裏ジャケには通常記載される解説の替わりに大きな文字で「ここに収録された音楽はそれ自体が物語るもの。付け加えて語られるべき言葉はない。やるべきことがなされている、それだけだ」(意訳)書かれています。アフリカ出身のトランぺッター、ヒュー・マセケラがたどりついたひとつの境地でしょう。冒頭からただならぬテンション。アフリカ/アメリカnの区切りを超え、自分の音楽を確立した傑作です。B面の送りミゾの後に、大ヒットした「Graziin’ In The Grass」をセルフパロディしたちょっとしたお遊び収録。盤面を見るとおもしろさが倍増。アナログならではのおもしろさです。.