【曲目】New York City (You're A Woman) / John The Baptist (Holy John) / Can You Hear It Now (500 Miles) / The Ballad Of The Hard Rock Kid / Going Quietly Mad // Oo Wee Baby, I Love You〜Love Is A Man's Best Friend / Back On My Feet / Come Down In Time / Dearest Darling / Nightmare #5 / The Warning (Someone's On The Cross Again)
実は「Sunflower」「Surf's Up」と並び賞されるべき作品。現場に復帰したブライアンのリーダーシップが発揮され、ある意味、「Pet Sounds」以来のブライアンのソロ色が濃厚に出ています。「I Wanna Pick You Up」「The Night Was So Young」「Roller Skating Child」「Solar System」など隠れた名曲多数。再評価が進んで、いまでは70年代でも上位の人気盤になってます。.
表ジャケに大きく書かれているのはバド・シャンクだけですが、裏に回るとチェット・ベイカーとの連名。チェットにとっては不遇期ですし、こうしたロック/ポップスをレパートリーにした作品は軽く見られがちですが、ボブ・フローレンスのA&M的なアレンジも素敵ですし、評価すべき点はたくさんあります。「You Don't Have To Be So Nice」「Blue On Blue」で聴こえるドラムはハル・ブレインでは?.
収録曲・データ
【曲目】Michelle / Petite Fleur / Girl / As Tears Go By / You Didn’t Have To Be So Nice // Love Theme, Umbrellas Od Cherbourg / Sounds Of Silence / Turn! Turn! Turn! / Yesterday / Blue On Blue
ホノルルのホテル、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジでライヴ演奏していたウクレレ奏者(2002年没)。めくるめく高速ウクレレ「Holiday For Strings」、ボッサアレンジの「Traces」、ハワイアン「Little Grass Shack」等々、ショービズ感覚に溢れ、卓抜な腕前で目から鱗のラウンジテイストは一聴の価値大! 音もとても良いです! .
収録曲・データ
【曲目】Malaguena / Nostro Concerto / Holiday For Strings / Next Door To Paradise / South Pacific Medley // Traces / Somewhere My Love (Theme From Dr. Zhivago) / Under The Double Eagle & Stars & Stripes / The Hands I Love / Waiting For The Robert E. Lee & Swanee / Little Grass Shack, Hukilau & Little Brown Gal
スムースなブラコン/AORとして大ヒットした「Turn Your Love Around」のタイミングで編まれた2枚組ベスト。彼の転機となった名曲「Breezin’」も「This Masquerade」ももちろん収録。びっくりするのは、そこからこのベストまで5年しか経っていないこと。しかもそれ以前のColumbiaやCTIでの音源無しで、すでに入れる曲に困るくらいボリューム満点なこと! すごい才能です!.
「Judy In Disguise」の大ヒットで知られるジョン・フレッド&ヒズ・プレイボーイズのデビュー・アルバム。まだヒットに恵まれる以前ですが、好きなリズム&ブルースのカヴァーやビートルズの影響を素直に受けたオリジナルなどをのびのびと演奏しています。ポップバンドに見られがちですが、意外と彼らは骨がある!.
「Shotgun」など荒っぽいソウルグルーヴで60年代のモータウンに登場したジュニア・ウォーカー。この時期からプロデューサーにジョニー・ブリストルを迎え、歌ものとしての魅力をさらにもう一段上げてゆきます。ローラ・ニーロ「And When I Die」やビートルズ「Hey Jude」カヴァーもすごくファンキー!.
【曲目】April In Paris / THe Song From Moulin Rouge / Autumn Leaves / C’est Si Bon / J’attendrai / Madelon // Le Seine / The Poor People Of Paris / Clopin Clopin / Medely ; Mon Manege a moi ; I Love Paris : In A French Nursery Garden : Sur Le Pit d’Avigon ; Au Clair de Ia Lune : Frere Jacwues / La Mer
ハリー・ベラフォンテ・バンドのギタリスト、ミラード・トーマスが自身のグループで残した唯一のアルバム。これがなんともニュアンス豊かな素晴らしいカリビアンミクスチュア! おおらかでふくよかなインストのA-1「Walter In Me Rum」をはじめライ・クーダー「Jazz」やタジ・マハール「Music Fuh Ya」の世界の向こうに広がるようなカリブの港町の空気感があるのです。女性コーラス隊ベイ・シスターズの醸し出すゆったりとした美しさも唯一無二のものです!.
【曲目】Happy Lypso / Cavatina / Montevideo / S.K.J. / That’s The Way It Is // Work Song / Medley ~ Impressions ~ So What / Stella By Starlight / Street Life
古いファンにはドン・ウィリアムスが在籍したことで知られるポゾ・セコ・シンガーズ。ヒット曲なった「Time」をリードトラックに収録したデビュー・アルバムです。ナッシュヴィルの名手を従えつつも、それをひけらかせない端正なサウンドを聴かせます。フォークロック未満フォーク以上という感じ。ビートルズ「If I Fell」カヴァーにとろけそうになります。ライチャスのカヴァー「ふられた気持ち」も今きくと、すごく沁みます。.
かつてサム・クック、ジョニー・テイラーらを輩出したゴスペル界の超名門。60年代後半からはシカゴのCheckerレーベルで骨太な傑作を連発します。本作も引き締まったサウンドと力強いコーラスのコンビネーションが最高。ファンク的な要素も入ってきてます。「If I Had A Hammer」のドライブ感に心を奪われました!.
【曲目】Bye Bye Now, My Sweet Love / Takin' Me Back / It's Really You / We Believe In Love / Maybe I'm Right // I Can Hear Love / Set The Minstrel Free / Magic Still Runs Through Your Head / Capital Shame / Easier For You
【曲目】Hey Joe / My Last Date / Singing The Blues / The Old Master Painter / You Don’t Know Me / Near Me // Night Train To Memphis / I’ll Hold You In My Heart / Bye, Bye Love / Four Walls / Oh Lonesome Me / Half As Much
盲目のハンデをまったく感じさせず、マッスルショールズを拠点にサザンソウルの傑作アルバムをAtlanticで立て続けにリリースしていた時期のクラレンス・カーター。サードアルバムとなる本作はいきなり魂の名曲「I’d Rather Go Blind」でオープニング。ファースト「This Is Clarence Carter」に引けを取らない内容です。バリー・マン&シンシア・ワイル作の「You’ve Been A Long Time Comin’」も胸が熱くなる最高のサザン・ソウル。ジミー・ヒューズ「Steal Away」ドアーズ「Light My Fire」もすっかり自分のものに。デュアン・オールマンのギターも熱いです。.
収録曲・データ
【曲目】 I’d Rather Go Blind / Think About It / The Road Of Love / You’ve Been A Long Time Comin’ / Light My Fire / That Old Time Feeling // Steal Away / Let Me Comfort You / Look What I Got / Too Weak To Fight / Harper Valley P. T. A. / Weekend Love
テキサスのベテラン・トランぺッターが残した最高のラウンジジャズ! 太っちょで老獪なルックスからは想像もつかないソフトロック的な展開に、目から鱗がぼろぼろと落ちまくります。全曲のアレンジを担当したラリー・マホベラックの手腕は相当なものだと見ました! 「Jacoby’s Theme」「The Eyes Of Love」「By The Time I Get To Phoenix」など、どこに出しても恥ずかしくないレベルの高さ。ジェントルさに深い感動を覚えます。.
収録曲・データ
【曲目】By The Time I Get To Phoenix / The Eyes Of Love / Theme From Elvira Madigan / The Heat Of The Night / Doo Dah // Jacoby’s Theme / Since You’ve Been Gone / Always Something There To Remind Me / Chain Of Fools / Sunday Best
天才ベーシスト、ジミー・ブラントンが短期間在籍した1940年前後、エリントンのビッグバンドジャズは画期的に進化しました。その時期に残された音源を中心に、自身の音楽を見極めていく過程が感じられる編集盤です。「Jack The Bear」冒頭のブラントンのベース、誰も先駆者がいなかったなかで彼が試した自由なベースライン、今聴いてもゾクゾクします。.