ナット・キング・コールの愛娘がソウル/ディスコ・クイーンとしてデビューしたというニュースは音楽界をにぎわせました。快調なキャリアを歩みだした彼女のサード・アルバム。チャック・ジャクソンとマーヴィン・ヤンシーが作曲とプロデュースでバックアップ。彼女の魅力を明るく解き放っています。「I’ve Got Love On My Mind」が全米5位の大ヒット。アルバムも最高8位まで上昇し、ソウル期の彼女の最大の成功作となりました。.
収録曲・データ
【曲目】This Heart / Still In Love / Party Lights / I've Got Love On My Mind / Unpredictable You // Peaceful Living / Be Mine Tonight / I Can't Breakaway / Your Eyes / I'm Catching Hell
【曲目】C’mon Let’s Live A Little ( Opening Main Title ) / Instant Girl ( Bobby Vee ) / Baker Man ( Jackie DeShannon ) / C’mon Let’s Live A Little ( Suzie Kaye ) / What Fool This Mortal Be ( Bobby Vee ) / Tonight’s The Night ( The Pair ) // For Granted ( Jackie DeShannon ) / Back - Talk ( Bobby Vee & Jackie DeShannon ) / Over And Over ( Bobby Vee ) / Let’s Go Go ( Eddie Hodges ) / Way Back Home ( Ethel Smith & Don Crawford ) / C’mon Let’s Live A Little ( End Title )
フランク・ザッパに見出されてデビューしたアカペラ・ソウル・グループ。レコーディングキャリアを重ねても自分たちのスタイルを崩さず、ヒューマンハーモニーのみで豊かなサウンドを作り上げてゆきます。A-1「Good Old Acappella」は彼らのテーマソングみたいなものですね。「Chapel Of Love」「You Must Believe In Me」などカヴァーもよし!.
1929年シカゴ生まれのピアニスト。アニタ・オデイ、サラ・ヴォーンらの伴奏や、ラムゼイ・ルイスのヒット曲「Wade In The Water」のアレンジを手がけるなど、裏方としてのミュージシャン人生を送った人です。レコード時代のリーダー作は非常に少なく、このアルバムもアメリカでのリリースはありませんでした。エキゾチック・ファンクな「Ramira」をはじめ、くっきりとした音像の演奏が印象的です。.
【曲目】Under Paris Skies(The Chico Hamilton Quintet) / I've Found A New Baby(The Trombones, Inc.) / Bidin' My Time〜But Not For Me〜Embraceable You(Ruby Braff And The Shubert Alley Cats) / Anything Goes(The First Jazz Piano Quartet) / Candlelights(Dick Cathcart) // Five Foot Two, Eyes Of Blue(Matty Matlock And The Paducah Patrol) / Yet Nevertheless(The Fred Katz Orchestra) / Here's A How-De-Doo (Jim Timmens And His Jazz All-Stars) / Blue Ribbon Charleston(The Bob Prince Tentette) / You're Devastating〜Smoke Gets In Your Eyes(The Morris Nanton Trio)
【曲目】Cloudy / The Fool On The Hill / Fancy Dancing Man / Coconut Grove / Younger Generation〜Baby Close Its Eyes // Michael From Mountains / Here, There, And Everywhere / You Didn't Have To Be So Nice / Holiday / Strawberry Fields Forever / It'll Never Happen Again
【曲目】The Song Is You / Star Dust / Black Coffee / Anything Goes / I’ve Grown Accustomed To His Face / Daddy // My Heart Belongs To Daddy / As Time Goes By / How high The Moon / The Lady Is A Tramp / Be My Love / I’ll Never Smile Again
軽くファンキーにシャッフルする「Make It With You」のためにあるようなアルバム、と言ってしまってかまわないほど、このヴァージョンは素晴らしいと思います。また、それと同時にポップスの黄金律を保ちながら自身を響かせる歌の妙味、モダンなサウンドに目を配りつつ、きちんと貫禄を示す彼女の実力に脱帽します。ポップスやロックまで幅広い選曲の妙も魅力。懐深いおとなのポップスです。.
収録曲・データ
【曲目】One More Ride On The Merry-Go-Round / The Long And Winding Road / That’s What Living’s About / The No-Color Time Of The Day / Let’s Get Lost In Now // Make It With You / Passenger Of The Man / I’ve Never Been So Happy In My Life / You’ll Remember Me / Good-Bye
この時期でも彼らはまだまだ全然健在です。サニーな雰囲気漂うナイスファンキー・アルバム。「I'm The One Who Understands」はTokyo No.1 Soul Setがかつてサンプリングして使っていたバラード名曲です。ザックリとした感触が気持ちいい南部色濃厚な「Corns & Callouses(Hey Dr.Shoals)」もかっこいい。見開き内側にはなぜかサージェント・ペパーズ風の衣装に身を包んだ彼らのポートレート。.
セルフタイトルを冠したセカンド・アルバム。のちにあの「恋のバンシャガラン」のシルヴァーを結成するジョン・バドルフとマーク・ロドニーのデュオ。フォーキーでブリージーなサウンドがメロウな感覚と交錯するサード「Life Is You」がハイファイでは長年の人気盤ですが、よりみずみずしさが際立つ初期の彼らも、もちろんおすすめです。.
ビーマー一家はハワイの音楽伝統を伝承してきた一家の若い息子2人による、ギターと彼らのソフトなヴォーカルによるデュオ。まだ若いケオラとカポノの素朴なフォーク・スタイルによる初期作品です。トラディショナルと二人のオリジナルとが混在していますが、センスはとてもモダン。ジャズ・ソングでもある「Three Blind Mice」のスラッキー版「E Kolu Iole Maka Po」には悶絶しました。かつて山内雄喜さんが、スラッキー教本で参考レコードとして取り上げていましたね。.
ブロードウェイ出身の女性シンガー。良きジャズマンとの共演に恵まれ、Prestigeレーベルに佳作を残しています。本作はオルガンのジョニー・ハモンド・スミス率いるクインテットで9曲。ゆったりラテングルーヴ「Vaya Con Dios」からいい感じです。バッキー・ピザレリのギターのワザが光る曲が1曲(「Games That Lovers Play」)という構成。ジャケットの色合い通りのウォームな感覚が漂う大人の女性ヴォーカルです。.
ブラジルのコーラス・グループから独立し、デュオとして自由で多彩な音楽を求めたテカ&リカルド。76年リリースのサードアルバムです(今回入荷は2002年のリイシュー)。ジャケットからも伝わるふたりの自由なスタンスは音楽にもそのまま反映されています。人気の高い4作目「Desafio De Viola」よりは落ち着いた内容ですが、そのしっとりとした味わいがまたいいのです。.