ベイシー楽団の専属で活躍するなど長いキャリアの男性シンガーがBlue Noteでポップスを歌った異色盤です。スティーヴィー・ワンダー「I'd Be A Fool Right Now」のカヴァーは、とにかく必聴ですよ! 他にもジャジーな渋みが曲に違った表情を与えている「Can't Take My Eyes Off You」や、ミルトン・ナシメント畢生の名曲「Bridges」など、新鮮なアレンジが素晴らしいです。ジミー・ウェッブ作「Didn't We」など、じっくり聴かされてしまいます。.
I'd Be A Fool Right Now.
Can't Take My Eyes Off You.
Bridges.エリントン楽団を支えたアルトサックスの名手ジョニー・ホッジズが自らリーダーとしてアレンジも手がけたビッグバンドアルバム。タイトル曲はペトゥラ・クラークの歌った大ヒット。あの曲のカヴァーというだけでうれしいのに、ロックビートなアレンジでなかなかかっこいい。もちろんエリントン門下で鍛え上げられたクールネスもしっかり健在。エリントンの代わりにピアノを弾くのはハンク・ジョーンズ。リズム隊はミルト・ヒントン&グラディ・テイト。.
Don’t Sleep In The Subway.
The Wonder Of You.
Eydie-Dee Dee.セッションベーシストの大御所エイブラハム・ラボリエルを中心にLAで結成され、主にCCMのフィールドで活動したバンド。彼らがバックに絡んだ作品にはハズレがないと言われています。メンバーはアレックス・アクーナ、ビル・マクスウェル、ハーラン・ロジャ−ス、 ハドリー・ホッケンスミス、ディーン・パークスら。86年型フュージョンサウンド、今が聴き頃かも。.
Making Room.
Greatest Love.
Frontline.60年代を迎え、従来のエキゾ感覚から一歩抜けだし、よりリズミカルなジャズ・センスを打ち出した時期の一枚。もともとの彼のルーツであるジョージ・シアリング的な路線に戻ったとも言えます。「Take Five」「Route 66」(TVテーマの方)なんて選曲もあります。中盤以降高速化する「Black Orchid」もかっこいいです。.
Take Five.
Black Orchid.
Route 66.ネルソン・リドルの素晴らしいオーケストレーションに導かれて、柔らかいナット・キング・コールの歌声がすっと入り込んでくる。A-1「Dreams Can Tell A Lie」を聴くと、これが本当にこの世の音楽かとすら思います。それほど唯一無二の美しさを感じさせるのです。その美しさに導かれて、ドアを開けると「I Just Found Out About Love」のふくよかなビッグバンドスイング。この歌の魅力とは何たるかを証明した1枚。タイトルに偽りはないのです。.
Dreams Can Tell A Lie.
I Just Found Out About Love.
To The Ends Of The Earth.ソングライターとしてのみならずソロ・パフォーマーとしても成功をつかんだ時期のピーター・アレンです。ライターとしてはキャロル・ベイヤー・セイガーとの相性が抜群で、このアルバムでも共作が多いです。ダンサブルでメロディアス。AORファンにもいちばんすんなりくるアルバムと思います。.
I Could Have Been A Sailor.
Don’t Wish Too Hard.
Don’t Leave Me Now.1990年代を中心に登場したイタリアのジャズルネッサンスともいうべきニューカマーたち。それから十数年を経て、あらためてそのかっこよさ、クールさを問うたオムニバス2LPです。ストレートアヘッドなコンボジャズですが、クラブ世代が踊るためのモードもちゃんと意識されています。.
Impulse.
Calypso.
Proof Of The Pudding.カナダの都市トロントの魅力を伝えるべく、ロウリー・ボウワー・シンガーズやカル・ドッドといったカナダのミュージシャンの歌と演奏、そしてトロント在住の市民の声などで構成されたプロモーション用観光音楽アルバム。これが何とも素晴らしい内容! やわらかく透明でグルーヴィー。70年代ソフトロックの見本のようなコーラス曲やインストが目白押しなのです。ジャジーなインスト「Episode 7-Oh!」のかっこいいこと! あー、秋のトロントに行きたくなっちゃいました。.
Season Of The Young.
Indian Summer City.
Episode 7-Oh!.A-1「Love March」が不思議に耳に残るんです。すでにスタープレイヤーたちは脱退し、その代わりにこの時期のメンバーにはバジー・フェイトン、 デヴィッド・サンボーンらが参加。ホーンのアンサンブルがサウンドのキモを担う、かっこいいファンキーロックになっています。「So Far So Good」は激烈ノーザンソウルというかファンク。.
Love March.
So Far So Good.
Buddy’s Advice.何はさておきA-1「Jazz Mambo」! ピアノもボンゴもリズミカル&クールにマンボ。トリッキーなイントロもよろしい。サイ・コールマンは才能がありすぎて、どれを買っても違う顔。クールにピアノトリオで決めたこれ、単純にかっこいいですよ。「Gypsy In My Soul」では右手の技術見せまくり弾きまくり。ジャケは氷の上にコールマン(凍るマン)。.
Jazz Mambo.
Sing You Sinners.
Gypsy In My Soul.70年代はドノヴァンの迷走期とも言われますが、あらためて耳を傾けてほしい瞬間はいくつもあります。アンドリュー・ルーグ・オールダムとの共同プロデュースの本作では、A-1「Operation Manual For Spaceship Earth」がドノヴァン流レゲエなんです。ドリーミーなグラムロック感覚は同時期のデヴィッド・ボウイとも結構通じるんです。ジャケで和装&正座しているのは来日した影響かも?.
Operation Manual For Spaceship Earth.
There Is An Ocean.
Boy For Every Girl.のちにソングライター/プロデューサー、そしてレアグルーヴ劇名盤「Outlaw」などをリリースするユージン・マクダニエルズ。彼が若き日にポピュラー寄りのソウルシンガーとしてデビューした時期のアルバムです。レパートリーはスタンダード中心。恋愛にまつわる揺れる心をテーマにした選曲で、「Love Me Tender」をとりあげているんです。.
‘Deed I Do.
And The Angels Sing.
Love Me Tender.一言も言葉をしゃべらないマルクス兄弟のいたずら者、ハーポの素敵なハープアルバム。このアルバムがミュージシャンとしての彼にとってのラスト作となります。ロマンチックな調べに目をつむると顔中が落書きだらけ、なんて想像をかきたてられるやんちゃ心満載! スピーディーにストリングスとたわむれる「Harpo Woogie」なんか是非再発見を!.
My Blue Heaven.
Taking A Chance On Love.
Harpo Woogie.ハービー・マンにとって、もっともスピリチュアルなアルバム。瞑想的かつオリエンタルな要素は突き詰めた長尺曲や、ビートルズ「Flying」のカヴァーなどで構成されています。当時のバンドはロイ・エアーズ、ソニー・シャーロックらが参加しているので、こういう作風にも対応、というか、むしろ合っていると思います。あまり語られませんが傑作。.
Flying.
Miss Free Sprit.
Pendulum.A&Mでの傑作「At Home」に続いて発表したセカンド。前作にあった自宅録音のインティメイトな暖かさを、移籍後の本作でも再現しています。やはり、繊細なふたりのハーモニーとギター・プレイは格別。穏やかな空気感を見事に封じ込めたプロデューサー、キース・オルセンの仕事も評価したいところ。ひとりで大切に聴きたい1枚です。.
Lovers Or Friends.
2 or 3, Maybe 4.
Roses In A Box.知的でジャジイなセンスと、都会的なブルーアイドソウル感覚。そのふたつに加え、NYポップスの伝統を知るヴィニ・ポンシアのプロデュースワークが合致した70年代半ばの彼女の作品は、実は素晴らしい完成度。本作でもマイケル・フランクス「Monkey See, Monkey Do」カヴァーにコロリ。「There's More Where That Came From」は超名曲!.
Monkey See, Monkey Do.
There's More Where That Came From.
Headlines.1930年生まれの女優兼シンガー。甘やかなアルトヴォイスで、四季折々をしっとり歌った愛の歌のアルバムです。また、このアルバムの成功の一因はフランク・デヴォルの壮麗なオーケストレーション。音で景色を描き出し、歌う彼女をそれぞれの主人公にしてくれます。「It Might As Well Be Spring(春の如く)」など、季節を歌いこんだ曲って本当に良いものが多いですね。.
It Might As Well Be Spring.
The Things We Did Last Summer.
Autumn In New York.初期ライノの殿堂。カタログ番号No.2(No.1はWild Man Fischer)。笑えて泣ける、この素晴らしいコンピの下には、彼ら変態たち…いや、愛すべき彼らの偉業が埋まっているのです。カズー・オーケストラ、バーンズ&バーンズ、「Walk On The Wild Side」やアメリカ国歌の替え歌などを収録した不謹慎極まりない内容! ステキっ!.
The Star Spangled Banner.
Walk On The Kosher Side.
Whole Lotta Love.トロンボーンを中心にした金管アンサンブルでラテンダンス! 定番「Tequila」のアレンジも、とってもクール。ここまでリズムやハーモニーをいじってるヴァージョンってあんまりないかも! パチャンガ、チャチャチャ、マンボにメレンゲ、ルンバにタンゴとラテンリズム勢揃いです!.
Tequila.
Wild Pachanga.
Never On Sunday Cha Cha.60年代の未発表&シングルオンリー作品集がこちら。ダンサブルなサウンドの60年代ビッグバンドジャズの見本のような最高のアルバムです。テオ・マセロの指図でヴォーカルナンバーに無理矢理してしまったシングル「Sidewinder」はここに収録! サンバのA-1「The Duck」から立て続けにヤバ系ナンバー多数! .
Sidewinder.
The Duck.
Watermelon Man.ヘンリー川原アーカイブ・シリーズの総仕上げは、川原の手がけたヴォーカル・ユニット、ショウインのアルバム『パープル・ガーデン』のLP化。テレサ・テンとアンビエントが出会ったような摩訶不思議な一枚です。歌詞を除き作品のほとんどを川原が編曲し、アルバム用に書き下した曲、過去に発表した川原のソロ作品の再編版、マンダリンポップ名曲のカヴァーを収録。近未来SFの国際的なアジアを思わせるような、サイバーオカルト的な感覚をもつ楽曲はSNSの時代にアジア圏で交流しているアーティスト達の感覚を予見していたかのよう。.
TVアニメから生まれた架空バンド、アーチーズ。ロン・ダンテ(作曲面でも大きく貢献)やトニー・ワインらがシンガーとして参加、ジェフ・バリーが作曲/プロデュースでまとめあげたプロジェクトも、これが4枚目のアルバム。タイトル通りの陽の光をいっぱいに吸い込んだ屈託のないサマーポップスだけでなく、ちょっとナイーヴなテイストの曲も増えてきてます。架空なのに成長してる感あるのがいいですね。.
Sunshine.
Dance.
It’s The Summertime.サイモン&ガーファンクルで天使のような美しい声をになったアート。彼のソロアルバムでもいちばんAOR期ど真ん中にリリースされたアルバムです。「In A Little White (I’ll Be On My Way)」はまさにその筋の名曲。スカイライナーズ「Since I Don’t Have You」カヴァーも淡くてよいです。近年、じつは本国でもこれだけあまり見かけなくなっていて。しかもこれ、ジャケット写真が複数あるのですが、今回入荷は比較的レアな指加えポーズ。.
In A Little White (I’ll Be On My Way).
Since I Don’t Have You.
And I Know.70年代の彼にとって最大のヒット「Grease」を収録。元祖白人フィリーソウルという自覚の感じられる上質のAORアプローチが光る1枚。ライト・タッチのA-2「Needing You」やメロウな「A Tear Can Tell」でとろけましょう。全曲が高いクオリティですし、「Greese」はやっぱり盛り上がります。プロデュースは旧友ボブ・ゴーディオ。.
Needing You.
A Tear Can Tell.
Grease.イノセントなポップスがぎっしり。表題曲は思春期ポップの名曲! Late60'sソフトロックへの橋渡しのようなサウンドの「We'll Work It Out」(山下達郎「土曜日の恋人」の元ネタという噂アリ)も最高です! レオン・ラッセル在籍時の傑作で、編曲家としての彼のドリーミーな手腕は、後のバーバンク方面での仕事へつながって行きます。.
We'll Work It Out.
Everybody Loves A Clown.
Chip Chip.リトル・フィートの中心人物でありながら、メンバーとの音楽性の相違や自らの麻薬問題で居場所を失っていった彼が急死の直前に発表した唯一のソロアルバム。心身両面で苦境にありながら、そうとは感じさせないリラックスした内容でした。アラン・トゥーサンやアン・ピーブルズのカヴァーや、リトル・フィート「Two Trains」セルフカヴァーも収録。もうすこし生きてみてほしかった天才のひとりです。.
What Do You Want The Girl To Do.
Two Trains.
Can’t Stand The Rain.Phase 4シリーズで数多くの作品を発表したイギリス人ピアニスト。ムードピアノのトレンドが60年代後半になってポップスのカヴァーにシフトすると、選曲もカラフルなものになります。冒頭「Love Theme From Airport」のとろけそうなリッチ&メロウ感、素晴らしいです。オリジナル「Girl On The Via Veneto」の良さに注目。マイナーメロディながらタイトに盛り上がります。.
Love Theme From Airport .
Girl On The Via Veneto .
Venus.20世紀冒頭の音楽シーンを切り開いた斬新な音楽として「Jazz」を捉え直した歴史的傑作。本作発表時、しかしその真意、批評性は理解されたとは言い難いものでした。60sのエレクトリック系実験ロックバンド、ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカを率いていたジョセフ・バードがアレンジ/指揮を手掛けているというのも刺激的。B-1「In A Mist」から3曲続くビックス・バイダーベック作品が、本当に革新的でした!.
In A Mist.
Big Bad Bill Is Sweet William Now.
Shine.1950年代にタヒチで録音されたボラボラ島の太鼓音楽をA面に、タヒチに伝わる伝承歌/チャントをB面に収録したアルバム。フィールドレコーディングではなく、比較的設備が整ったスタジオでの録音と思われます。どちらの演奏にも迫力とスピード感があるのがタヒチらしさ。ハワイのリラックス感とは違う感触を味わってください。.
Pate Matai.
Te Ui Api.
Tamure Paumotu.これぞノーザンソウル! アメリカのインディーレーベル、マイナーレーベルに残されたキラ星のごときソウルダンサーを集めた最高のコンピレーションです。前のめりなアーリーファンク/ポップコーン、モータウンテイストのガールポップ、バネの効いたブルージーR&Bなど、美味しい要素がほとんどすべて入ってます! リイシュー名門Kentのカタログ002!.
Lay This Burden Down.
If I Could Turn Back The Hands Of Time.
I’m In Your Hands.