1972年4月1日、2日、カリブ海のプエルトリコで開催された初めてのロックフェスティヴァル。その模様をライブ収録した2枚組です。いきなり最初のJ・ガイルズ・バンドからフルスロットル! B・B・キング、ELP、オールマン・ブラザーズ・バンド、ドクター・ジョン、オシビサ、マハヴィシュヌ・オーケストラ(ジョン・マクラフリンのギターすごすぎ!)と非常に興味深いラインアップ。ある意味、ウッドストックよりも今の耳にはフィットするかも。.
Looking For A Love.
The Noonward Race.
Why I Sing The Blues.リチャード・ウェスのアレンジしたビッグバンドで快調にスイングするB面が圧巻。当時の彼女が白人ジャズシンガーとして絶頂期にあったことが、はっきりと感じ取れます。抜群のタイム感、フレージング、情感の込め方、そして最終的に余韻として残るクールさ。最高ですね。女性シンガーのアルバムとしては挑発的すぎるアートワークもすごい!.
Witchcraft .
I Hear The Music Now.
You Don’t Know What Love Is.60年代Capitolを舞台に制作されたゲイリー・アッシャー主導の架空グループ・プロジェクトのひとつ。メンバーはこの手のプロジェクトでは毎度おなじみハル・ブレイン、グレン・キャンベル、スティーヴ・ダグラスなどレッキングクルーの中核。ドラッグ(車)ものの中でもさらに人気の高いモーターバイクもの。初期ビーチ・ボーイズ風のヴォーカル&コーラス曲に加え、インストナンバーは不良度高いです。.
Death Valley Run.
Hill Climb.
Mean Streak.プエルトリコからニューヨークに移住し、アメリカでデビューした兄弟グループ。デビュー当時から所属するニューヨーク・サルサ名門Cotiqueレーベルからリリースした本作は、活動10周年を自ら祝ったアルバム。ハーレムの熱気を浴びながらファミリーグループならではの結束力を強めていった彼らの音楽には、息がバッチリ合った見事さとおおらかな余裕の両方を感じますね! .
Quien Quiere.
Disco Bailable.
Para Mi Un Perdon.自伝的で率直な曲、放浪をテーマにした曲、そしてちょっと甘酸っぱいノスタルジックなメロディ。こうしたフォーキーさが好きな人にはジャストな内容。歌とギターとハーモニカにアコースティックベースが加わるという編成でほとんどの曲を演奏しています。サンフランシスコ録音。80年代の作品とは信じがたいほど純な人柄の伝わるフォーキーSSW作品。.
Chicago's Cold.
Wait For Your Call.
The Times Back When.60年代後半、東洋的な神秘主義に魅了されていったマルチリード奏者ポール・ホーン。あのマハリシ・ヨギに師事し、カシミール地方のミュージシャンと制作した静かなる野心作です。もはやジャズ的な要素はほぼ皆無となり、ラーガ/エキゾ的な楽曲がひたすら続きますが、タブラのソロにフルートを加えた構成など、むしろいまの耳で聴くほうが発見があるかと思います。.
Arti.
Tabla Solo In Teental.
Raga Puira Dhanashri.コロラド州デンバーのBiscuit Cityからリリースされたシンガーの唯一作。次作を歌うのではなく、ピート・マッケイブやメアリー・フラワーらの作品などを採り上げていますが。マインドはSSW世代。アル・アンダーソン+ヴァン・モリスンみたいな声もいいですね。ローカル版ピーター・ゴールウェイのような「Papa Always Said」が、なにしろ絶品中の絶品なのです。.
Papa Always Said.
Ballad Of Roger Sparks.
The Singing Of A Song.1955年にハービー・ハーパー・クインテット名義でリリースされたウェストコーストジャズ逸品を、2年後の57年にレッド・ミッチェルらメンバーも同列で併記した新アートワークでリイシュー。それぞれのミュージシャンたちの演奏も随所でわかりやすくフィーチャリングされているし、アンサンブルも絶妙。これは「誰かのクインテット」ではなく「5人でひとつのグループ」と言いたくなったのわかる気がします!.
King Porter Stomp.
Don’t Buck It.
Juan Don.ジャマイカ出身のレゲエグループの多くはコーラスグループとしての活動ですが、自分たちで演奏も担うバンドとして成功したのがインナー・サークル。なかでも本作はイギリスで大ヒット。ディスコソウルへと接近した「Everything Is Great」など、自由にやりたいことを広げて結果を残していきました。.
Everything Is Great.
Stop Breaking My Heart.
Roots Rock Symphony.リンダ・ロンシュタットらへの楽曲提供で知られるカナダ出身の姉妹SSW。「Rolling Stone」誌上で当時絶賛されたこのアルバムがセカンドになります。プロデュースはファーストと同じくジョー・ボイド。芯の強さとほのかな洒落心が同居していて、聴く者を和ませます。さらりとフラン語の曲が入るのもいいですね。ケイトはルーファス・ウェインライトの母でもあります。.
Dancer With Bruised Knees.
Be My Baby.
Naufragee Du Tendre.ブルージーなフィーリングいっぱいに、キュートで情熱的なヴォーカルを聴かせる女性シンガー。RCAを経て再びキャピトルに戻ったのが1950年代後期。より円熟味を増した表現力でたおやかなヴォーカル作品を発表してゆきます。本作は恋の痛手や別れのつらさを歌った名曲集。彼女の歌声の芯にある強さが、悲しい気持ちに寄り添って支えてくれてるようでもあります。.
You Always Hurt The One You Love.
Please Don’t Talk Abut Me When I’m Gone.
A Faded Summer Love.レス・バクスターのお洒落路線での最高傑作。そして、良好な状態ではほとんど見かけなくなりました。超美麗な女性ジャケそのままに、ヨーロッパ感覚をコーラス、ストリングス、様々なパーカッションで表現しきっています。トイピアノと口笛をあしらったA-1「Ricordate Marcellino」から早くも絶品でして。50年代Capitol後期をしめくくるにふさわしい超美麗なポートレートジャケ! もはやファインアートの領域ですね。.
Ricordate Marcellino.
Mon Amour.
Dance From Bonjour Tristesse.マーサー・エリントンはあの巨匠デューク・エリントンの息子。自身はトランペッターとしてジャズの道に進み、やがて父同様にユニークな個性のビッグバンドリーダーへと育っていきます。父ほどジャズ史に名を残したわけではないですが、しっかりと知性と実験心を受け継いでいることがわかります。自作曲に交えて「Mood Indigo」など父の曲も演奏。アートワーク素敵です。粋!.
Coral Rock.
Dawn Of A Greenhorn.
Mood Indigo.どうやらドン・コスタの変名仕事と思われるオーケストラ作品です。マイナーレーベルからのリリースですが、編成はゴージャスですし、とてもしゃれてます。ニューヨークのカラフルな華やかさ、喧騒と叙情のコントラストを絶妙にサウンドスケープ化していて、実はこれは傑作と思います。コスタの書き下ろし曲もとてもいいです。.
Headin’ Home.
Durango.
Spanish Harlem.フライング・ブリトー・ブラザース出身で、良いソロを残しているのはグラム・パーソンズだけではないのです。本作はイーグルスのメンバーらのバックアップを受けてのファースト・ソロ。淡さをたたえた歌声は決して上手いものではないのですが、優しさや寂しさを抱えた彼の作風にとてもよく似合います。CDでは伝わりにくい温もりを求める方に。.
Deliver Me.
In A Dream.
Jenny’s Blues.やさしげなシンガーソングライター全盛期にあってFolkwaysからのデビュー。幼さの残る顔立ちですし、歌声だってまだ少年のようですが、ギターの鳴りにしても、曲にしても硬派な雰囲気漂う青年です。たとえて言えば、ボブ・ディランのファースト・アルバムのみに影響を受けて音楽を始めたような。しかし、余分なものを削ぎ落とした瑞々しさに、とても惹かれるものがあります。.
Rollin’ To The Border.
Meet Me In The Roadhouse (Tonight).
The Lily Of The West.スリム・ゲイラードとのコンビで戦前、一世を風靡。その後も、ハミングするベーシストとしてオフビートな音楽生活を送ったスラム・スチュワートが渡仏。フランスの好事家レーベルBlack & Blueに残した一作目です。スリム&スラム時代の名曲「Flat Foot Flewzy」のスラムだけヴァージョンも聴けます。ダン・ヒックスの心の父! ジョン・ピザレリの心の祖父!.
The Flat Foot Floogee.
On The Sunny Side Of The Street.
Slam-Bam.プロデュースをカラパナのD.J.プラットが担当し、彼らの弟分としてデビューしたロコな若者4人組。アコースティックなタッチをベースにしながら志向は16ビート系のグルーヴ。76年から77年へ移り変わるハワイの大晦日パーティー気分を活写し、音楽への感謝を捧げた最高の名曲「New Year's Eve 1976」、これぞハワイアングルーヴという爽快な名曲「Kona Day」など名曲揃いのファースト!.
New Year's Eve 1976.
Kona Day.
Understanding To The Man.アメリカの有名なタレント発掘ショウの司会者としてラジオ〜テレビデイズを生きたアーサー・ゴッドフリー。音楽に見識ありとは言え、プロではない彼をディック・ハイマンらが優しく囲んで作り上げた素敵な素敵な人柄ヴォーカルアルバム。そして主役のアーサー氏が爪弾くのは、彼の特異芸であるウクレレです! これがまた素敵! ヒップなインスト「Bum-Deedle-Um-Bo」に仰天!.
Bum-Deedle-Um-Bo.
'S Wonderful.
I’m Lookin’ For A Riff.ホワイト・ブルース界の重要人物3人による若き日のブルース・ジャム。1964年から66年にかけてのセッションで、Togetherレコードで初めて陽の目を見たレコーディングです。バリー・ゴールドバーグのオリジナル曲が3曲あるなど、すでに非凡な才能を発揮していたことが伺いしれます。きちんとレコーディングしていたら、きっと血湧き肉踊る内容になったであろうことを想像させるブルースロック黎明期の記録です。.
Big Boss Man.
I Love And Lost.
Slow Down I’m Gonna Lose You.ジェントルなソフト・カントリー路線の名作「Gasoline」の流れを継ぐ、たおやかにレイドバックしたカントリーロック。東海岸きってのポップ・メイカーとして60年代を過ごした彼のセカンド・ソロです。「(The Likes Of) Louise」「It's Still The Same」とグッドタイミーなナンバーが並ぶB面では60年代NYの幻がほのかに見えます。.
(The Likes Of) Louise.
It's Still The Same.
(I Want) The Real Thing.アル・クーパー、ハーヴェイ・ブルックスらがNYの面々がバックを付け、トム・ウィルソンとアーサー・ゴールソンがプロデュースしたフォークロックの名盤です。フィル・オクスと学生時代の友人だったジム・グローヴァー(ライナーは、フィル)と美しき奥様ジーン とのデュオ。この当時のグリニッジ・ヴィレッジの先頭走者によるサウンド。ヒップです。.
Changes.
Flower Lady.
It’s Really Real.60年代から活動するポップソウル・デュオ(女性シンガーのピーチズは3代目)。70年代後半からディスコ路線に進みますが、いちばんの大ヒットはバラード「Reunited」でした。その勢いに乗っていた時代のアルバム。BPM早め&爽快なディスコがばっちり詰まってますし、メロウなミディアムもいいんです。そっち方面が好きな人は「Put It There」を!.
Put It There.
Howzabout Some Love.
Love Lift.元モーメンツのメンバーが、名前を変えて組んだ80s仕様のスウィートソウルグループ。前作に収録されていた「Special Lady」があまりにも有名ですが、このセカンドもスウィートソウルの醍醐味を存分に味わえる作品です。中でもストリングスがバックで「夏の日の恋」のメロディを奏でる「I’ll Remember You With Love」は、清涼感をたたえた美曲!.
I’ll Remember You With Love.
Each Time Is Like The First Time.
Shoestrings.ライ・クーダーのバンドでシンガーとして活動してきた彼のファーストソロアルバム。マイケル・オマーティアンが全面に渡ってアレンジを手掛けた捨て曲なしのシティソウル傑作です。ファルセットを活かした爽快でソリッドなナンバー「Fool For The Night」「If You Don’t Want My Love」のリズムトラックをジェイ・グレイドンがアレンジし、この2曲ではデヴィッド・フォスターがピアノで参加。プロデュースはスティーヴ・バリ。ポール・ジャクソン、エド・グリーンらも参加。.
Fool For The Night.
If You Don’t Want My Love.
Mind Reader.ミネソタのフォークシーンが産んだ良心。彼が1980年にリリースしたファーストソロアルバムです。名作の誉れ高い「The Iowa Waltz」やコーヒーハウスでのライブ盤はこの後のレコーディングなんです。いきなりのタイトル曲から「44」と「66」という数字にまつわるストーリーテラーぶりを発揮。70年代から地元で歌い続けてきた彼の個性はすでに完成しています。.
44 And 66.
Don’t You Think Too Much.
Downtown.レナ・ホーンとミシェル・ルグランのコラボレーション。コーネル・デュプリー、グラディ・テイトといった一流のジャズ・ミュージシャンがサポートがサウンドの肝です。「I Will Wait For You」でうねりまくるフェンダーベースにはオドロキですね。音もすごくいい! ウォームで洒落っ気のあるファンキーなジャズ・ヴォーカル・アルバムです。.
I Will Wait For You.
Being A Woman.
Everything That Happens To You, Happens To Me.サントラ盤ということであまり話題になりませんが、みんな大好き人気盤「Music Fuh Ya」の流れを汲むカリビアンレイドバック・グルーヴが味わえるアルバムなのです。ロバート・グリニッチのスティールパンをフィーチャリングしたスローグルーヴ「Love Theme in the Key of D」からして最高。A面は歌もの、B面はインスト中心の構成。このB面もかなり曲者のメロウ感満点なんです。最近意外とレアです。.
Love Theme In The Key Of D.
Brother’s Doin’ Time.
The Funeral March.元モーメンツのメンバーが、名前を変えて組んだ80s仕様のスウィートソウル・グループ。これで4作目。時流を意識しつつも自分たちの持ち味である甘さは絶対にキープ。自ら作曲もプロデュースもできるチームだからこその統一感なのです。レベルの高い楽曲が続いて最高です。.
If We Open Up.
Love Minus One.
Gambled On Your Love.あのヴァシュティ・バニヤンやオリヴィア・ニュートン・ジョンが10代のガールシンガーだった時代の貴重なシングル音源を聴くことができるコンピレーション。いまと違ってこの当時はこういうオムニバスは本当に重宝しました。スモール・フェイセズ以前のスティーヴ・マリオットの歌声など、他にもレアトラック満載。全22曲収録です。.
Something.
Till You Say You’ll Be Mine.
Give Her My Records.