1959年公開のクライムサスペンス映画「拳銃の報酬」(ロバート・ワイズ監督)のサウンドトラック。MJQが映画音楽を担当しています。作曲者としてピアノのジョン・ルイスの名を前面に出したクレジット。実際、クラシックの素養を持つルイスらしく管弦のあしらいも堂々としたもの。翌年、このスコアをMJQとして再演した盤が有名ですが、オリジナルはこちらです。.
Prelude To Odds Against Tomorrow.
Morning Trip To Melton.
Waiting Around The River.70年代初頭に2枚のアルバムをリリースしたクリスチャン系シンガー・ソングライター。彼のギター弾き語りだけで通したファーストアルバムです。ティム・バックリーの若き日にも通じるヴォーカルにまずかなりの魅力。そして曲もよいです。経験な信仰がもたらす無私の祈りでありながら、彼自身の音楽家としての個性がどうしようもなく前に出てしまうという、レリジャスフォークの最良のかたちです。.
The Boxer.
Thunderin’.
Have You Heard The Wind?.アフリカを舞台にしたブロードウェイミュージカルからのナンバーをジャズ化した異色作。スタイリッシュかつ多才な黒人ピアニスト、ビリー・テイラーですが、こうした変化球的なテーマはうってつけ。クラーク・テリー、フィル・ウッズらを配した11人コンボ編成で、シンプルかつ知的でリズミカルな世界を展開します。ホルンやチューバ、フルートを擁する管編成も奏功。.
Something Big.
Nothing More To Look Forward To.
Another Time, Another Place.カナダのウィニペグを拠点に活動したSSW。前作「Long Distance Runner」もカナダ系のファンに人気ですね。こちらは2年後のセカンドで、相変わらず清涼感あるサウンドを聴かせてくれますが、1980年という時代を反映したシティ感覚もアップデート。ファーストより数段見つかりにくい作品でもあります。アメリカ人のAORアーティスト、デイン・ドナヒューと名前が似てますが、まったくの別人です。.
The Big One.
Bogart.
Some Old World.ルーサー・ヴァンドロスの完全プロデュースによるディオンヌのコンテンポラリーな名作です。ルーサーは作曲にもかなり関与していて、一曲はデュエットも披露。なかにはかなりチャレンジしたダンスビートの曲もありますが、彼女の前向きな気持ちがアルバムにすこやかな気分を与えています。ラストは「Will You Still Love Me Tomorrow」をゴスペルフィーリングをドラマチックに。.
So Amazing.
What Can A Miracle Do.
Will You Still Love Me Tomorrow.アルゼンチンのジャンゴ・ラインハルトと呼ばれたスイング・ギタリストの貴重な演奏を一枚に集約。超人的な巧さはジャンゴ同様、そこに洒脱な人柄、ジャンゴに比べ暗さが無く、たくましい生命力と軽みがににじみ出ており、それが人気の秘密でもあります。テキサスの名門リイシューレーベルRambler(ウェスタンスイングの宝庫!)からのアルバム。.
I Got Rhythm.
Russian Lullaby.
Bugle Call Rag.SOLD OUT
1964年、「The In Crowd」大ヒット直前の、アブラが乗った時期のラムゼイ・ルイス・トリオのライブ盤です。ワシントンDCのジャズクラブでの演奏。A面は「ウェストサイド物語」メドレーなどポピュラーな選曲。B面に入るとぐっとブルージー&グルーヴィーに。リトル・ウォルターでおなじみ「My Babe」のカヴァーはかっこいいモッドジャズ!.
My Babe.
Something You Got.
People.SOLD OUT
1960年代のイギリスで、シングル数枚(1枚だけのバンドもたくさん)をリリースしてシーンから消えたバンドたちを全27曲! イギリスではサイケデリックの代わりに「フリークビート」という言葉も使われていました。アメリカのレイドバック感とは違い、引き締まったポップさ、シャープさ、そしてぶっとんだ感覚。ビートルズからの影響もあるし、モッズ、ソフトロック的な隠れ名曲もたくさん。オープニングを飾るペニー・ピープスなんて、シングル1枚で10万円以上ですからね。この沼は深い! このコンピも今や入手難です!.
Model Village.
Try To Keep It Secret.
Tell Her.キャノンボール・アダレイに見出され、共演ライヴ盤でデビューした黒人ヴォーカリスト。こちらは黒人としての意識を強く感じさせるソウルフルヴォイスが冴え渡るスタジオデビュー盤。「Walk Tall」やニーナ・シモンで有名な「I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free」には1968年の黒人たちの意識の高まりが感じられます。ストリングスを使ったリフが最高な「When They Ask About You」などは、ショーティ・ロジャースによるアレンジの真骨頂といえるでしょう。.
Walk Tall.
I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free.
When They Ask About You.Tiger Lilyからリリースしたエクストラゴドナリー・バンド名義のアルバムは激(×10000)レア。60年代にはゴードン&ボナーのコンビでソングライターとして活動したアラン・ゴードン。彼のその幻のアルバム収録曲で、シングルはなぜかRCAからのリリースでした。アレンジはチャーリー・カレロ。ニューヨーカーらしいディスコタッチの晴れやかなナンバー。メロディの良さがキラリ。.
Step Up To The Mike.「An Electrifying Musical Experience!」とサブタイトルが付けられたテルミン・レコードの古典です。本来はヒッチコック映画「白い恐怖」(45年)のために書かれたミコラス・ローザのスコア(そこでもテルミンが、すでに使われています)。それをサミュエル・ホフマンを起用してリアレンジ。恐怖だけでなく重層的なスコアの美しさも得難いもの!.
Main Theme.
Scherzo.
Constance.ヒゲ男爵系ジャズ。ジョー・ターナーと言っても、ブルース/R&Bシンガーのビッグ・ジョー・ターナーではなく、ユービー・ブレイクやジェームス・P・ジョンソンの影響下に育ったラグタイムピアニストのソロピアノ。御年70歳くらいでしょうか? オレ流の力強い指さばきが素敵です。“唄うピアノ”というのは、こういう音のこと。.
Taboo.
Loncy.
Effervescence.ウォーのハーモニカ奏者であり、中心人物として今も活動を率いるリー・オスカー。LAチカーノソウルのエッセンスを洗練させ、コンテンポラリーなソウルジャズ/フュージョンとして表現した初のソロアルバムです。チカーノたちの歴史を組曲として構成するなど、都会的なメロウさだけではない骨のある個性が魅力です。.
BLT.
Sunshine Keri.
Starkite.80年代モダンソウルの人気盤「Love Changes」からタイトル曲をシングルカット。じっくり大人なミディアムメロウです。B面はよりダンサブルで下世話な歌謡曲味もあって、これもいいな。.
Love Changes.
Got To Know.ピアノを弾きながら歌ってジャイヴする子供ブルースマン! 9歳から11歳までにSPに録音されたやんちゃなブルースの数々を集めた編集盤です。数のカウントが美味しすぎる「Numbers Boogie」、ルイ・ジョーダンのナンバーに挑戦の「Caldonia」などなど全14曲。ブルースなのに楽しい気分になること間違いなし!.
Number Boogie.
Caldonia.
Christmas Boogie.MercuryのA&Rを務めていた立場を利用して(?)、同社のステレオリリース第1号にちゃっかり収まったのがこのアルバム。コミカルな木管&金管がラウンジ色を濃くしています。また、裏ジャケのライナーに、ステレオ効果により音の壁が広がるという意味で“Wall Of Sound”という言葉が使用されています。アルフィ&ハリー(デヴィッド・セヴィル)の「The Trouble With Harry」のカヴァーはとても珍しいですよ。.
Dancing Tambourine.
The Trouble With Harry.
Let’s Dance.デイヴ・メイスン・バンド出身のマイク・フィニガン(ソロ作も人気です)とジム・クルーガー、ボズ・スキャッグス・バンド出身のレス・デューデックと組んだ職人肌バンド。ヘビーメタルみたいなジャケットですが、よく練られたアレンジで爽快なシティサウンドが詰まってます。うまくメロウに転化させる手腕は、さすが達人たちのグループという感じ。.
Angels Fall.
Just Like The Weather.
It’s All About You.ギャンブル映画の決定版! 音楽は脂が乗った時期のラロ・シフリン。ジャジーでゆったりした雰囲気ながらも緊張感のあるスコアは、まさに彼の真骨頂。ヒット映画を舞台に、いろんなことを試しているようですね。タイトル曲ではレイ・チャールズが「これは、魂の勝負だ」と歌ってます。.
The Cincinnati Kid.
Shooter.
At The Farm.これは最高! 50年代から活動する混声コーラスグループ。「古いモノを新しく」をモットーに、開拓時代や西部劇をテーマにしたスタンダードを斬新でスインギーなジャズ、ラテンやボッサに作り替えてしまいました。シャープなサウンドとまろやかなコーラスのマッチングの妙! まるでもうひとつのアラン・コープランド・コンスピレイシー! まずサヴァンナ・バンド風のビートもかわいい「Donkey Serenade」で驚こう!.
The Donkey Serenade.
On The Trail.
Wagon Wheels.同時期のロニー・リストン・スミスにも通じるスピリチュアルな香りと、フュージョンと呼ぶほどには甘くならないソリッドなソウルジャズサウンド。A面にはマイク・ノック、ウィルトン・フェルダーらに加え、あのピーター・アイヴァースがエレクトリックハーモニカで参加しています! B面はモントルー・ジャズフェスのライブ。.
Blood Of The Sun, Secondary Pulse.
Blood Of The Sun, Tertiary Pulse.
The Tree Of Forbidden Fruit, Gamma Branch.素晴らしい歌唱力を買われ、スピリット・オブ・メンフィス・カルテット、ゴールデン・エコーズ、フェアフィールド・フォーなど数々の名門ゴスペルグループでリードシンガーを担当したシンガー。リトル・アックスは愛称で、本名はウィリアム・ブロードナックス)。本国アメリカでは実現していなかった彼のキャリアを総括するコンピレーション。ほぼアカペラコーラス。濃厚です! スウェーデンのみでの発売でした。.
Glory Glory.
My Life Is In His Hands.
So Many Years (Jesus In Heaven).イギリスのテレビ局「チャンネル4」で放映されたドラマのサウンドトラック。なんとエルヴィス・コステロがプログレバンド、グリフォンの元メンバー、リチャード・ハーヴェイとのコンビで取り組んだ異色作です。彼の歌声はいっさいなく、オーケストレーションを主体としたトラックで全体が統一されています。あえてクラシカルなスコアのこだわっていて、ドラマの深みやサスペンス感を表現しています。.
G.B.H. Opening Titles; The Life And Times Of Michael Murray.
Bubbles.
Smack ‘Im!.名匠シドニー・ルメット監督、マーロン・ブランド主演の映画「蛇皮の服を着た男」のサントラ盤です。クリード・テイラーの音楽的な参謀でもあったケニヨン・ホプキンスがサントラを担当。重厚なオーケストラ・スコアだけでなく、マーロン・ブランドの不良性に呼応したR&B的なビートナンバーもある(しかも、かっこいい)のが印象的!.
Bird Song.
Get Crazy.
High Pocket Blues.オーティスにかわいがられたソウルシンガー。小気味良い爆発力をノーザンソウルスタイルでうまく活かしたナンバーです。ヒットはしませんでしたが、60年代ソウルのファンの好きなツボ、確実に押してますよね! シングルはモノラルミックス。.
Aunt Dora’s Love Soul Shack.
Is That You Love.イギリス録音で、英語楽曲を中心に収録したアルバム。と言うか、今ではエルヴィス・コステロのカヴァーで有名になった「She」(「忘れじの面影」)のオリジナルを収めているアルバムという位置づけでしょうか。ソングライターとしても常にフランスの第一線に立ってきた才人ですから、本作も当然のように全曲自作。多くのシンガーに採り上げられた「Yesterday When I Was Young」(「帰りこぬ青春」)の自演版もあり、デル・ニューマンのアレンジでドラマチックな世界を伝えてくれます。.
シー.
帰りこぬ青春.
We Can Never Know.ある意味、ポール・サイモンより早かったかもしれないアフリカンミュージックへのアプローチ。このアルバムのタイトル曲を聴くと、ここにあった可能性と彼らのチャレンジに敬意を覚えます(もちろん曲として気持ちいい)。ライヴアルバムでありながら新曲で構成したのも意欲的。ちなみにドラムはジェフ・ポーカロ。あまり語られない作品ですが、ぜひ今一度。.
Sudan Village.
‘Cause You Love.
Baby I’ll Give It To You.のちにはソングライター/プロデューサー業に本腰を入れ、マーヴィン・ゲイ一世一代の大名曲「What’s Going On」を共作する人、それがエド・タウンゼンドです。若き日のシンガー志望時代、Capitolに残した2枚のアルバムのうち、これが2枚目。まろやかな低音ボイスとネルソン・リドルのアレンジが男の粋を浮かび上がらせます。.
When My Dream Boat Comes Home.
Don’t Get Around Much Anymore.
Don’t Ever Leave Me.ファンキーなトロンボーン奏者。難しいジャズには近寄らず、ひたすらパーティーライクなサウンドを追求したこんな人こそ、今は頼りになるというものです。思わずバックのミュージシャンもマイクも無いのに歌っちゃう。ワンホーンで、スカスカながら団子状でグルーヴしまくる「Blow Your Horn」「Hold It」「Stand By Me」最高!.
Hold It.
Stand By Me.
Blow Your Horn.80年代前半に2枚のアルバムを残しているドイツのAORファンク/ブラジリアンジャズバンド。とにかくファーストがめちゃくちゃ人気が高い&激レアですが、3年後にリリースされたこのセカンドも負けず劣らずの好内容。人気面で負けているのは、ブラジル色が薄まったから? ジャケのせい? でも、今はこのサウンドのヴァラエティも武器になるはず。シンガーのフィリップ・アール・エドワーズの声がまずとてもいいし、複雑なコードを使いながらあくまでメロウな楽曲のクオリティが本当に高いのです!.
Rosie.
Jack The Rapper.
Foolin’ Arounf.1950年代のヒットミュージカル「パジャマ・ゲーム」の映画化にあたって主演を務めたのがドリス・デイ。彼女の人気絶頂期を代表する仕事のひとつです。楽曲担当はリチャード・ドラーとジェリー・ロス(60年代に活躍したプロデューサーとは別人)で、当時まだ新進気鋭のコンビでしたが、ロスは舞台の大ヒット後に若くして亡くなっていて、この映画版は見ていないんですよね。.
The Pajama Game.
I’m Not At All In Love.
Steam Heat.