ブレンダ・ラッセルと、その夫ブライアン・ラッセル(白人)のセカンド・アルバム。デヴィッド・フォスターらLAのAORシーンから協力を得て制作された76年のファーストと比べると、よりメロウかつファンキーにグレードアップ。それが如実にわかるタイトル曲や「That’s All Right Too」の洒脱なグルーヴ、仲睦まじいデュエットが良いですねぇ。この後彼らは離婚してしまうのですが…。ファーストよりレアな人気盤です。.
Columbiaの雇われプロデューサー職を投げうってソロへ。これがファースト。内容はもちろん、ジャケットの見開きや紙質も含めて「アルバム」という言葉の意味にふさわしい傑作。今聴くと、彼はこの時期からジャズ指向を見せていたように思えます。すなわちロックのミュージシャンを使ってまとめ上げたジャズ小唄的な作品世界とも。やっぱりこれは名盤です。A-1「The Songs Of The Elves」からラストの「Railroad Train Runnin' Up My Back」まで、嫌いになれる要素ゼロ!.
ミシェル・ルグランが代表曲を70年代のモードでリアレンジした作品を揃えた人気盤。オーケストラや自身のピアノを上品に配したロマンチックなナンバーが中心ですが、息をのむようなお洒落なファンキー・チューン「The Deep Blue C」「Picasso Summer」も収録しています。モダンと気品が同居した人気アルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】Brian’s Song / Theme From “The Go-Between” / The Deep Blue C / What Are You Doing The Rest Of Your Life / Picasso Summer / Dis-Moi // Summer Of ‘42 / Wuthering Height / Pieces Of Dreams / The Windmills Of Your Mind / I Will Say Goodbye
楽しき哉、スイング! 1932年から45年までトミー・ドーシーが率いたスモール・コンボ、クランベイク・セブンの楽しい録音を一枚にまとめて、美麗なジャケで発売したアルバムです。若きフランク・シナトラの初々しい歌唱も「Head on My Pillow」で聴けます。専属の女性シンガーだったイーディス・ライト嬢の歌声も勝ち気な感じで大変魅力的。バディ・リッチ、ジョー・ブシュキン、バド・フリーマンらの演奏も弾けてます!.
1976年のリイシュー(オリジナルリリースは1956年)。モノラル音源をステレオ・カッティング盤に収録したレコードです(ステレオ針での再生をお勧めします)。A-1「Charles Yardbird Parker Was His Name」の中盤〜後半にかけて1本のキズによるプチノイズ少々入ります。他はEX++ほどです。
ヒップなジャズ・ボーカルといえばこの一枚!
ピアニスト、シンガー、そしてソングライターとして最上級の粋人。レジェンダリーなファースト・アルバム「Devil May Care」の再発盤がこちら。オリジナルのA面、B面を入れ替え、ジャケもボブの発売年の76年の姿にしてあります。 2018年に94歳で逝去した才人に、愛と哀悼と敬意を込めて。.
収録曲・データ
【曲目】Charles Yardbird Parker Was His Name/Yardbird Suite / Baltimore Oriole / I Don't Mind / Devil May Care / Midnight Sun / Johnny One Note // Old Devil Moon / It Could Happen To You / I Had The Craziest Dream / You're The Dangerous Type / Ow / Polka Dots And Moonbeams
Blue Note United Artistブルー&ホワイト・レーベル。多少チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ビリー・ウッテン参加のメロウ&ソリッドな傑作。
スリリング&ソリッドなJBメドレー(I Don’t Want Nobody To Give Me Nothing〜Cold Sweat)を収録していることで有名な一枚ですが、今の気分はむしろスティーヴィー・ワンダーの「If You Really Love Me」のとろけそうなカヴァーの方かしら。ビリー・ウッテンのヴィブラフォンがこれまた魅惑のアクセント。ジャケはBlue Noteらしくないですが、中身はこれぞBN-LA時代への予告篇!.
【曲目】Swing Low, Sweet Chariot / Life Is Just A Bowl Of Cherries / Deep Purple / My Sugar Is So Refined / Brahms’ Lullaby / The Desert Song // Stormy Weather / I Married An Angel / Tenderly / The Old Ox Road / Love Walked In / Basin Street Blues
カルロス・サンタナの弟がマロの後に残したトロピカルAORアルバムの傑作! 人気曲「Sandy」が最高なのはもちろんのこと、全編きらびやかなオーシャングルーヴが詰まった一枚です。遊び疲れたときのBGMにはスウィートな「Love The Way」がオススメ! 泣けて踊れちゃうトロピカル・ポップ「We Are There」も人気ですね。ヴォーカルはマロのメンバーだったリチャード・ビーン。夕暮れ、火照った身体にビール、そしてこの1枚。.
収録曲・データ
【曲目】Sandy / Tonight You're Mine / Darling I Love You / We Were There // Love You, Love You / Love The Way / Seychells / Nobody's Perfect
RCAオレンジ・レーベル(ミゾあり)。A-3「Waiting To Be」中盤に小傷によるプチノイズが少し。他はEX++〜M--ほどで良好です。
あの「98.6」のキースです。
ソフトロック・アーティスト、「98.6」の本名ジェームズ・バリー・キーファーこと、あのキースです。RCAに移籍してリリースされた彼のサードにしてラスト・アルバム。ソフトロックのニュアンスを残しつつも、ビートルズの影響を感じさせるアシッドな浮遊感の「Waiting To Be」や、ファンキーな「The Problem」など新生面も加味しています。.
収録曲・データ
【曲目】Alone On The Shore / Trixon’s Election / Waiting To Be / Melody / The Problem // Marstrand / Mr. Hide / China Clipper / Elea - Elea / Charley Cinders
テレビ・プロデューサー、ギー・リュクス司会によるテレビ番組「Palmares des Chansons」(歌のヒットバレード)は、1966年に始まり93年まで続いた長寿番組。ルフェーブルは長年に渡って出演し、編曲指揮を担当しました。番組に連動するアルバム・シリーズの4作目として、1967年に発表された本作、今も愛される「バラは憧れ」「青い影」など、熱量の高い充実の演奏を収録しています。こちらの女性ポートレートを使用しつつ、フランス他、カナダ、英国など各国でリリースされました。.
ここから「Chuck E.'s In Love(恋するチャック)」が大ヒット(全米4位)したファースト・アルバム。いやいや、みんな彼女に恋したんですよ。ラス・タイトルマン、レニー・ワロンカーの薫陶を受けデビューした彼女の永遠に色あせることのない一枚です。ホントに見とれてしまうジャケットです。.
収録曲・データ
【曲目】Chuck E.'s In Love / On Saturday Afternoons In 1963 / Night Train / Young Blood / Easy Money / The Last Chance Texaco // Danny's All-Star Joint / Coolsville / Weasel And The White Boys Cool / Company / After Hours
博学のジャズマスターにして、最高のオシャレ貴族、ベン・シドランのArista時代の3枚目。ある意味、彼がもっともAORと蜜月になっていたと言える時代の、ミッドナイト感、そしてファンキー度高めの内容。16ビートを交えたA-1「Kiss In The Night」のドラマチックな展開がカッコイイです。インスト「The Cadillac Kid」にもやられます!.
収録曲・データ
【曲目】Kiss In The Night / You Got The Power / Moose The Mooch / The Cadillac Kid // That's Life I Guess / Doing You / Tell Old Bill / Mr. Bill Goes To Brazil / Face Your Fears
【曲目】I’ll Remember April / A Smooth One / All Of A Sudden My Heart Sings / Small Talk / I’m Lost Without You Tonight / Move // Did You Close Your Eyes / Bernie’s Tune / Don’t Be That Way / Please Be Kind / Stardust / Promises And Lies
【曲目】All Or Nothing At All / Laura / What A Difference A Day Made / The Breeze And I / The Very Thought Of You / I've Got You Under My Skin // I'll Be Seeing You / More Than You Know / Temptation / Try A Little Tenderness / In The Still Of The Night / Easy To Love