダードではないですし、あえてシドニー・ベシェの曲をとりあげたり、ブルージーな南部ルーツを探るような曲もあったり。出発点から際立っていたことを実感できます。レアなステレオ盤。.
Double Fault.
The Black Wall Tunnel Blues.
Same Old, Same Old.80sノイズ/インダストリアル・ミュージック黄金期のリスナーから昨今のエクスペリメンタル・テクノ・フリークまで魅了すること間違いナシ! ルーマニア出身で現在はLAを拠点とする彼女は、東西冷戦時代に一世を風靡した建築様式「ブルータリズム」にインスパイアされた音楽「リズミック・ブルータリズム」を提唱。ヴィンテージなシンセサイザーや高額な機材を一切使わず、フリーウェアを駆使して正に剥き出しのコンクリートのごときビートを放出。『リズミック・ブルータリズム 第1集』と『同 第2集』を収録した2枚組。.
Pillars Of Insanity.
Decay Mode.
Degenerating Human.