50代を迎えたフランキー・ヴァリのまだまだ現役宣言ともいえるアルバム。ボブ・ゴーディオ、ボブ・クリュー、サンディ・リンツァーら長年のスタッフがプロデュースで参加。しかしノスタルジーにはならず、エレポップ的なアレンジのポジティヴなアプローチにびっくり! モノトーンズのドゥーワップ・クラシック「Book Of Love」もデジタル・ダンスナンバーになって二度びっくり!.
【曲目】Merrily We Roll Along ~ Comedy Tonight ~ The Little Things You Do Together / Barcelona / So Many People / Love Is In The Air / Not A Day Goes By / The God-Why-Don’t-You-Love-Me-Blues / Theme From “Stavisky” // I Remember / Merrily We Roll Along ~ Together Wherever We Go / Anyone Can Whistle / I Do Like You / Johanna / Everybody Says Don’t / Merrily We Roll Along ~ Side By Side By Side ~ Send In The Clowns
裏ジャケが経年変化のためやや薄茶色になっています。チリノイズ少々ある盤です(試聴サンプルは良品入荷時のもので、今回入荷商品とはコンディションが異なります)。B-5「Oh, What A Memory We Made」の中盤に小さなキズによるプチノイズあり。
過度な装飾の無いしゃれたNYジャズ・ヴォーカル。
小気味よくスイングする80sフィメール・ジャズ。彼女は50年代から美女ジャズシンガーとしてアルバムを残してきました。疾走するビートの上を駆け抜ける「Ridin' On The Moon」や「Gotta Have Me Go With You」が気持ちをぐっと高めてくれます。ラテンテイストでアレンジされた「While We're Young」も新鮮。Stashレーベルならではの、過度な装飾の無いしゃれたNYジャズ・ヴォーカル。.
ベスト盤みたいなタイトルですがじつはこれ、彼らのColumbiaでの一作目「Hottest New Group In Jazz」(1959年)のリイシューです。オリジナルの写真ジャケがいいに決まってますが、この猫と狼ジャケもわるくないですね。「Twisted」「Bijou」「Cloudburst」「Everybody's Boppin'」も入ってます。ということは内容最高なのです!.
カナダのポップ・ガレージ・バンド、シナーズ。1968年にカナダの第15代首相に就任したピエール・トルドーを応援する「Go Go Trudeau」がカナダで受けたんでしょう(?)。その勢いで制作されたアルバムです。アマチュアっぽさも残る演奏ですが、カヴァーのセンスは悪くないし、好感が持てます。珍品! ちなみに現カナダ首相のジャスティン・トルドーはピエール・トルドーの息子さん。.
オヤジ風ながら絶妙に洒落たエンタメ風味が魅力の男性ヴォーカル・デュオ。低音のハモりっていうのが、クセになるわけでして。その中でパッと視界が開けるような爽快ボッサ・チューン「You And Only You」がオススメ。他の曲もアレンジがすごく良く出来ていて、にやにやしながら聴けてしまいます。こういう音を新しい耳で発掘してください!.
“ノスタルジアでは無いアクティブなビッグバンドを!”というコンセプトのもの制作されたチャーリー・バーネットの67年式ビッグバンド・アルバム。アレンジは伝統的なものながら、リズムのアタックなど、高速ナンバーでの冴えは確かに気合い入ってます。「Rabble Rouser」「Bali Bali Buck Dance」などいかしたオリジナル中心の選曲!.
「恋はボサノヴァ」で知られる彼女。デビューはCoralですが、本格的にスターダムにのし上がるのはABC Paramountと契約してからのこと。これがその一枚目です。ドン・コスタのアレンジが、彼女の若々しい魅力を引き出します。曲中で思わず笑い声が漏れるB-1「Guess Who I Saw Today」なんか、かわいすぎて……もう参りました。このとき彼女は26歳。.
収録曲・データ
【曲目】 I’ll Take Romance / This Is No Laughing Matter / Fine And Dandy / Day By Day / The Gentleman Is A Dope / Too Close For Comfort // Guess Who I Saw Today / Be Careful, It’s My Heart / Saturday Night Is The Loneliest Night Of The Week / First Impression / How Long Has This Been Going On / Gypsy In My Soul
【曲目】Bull Train / I Passed By A Stream / Something Old - Something New / Hush Little Baby / All My Trials / Come On By // Come Down The Mountain Katie Daly / Far Side Of The Hill / When I First Came To This Land / Fare-Thee-Well / Headin' On Home Again / Oh Mary Don't You Weep
1977年に製作されてスペイン国内でヒットした映画「Perros Callejeros(急げ、急げ)」続編のサウンドトラック。スペインの人気グループ、ロス・チュンギートスによる歌と演奏で構成されています。いきなり四つ打ち風のスパニッシュインストが新鮮! 歌いりのナンバーもリズムがかなりモダンで驚きます。「Recordando A Lilia」など2曲でアルマンド・トロヴァヨーリのスコアが採用されていて、そこはいきなり彼の世界に。.
人を食ったようなグループ名の匿名ミュージシャン達によるLate60’sポップス集。裏ジャケの解説を読むと、英国人ミュージシャンによる歌と伴奏とのこと。ビートルズやアーサー・ブラウンのカヴァーもあり、確かにイギリスに目を向けた選曲です。なお、存在するのはこのオランダ盤のみ。当時リリース元のParkレーベルには”オランダのシュープリームス”な3人娘ことThe Heart Of Soulも在籍していました。ダスティやナンシー・シナトラが歌ったような「Harper Valley P.T.A.」のモッドな感じ、気に入りました!.
【曲目】Oh! You Beautiful Doll / You Look So Lonely / A Million Things To Ssy / I'll Remember Carol / Along Came Linda // Remember, You're Still A Teenager / Have You Had A Change Of Heart / The Way I Used To Do / Too Late For Tears / Sweet Little Baby I Care
順調に成功のキャリアをたどってきた彼らにとって、初めて全米チャートのトップ100入りを逃したアルバムということで、内容が落ちるのではないかと思われていそうですが、彼らのポテンシャルは変わらず。シングルカットされた「On This Side Of Goodbye」もいい曲ですしね。ロックの時代にそぐわなくなったことは影響しているかもしれませんが、彼らのソウルは相変わらずまっすぐです。.
「My Fair Lady」の楽曲をティト・プエンテが見事にラテン化! 冒頭「Get Me To The Church On Time」から愉快なルンバで踊りまくれます。その他、ボッサ、チャチャチャ、メレンゲまで様々なスタイルでアレンジされたビッグバンド・ナンバーが目白押し。パリッと切れ味のいい演奏に、自然と腰が動いちゃいますよ〜! .
収録曲・データ
【曲目】Get Me To The Church On Time / The Rain In Spain / Show Me / I’ve Grown Accustomed To Her Face / Would’t It Be Lovery / You Did It // On The Street Where You Live / Ascot Ga Votte / With A Little Bit Of Luck / I Could Have Danced All Night / Embassy Waltz / I’m An Ordinary Man
Columbia 6eyesレーベル(ミゾあり)。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは良品入荷時の音源を使用しており、今回入荷品とはコンディションが異なります)。
ユニークなトロンボーン・アンサンブル。
J.J.ジョンソンとのコンビで知られる彼が組織したユニークなトロンボーン・アンサンブル。リードはすべてトロンボーンのハーモニーによる、楽しい実験精神の賜物です。テーマは全米各都市にちなんだスタンダード。「Sidewalks Of Manhattan」と「Manhattan」を一緒の曲にしていたり、「Moon Over Miami」はチャチャチャだったり。アイデア豊か。.
収録曲・データ
【曲目】(Sidewalks Of) Manhattan / Lower Boneville / St. Louis Blues / Chattanooga Choo Choo / Moon Over Miami / Shuffle Off To Buffalo // (I’ve Got A Gal In) Kalamazoo / Charleston / On The Atchison, Topeka And The Santa Fe / Cha Cha Chicago / Mobile / I’m A Ding Dong Daddy From Dumas