【曲目】What The World Needs Now Is Love / Anyone Who Had A Heart / Always Something There To Remind Me / Make It Easy On Yourself / Walk On By / What’s New Pussycat? // Queen Jane Approximately / Mr. Tambourine Man / Like A Rolling Stone / Don’t Think Twice / All I Really Want To Do / Blowin’ In The Wind
Marty Paichの編曲によるオーケストラをバックにした、あまり見かけない1枚。南太平洋やNY、イタリアなど世界各地を歌で旅する内容で、「Bali Ha'i」や「Autumn in New York」などを、いつもの超絶ハーモニー(それでいてイヤらしくない!)でしなやかに披露。いつもながらの圧倒的な歌唱力に、溜息が漏れます。ジャジーなバックも素敵。まだモノ盤の多いこの時期。ステレオ盤は珍しいです。.
収録曲・データ
【曲目】Bali Ha’i / How Are Things In Glocca Morra? / My Little Grass Shack In Kealakekua, Hawaii / Sand In My Shoes / Autumn In New York / April In Fairbanks // Italian Street Song / Massachusetts / Isle Of Capri / A Nightingale Sang Berkeley Square / Dixie / Island In The West Indies
【曲目】 Remember Me / Wait And See / Big Deal / Don’t Tell Me Not To Love You / I Can’t Hold Back The Tears / Kissin’ Time // Just Once More / Like I Did / The Boy Most Likely To Succeed / Little By Little / Too Many / Say Goodbye To Bobby
香港で今も活躍する女性シンガー、テレサ・カルピオ(杜麗莎)。後年の作品がエイジアンAORとして評価される彼女。これがデビュー・アルバムです。18歳ながらこの歌の巧さ。転調するサビへの流れが秀逸な「Do You Love Me」A&Mみたいなポップス「Jamie」など、B面の甘酸っぱい流れが最高です。「Sad Sweet Dreamer」での囁くような歌唱も色っぽい! 歌謡曲のようなアレンジが日本のリスナーの耳にはくすぐったくも心地良いのです。満を持してのリリースだったのでしょう。シンガポール、マレーシア、香港、タイでリリースされています。.
Reprise期のヴォーグスは、サウンドといいコーラスといい、素晴らしい輝きを放ちます。若々しいソフトロック感覚によるバンドサウンドを用いてアダルト層に向け50年代ポップス作品のムードを再提示するバンドとして、しっかり立ち位置を得ていたのでしょう。「A Taste Of Honey」を聴くとよく分かります。編曲アーニー・フリーマン、制作ディック・グラッサーの名コンビ。コーラス・ファン、ポップス・ファン、ソフトロック・ファン。それぞれお見落としなきよう。.
収録曲・データ
【曲目】I’ve Got my Eyes On You / I Will / On Broadway / I’ll Know My Love (By The Way She Talks) / A Taste Of Honey // Till / She Was Too Good To Me / No, Not Much / The Sun Shines Out Of Your Shoes / Woman helping Man
彼らの最大のヒット(全米6位)となったメロウな「Sharing The Night Together」を含む8作目。「When You're In Love With A Beautiful Woman」も全米6位。人気の「Sexy Eyes」がヒットするのは翌年ですが、本作にもすでにシティポップな香りが濃厚。日が暮れた頃に似合います。ジャケからは想像つかないかもしれませんが、本当です。.
収録曲・データ
【曲目】Sharing The Night Together / Sweetest Of All / Storms Never Last / I Don't Want To Be Alone Tonight / Knowing She's There // Clyde / When You're In Love With A Beautiful Woman / Dooley Jones / I Gave Her Comfort / All The Time In The World / You Make My Pants Want To Get Up And Dance
かっこよくグルーヴするサンバ・アレンジの「Gentle On My Mind」が最高です! ナンシー・ウィルソンの時代への対応力を見せつけたナンバーですね。洒落たワルツ・アレンジの「Love Is Blue」では、艶やかにしっとりと。ボッサな「The Look Of Love」や、ドラマティックな展開が素晴らしい「Face It Girl, It’s Over」など、多作のせいもあって、彼女には見落とされているアルバムがまだまだ多いなと痛感しました。プロデュースはデイヴ・キャヴァナー。.
収録曲・データ
【曲目】Wave / Make Me A Present Of You / Gentle On My Mind / When I Look In Your Eyes / Love Is Blue / Walk Away // Face It Girl, It’s Over / The Look Of Love / One Like You / Make Me Rainbows / How Insensitive
彼の名を一躍有名にしたのは映画「華麗なる賭け」で歌ったミシェル・ルグラン作「風のささやき」でした。イギリス生まれで、名優レックス・ハリソンの息子という彼。これがファーストになります。凛とした説得力のあるヴォーカルに味があります。「God Bless The Child」が素晴らしい。ボッサな「Nothing But A Fool」もお見逃し無く! SSW時代のディオン好きなら、絶対オススメ。.
「ウェストサイド物語」のナタリー・ウッドと「サウンド・オブ・ミュージック」のクリストファー・プラマーが共演した映画「サンセット物語」。少女が銀幕の世界でスターの座をつかむストーリーにアンドレ・プレヴィンがスコアをつけました。ナタリー・ウッドが劇中で歌う「You’re Gonna Hear From Me」にはスクリーンテスト版、映画版(劇中の設定)があったり、華やかさだけでない独創的なスコアもあり、よく考えられたサントラです。.
【曲目】My Isle Of Golden Dreams / For You A Lei / To You, Sweetheart, Alohax / Mapuana / Ua Like No A Like / Catamaran // Beyond The Reef / Paradise / The Magic Islanders / Makalapua / How D'Ya Do / King's Serenade (Imi Au La Oe), Aloha Oe (Farewell To Thee)
80年代ファンカラティーナの申し子たち。このセカンドがふっきれてて最高なのです。プロデュースは洒落者トニー・ヴィスコンティ! イギリス版サヴァンナ・バンド〜キッド・クレオールのラインですね。「Don't Stop The Crazy Rhythm」最高! 「High Life」「Cherry Pink And Apple Blossom」気持ちいい! いやはや、改めて聴いても文句無しの快作です!.
スタジオでの演奏をそのままマスターディスクにカッティングすることで高音質を実現。そんな失敗の許されない状況で録音された一枚。それなのにブラスもストリングスも入れちゃって。さすがの完成度。これぞ生(レア)グルーヴといった感じの「Laughter In The Rain」「Never Can Say Goodbye」最高です! 45回転全4曲。.
ベスト盤みたいなタイトルですが、れっきとしたオリジナル。50年代末にリリースしていたシングルをまとめたものです。絶頂期のファッツ、歌も演奏も悪かろうはずはありません。録音時期からして、ドラムスはほぼアール・パーマーでしょう。バックビートの効いた「Be My Guest」や「I’m Gonna Be A Wheel Some Day」など、軽妙でソウルフルな持ち味が全開です。.