日本では美しいコーラス曲「Silence Is Golden」でおなじみ。もともとはビートバンドですから、若々しい感覚で、こんないかしたアルバムを残しています。タイトル曲はハンドクラッピンも楽しい、ハッピーなパーティー・オールディーズ超名曲で、欧米ではウェディングソングとしてもすごく人気があります! さらにA-3「My Town」はグッドタイム・スキャットナンバー。パンチの効いたモノラル盤です!.
【曲目】The Dragon Is Dancing / Sighs In A Shell / Tequila Moonlight / Snake Man / Love's In Vain / Lost In The Midway // Eternity Spin / Sunken Skies / Summer Salt / In The Misty Woods / Blown Out / Blue Streets
ジャック・ニッチェ・プロデュースのソフト・ロック〜バブルガム路線のナイス・グループ。スペクター風のサウンドを導入したA-1「I Could Be So Good To You」(超名曲ソフトロック!)に始まり、爽快感+ガッツ+センスにあふれた名曲ばかりです。元々はシアトルのガレージ・バンドだったという経歴も良い方に作用してるはずです。モノラル!.
【曲目】Dancer / Helpless / Treat Her Right / Expressway To Your Heart / Cast The Spirit // Look At Her Dance / What Does It Take / I'm A Scorpio / My Judgement Day
クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子ソングライターとなり、マイケル・ジャクソンらに名曲を提供したロッド・テンパートン在籍のUK出身のディスコファンク・バンド。活躍したのはアメリカにわたってから。サンプリングソースとして広く知られた「Mind Blowin’ Decisions」「The Star Of A Story」が有名な盤ですが、ファンクもメロウもいい曲ばっかりなんですよ。.
【曲目】Change Your Mind / Are You With Me / Love All Your Blues Away / Stop Me From Starting This Feeling / Learn To Love Again // Willow Weep For Me / We'll Be Together Again / The Way You Look Tonight / It Never Entered My Mind
イギリスの新世代ロカビリアン。若くてさわやかなプレスリーみたい。本国での大ヒット曲「You Drive Me Crazy」は最近日本でもCMで使われてましたね。現代版プレスリーみたいな感じ(歌声はだいぶ線が細いですが)で、プレスリーに歌わせてみたかったカヴァーとか、いいんですよね。アーマ・トーマスの「It’s Raining」とか、NRBQの「Don’t She Look Good」とかね。.
ラスカルズの中心だった彼のソロ3作目。Bearsvilleでの前2作でのロックっぽさに比べ、素直にホワイトソウルに近づいた傑作です。ウィル・リー、スティーヴ・ジョーダンら、NYのスタジオミュージシャンが作り上げる、都会的なグルーヴが全編を覆う心地良い一枚。「Good To Have Love Back」「Castles In The Air」や「Dancin’ The Night Away」あたりの爽快なAORサウンドに心奪われます。60年代から真性ブルー・アイド・ソウルを歌い続けてきた彼の豊潤な音楽センスと歌声は、やはり無視できません。.
【曲目】Stop Look Around / Moonbeams / Belle Of The Ball / Everybody Knows My Name / Streets Of Love // Spark Of Me / My Old Radio / Precious Love / I Don't Like It / I Had A Dream / Here I Go Again
アフリカのアルバムといえば、ザ・バンドの「Music From Big Pink」が発売になってまだ間もない時点で、堂々と完全パロディなジャケ(見開きの内側まで)でリリースされた問題作でしたよね。LA周辺の黒人ヒッピーたちが集まったアフロでルーズなセッション・プロジェクトだったはず。オリジナルはOdeレーベルで1968年リリースでしたが、おそらくアフリカ回帰型ファンクの盛り上がりでリイシューになったのでしょう。クールでじわっと熱くてスピリチュアルで、とてもいいのです。.
知的なジャズピアニストのデビュー・アルバム。「Night And Day」のような誰もが知っているメロディすら解体してしまう、かなり強引な男。しかし、その解体されたメロディの中から、確かに歌心が聞こえてくるから不思議です。頭脳的にヒネリつつ構築している一方で、指先はハートフル。そしてエレガント。プロデューサーがジョン・ハモンドというのも、やはりグッと興味を惹かれます。.
収録曲・データ
【曲目】Kay Note / The Steeplechase / Moment / I Know Your Heart // Semi-Gymnopedie #1 / Night And Day / Strawberry Wine / Three For All / Whim【Producer】John Hammond
クリス・ケナーのニューオリンズ・ヒットを「I Like It Like That」強引なパワーでカヴァーしたタイトル曲。痛快なR&Bノリとナイーヴな青春ポップスが交錯した時代のアルバムです。バンドとしてのパワーは同時代のビートグループを軽く凌駕していた彼ら。少なくともアメリカではこの時期までビートルズのライバルは彼らでした!.
ジェフ・ベック・グループが参加したファンキーなタイトルトラック、ゾクゾクします! 「Sunshine Superman」など大ヒットを連発していた時期でもあり、このアルバムでもドノヴァンは、ドリーミーな吟遊詩人というよりもフォーキーでサイケデリックなロック・ミュージシャンです。グッドタイミーな佳曲「I Love My Shirt」もお忘れなく! ドノヴァンはイギリス人ですが、この時期のEpicでのアルバムはUS盤がオリジナルです。.
USでのセカンド・アルバム。ヒット曲は「Cant't You See That She's Mine」を収録。この頃、アメリカではビートルズのライバルはストーンズではなく間違いなく彼らDC5でした。マイク・スミスとデイヴ・クラークによるメロディアスな佳曲が多いのも特徴。B-3「Forever And A Day」なんてビックリしてしまうソフトボッサ!.
収録曲・データ
【曲目】Can't You See That She's Mine / I Need You, I Love You / I Love You No More / Rumble / Funny // Zip-A-Dee-Doo-Dah / Can I Trust You / Forever And A Day / Theme Without A Name / On Broadway
UKモッドジャズのキラーアイテムとして90年代から重用されてきたペドラーズ。時代が一回りして、彼らのサウンドをもう一度新鮮に味わう時期が来ているかもしれません。「In The Still Of The Night」「Comin' Home Baby」などレイ・チャールズ的なソウルを感じるロイ・フィリップスの低音ヴォーカルと、グルーヴしまくるオルガンコンボを堪能してください!.
収録曲・データ
【曲目】Comin’ Home Baby / On A Clear Day / Basin Street Blues / Nobody Likes Me / I’m A Boy In Love / People // Still Of The Night / Ebb Tide / Just A Pretty Song / Lost Continent / Prime Of My Life(Producer) Mervyn Conn and Cyril Smith