1964年、ビートルズがアメリカにやって来て、若者の世界が一気に変わった!……わけではなくて、まだまだ映画音楽やガール・ポップもヒットしていたのです。この時代だからこそ味わえるその混じり合いがスリリングというか、素敵です。そのビートルズ「A Hard Day's Night」を皮切りにオーケストラでパーティー・ホップ! 「My Boy Lollipop」はオーケストラル・スカ! 「夏の日の恋」も若々しいアレンジで!.
収録曲・データ
【曲目】A Hard Day's Night / Tell Me Why / My Boy Lollipop / I Believe / World Without Love / The End Of The World // Tennessee Waltz / Walk On By / Remember Me / Theme From "A Summer Place" / Chapel Of Love / Love Me With All Your Heart (Cuando Calienta El Sol)
男前サミーのReprise時代はすべて要注目です。このアルバムでは両面アタマのバリー・マン&シンシア・ワイル作品がキモ。ドラマティックな「She Is Today」とハプニングスに提供した「It's A Happening World」。グルーヴィーな後者も最高! ジミー・ウェッブ作品も2曲収録。SSW時代への対応力を証明しています。これがRepriseでの最終作。.
収録曲・データ
【曲目】She Is Today / Please Don't Go / Love Is Just A Meaningless Word / I Have But One Life To Live / Break My Mind // It's A Happening World / Do What You Gotta Do / Bein' Natural Bein' Me / This Guy's In Love With You / Turnaround
USでのセカンド・アルバム。ヒット曲は「Cant't You See That She's Mine」を収録。この頃、アメリカではビートルズのライバルはストーンズではなく間違いなく彼らDC5でした。マイク・スミスとデイヴ・クラークによるメロディアスな佳曲が多いのも特徴。B-3「Forever And A Day」なんてビックリしてしまうソフトボッサ!.
収録曲・データ
【曲目】Can't You See That She's Mine / I Need You, I Love You / I Love You No More / Rumble / Funny // Zip-A-Dee-Doo-Dah / Can I Trust You / Forever And A Day / Theme Without A Name / On Broadway
ダイナミックな黒人シンガーをジェリー・ゴフィンが全面プロデュース。ブリル・ビルディングの香りがするソウル・ミュージックとなりました。レイ・チャールズ「I Got A Woman」のイントロだけで、スタッフのセンスは歴然。 R&B、ポップス、ジャズ、フォークが渾然一体となったポップス黄金時代の感動があります。.
【曲目】Olamana / (Hey Bro) Hang Tough / Let Me Take You To The Mountains / Sailing Away / Hold Tight // In The Night / Regrets / Don't Stop The Music / Mauna Loa / My Hawaii
ジャズ評論家レナード・フェザーの娘さん。若くて力強いジャズヴォーカルです。レパートリーにはヴァン・モリソン「Moondance」があり、さらにデイヴ・フリッシュバーグ「I Don't Believe You」ボブ・ドロウ「I've Got Just About Everything」マイルス・デイヴィス「Four」まで。やってくれますね! 清々しく、そしてヒップ。さらに美人とくれば文句無し!.
収録曲・データ
【曲目】Someone To Watch Over Me / Moondance / Skylark / I Don’t Believe You / Deep In The Night // I’ve Got Just About Everything / All Blues / Wave / Four / You And I
63年に「Tell Him」の大ヒットを持つ黒人ガール・グループ(男性一人含)。ヒット曲は無くなったとは言え、脂の乗り方はむしろ全盛期を迎えた60年代末。こちらの期待を裏切らないナイス・ノーザンソウル・アルバムに仕上がってます。必殺のノーザン・ダンサー「Blowing Up My Mind」で腰を揺らしましょう! ミディアムもファンキーも快調!.
ポール・マッカートニーの実弟マイク・マクギアと、UKビートニク・シーンの鬼才ロジャー・マッゴーとジョン・ゴーマンによるバンド。初期には「Thank U Very Much」というヒット曲も飛ばすなど、ユニークなポップ・センスが評判となりました。これがラスト・アルバムで、ズート・マネーやアンディ・ロバーツ、ロル・クレーム(10cc)らの参加もあり、一番ポップにまとまった作品かもしれません。マクギアの兄ポール直系なセンスと、ボンゾ・ドッグ/モンティ・パイソンにも通じる系譜の良質な交差点です。.
収録曲・データ
【曲目】Liverpool Lou / Potato Clock / Mingulay Boating Song / Ramsbottom / Beilins Boneyard / Liverpool Girls / The Cokey Cokey // Pack Of Cards / Mummy Won't Be Home For Christmas / Leaving Of Liverpool / Julery Shop Leslie / Lord Of The Dance
ロンドン・スカ・シーンの首領にして、生粋のスカR&Bオールディーズ・コレクター、ギャズ・メイオール(ジョン・メイオールの息子!)率いるトロージャンズのサード・アルバム! 結成から4年が経過した彼ら。初期のケルト〜アイリッシュ色はやや薄れ、オリジナルのスカ、ジャイヴ、R&Bが中心の本作。「Stop Breaking My Heart」最高ですし、本作唯一のカヴァーであるインストのタイトル曲もめちゃくちゃかっこいいです。裏ジャケのオーガスタス・パブロ風の写真含めて完ぺき!.
子供のころからTVショウなどで活躍していた黒人ポップ・シンガー。これは18歳のときのセカンド・アルバムですが、とても10代とは思えないしっかりした歌唱力! 当時アメリカで大きな影響力を持っていたミッチ・ミラーのバックアップも強かったとは思いますが、朗々と響く歌声の説得力がやっぱりすごいです。部屋の灯りを暗くして「Blues In The Night」を聴いてください。音質も素晴らしいので!.
【曲目】The Girl From Ipanema / Try To Remember / Ma Belle / Lara’s Theme / I Will Wait For You / People // The Shadow Of Your Smile / Yesterdays / Days Of Wine And Roses / Hawaii / More / Born Free
【曲目】Toot, Toot, Tootsie! / Miss Otis Regrets / Bye Bye Blackbird / Gonna Build A Mountain / Hi - Lili, Hi - Lo / Just Squeeze Me // Hold On / My Man / Time After Time / Lullaby Of Broadway / Java Jive / I’d Do Anything
インドネシア出身の彼が、オランダで発表した4作目。ダンスフロアーを意識したA面、スティーヴィー・ワンダーの影響深いメロウネスが光るB面という構成。80年代に日本で紹介された当時は「Tears For The Stars」や「Ev’rybody Feel The Groove」が人気でしたが、今だったらメロウな「Temptation’s Stronger」や「Days Can’t Stay Forever」がぐっと来たり。ジャジィなコード使いなど、高度な内容を感じさせますし、ハワイやフィリピンAORとも共通する匂いも。.
収録曲・データ
【曲目】 Ev’rybody Feel The Groove / Tears For The Stars / Wake Up / Lorraine // Jakarta / Temptation’s Stronger / The Rain / May Please Stay / Days Can’t Stay Forever / You Are My Sunbeam