スティーヴィー・ワンダーのバックから独立し、一躍スターとなったデニース・ウィリアムスと、ポップヴォーカルの超大物ジョニー・マティスのデュエット盤。マーヴィン&ダイアナのような効果を狙った作風で、マティスにとってもモダンなソウルマーケットにアピールする効果がありました。いい曲ばっかり歌ってます。「Just The Way You Are」にはスティーヴィーがハーモニカで参加。.
You’re All I Need To Get By.
Ready Or Not.
Just The Way You Are.ニューオリンズR&Bの重要人物ですが、アラン・トゥーサンやデイヴ・バーソロミューとは別流で自分の音楽を確立した人です。なんといってもあの「ダンス天国」のオリジネイターですしね。彼の快進撃が始まるのは、このinstantレーベルから。所属第一弾シングルです!.
A Very True Story.
Packin’ Up.もともとチック・コリアにフックアップされたジャズキーボード奏者。歌声のキュートさを活かして70年代後半は完全にブラックコンテンポラリーの世界へ移行しました。ダンスクラシック「Never Gonna Give You Up」で幕開けする本作も、彼女の絶好調ぶりがうかがえる快作!.
Never Gonna Give You Up.
Don’t Blame Me.
I Need Your Love.60年代には「Knock On Wood」のヒットを持つエディ・フロイド。70年代に放ったシングルオンリーです。サザンソウルスタイルのファンクで、確かな演奏力を従えた溜めのあるグルーヴが最高! B面はサザンソウルファン直撃のクライングバラード。.
Yum Yum Yum (I Want Some).
Tears Of Joy.60年代にBack Beat、 Duke、Peacock、Sure-Shotといった武骨なR&Bレーベルに残されたかっこいいソウルシンガーたちのシングル曲を集めたコンピレーション。イギリス編集なのでノーザンソウル的に解釈できる曲も多いですね。でも基本にあるのは酒場のジュークジョイントが似合いそうなムード。もう一杯ショットをおかわりしたくなるソウルです。.
If I Ever Needed Love.
Teacher Of Love.
Gimme Back (My Love).実力派のシカゴソウル・グループであり、名プロデューサー、チャールズ・ステップニーがもっともアレンジのアイデアを注いだ存在でもあった彼ら。ドラマチックなソウルバラードのこの曲もイントロからの展開がちょっと普通では考えられない斬新さ!.
Long Lonely Nights.
A Little Undrstanding.アラン・トゥーサンは「尊敬しているミュージシャンは?」という質問に、プロフェッサー・ロングヘアと3回続けて答えたそうです。とにかくそれくらいニューオリンズのR&Bに大きく深い影響を与えた巨人。彼が1949〜57年までに残した貴重なSP音源を集めたアルバムです。ニューオリンズのバックビートが生まれる瞬間がわかります。生唾ゴックン!.
Mardi Gras In New Orleans.
Professor Longhair’s Boogie.
Bye Bye Baby.フィリーソウルのサウンドを支えた職人ミュージシャンたちのユニット、MFSBの通算5作目。4作目まではフィリーソウルが世界を平和にする的なメッセージとユニバーサルな愛を掲げていましたが、ここでは夏をテーマにメロウディスコ主体に。女性コーラスもさらに効果的に使われています。陽炎が立ちそうなほど暑い日にもOKな音像!.
Picnic In The Park.
Plenty Good Lovin’.
Summertime And I’m Feelin’ Mellow.この翌年、Columbiaに移籍して生まれる起死回生の大ヒットが、あの「Best Of My Love」。彼女たちが長年所属したStaxでのラストアルバムである本作にも、じつはサニーでウォームなハーモニーの魅力はすでに花開いているのです。軽やかながらきちんとしたソウルの実力を感じさせる彼女たち。見過ごされがちな傑作です。.
Shouting Out Love.
I Really Miss You.
Innocent.ビリー・フォードとリリー・ブライアントの黒人男女デュオ。ミッキー&シルヴィアやシャーリー&リーのフォロワーといった感じのおきゃんでかわいいR&B。作曲には若きボブ・クリューが関わっています。その縁なのか、のちに「Lucky Ladybug」フォー・シーズンズもカヴァーしてますね。.
Lucky Ladybug.
I Promise You.セカンドアルバム「My Prescription」収録曲ですが、シングルできくと音から伝わる集中力がやっぱりすごいなと感じます。ウーマックのシャウトの鋭さ、ベースラインのぐいぐいくる動き、音像がモノラルでごちゃっとなってるのが、逆にかっこいいのです!.
It’s Gonna Rain.
Thank You.ファンキーなR&Bオルガンならオレにまかせろ! 60年代初めの「Rinky Dink」「The Happy Organ」などのR&Bヒットで知られるベイビー・コルテス。60年代半ばを迎えても、相変わらずグリグリに黒いオルガン・インストをかまします。「Shake」「Watermelon Man」「Yeh Yeh」など、これでもか!というくらいに選曲もアップデート!.
Shake.
Watermelon Man.
Yeh, Yeh.フォー・トップスが、レフト・バンクのあのバロックテイストのヒット曲をカヴァー! 果たして相性はどうなのかと思いましたが、これがばっちりモータウン流にはまってます。チャートでも最高14位となかなかの好成績。B面はアルバム未収録曲です。こちらも晴れやかなモータウンファンク。.
Walk Away Renee.
Your Love Is Wonderful.70年代のフィリー期も人気が高いですが、60年代後半はデヴィッド・アクセルロッド&H.B.バーナムのプロダクションで、ソウル/ジャズ/ポピュラーを高いレベルで結びつける作品を多くリリースしていました。ヒットシングル「Down Here On The Ground」や「Baby I Could Be So Good At Lovin’ You」あたりにその成果は顕著。朗読(ブレイクビーツ!)などを含むB面の組曲的な構成は、1968年という動乱の時代を反映している気がします。.
Down Here On The Ground.
Baby I Could Be So Good At Lovin’ You.
Life Time Monologue.ルー・ロウルズなど、ジャズとポップとソウルの中間をいく先輩シンガーたちの後を追うようにデビュー。これがサードアルバムです。H・B・バーナムのアレンジは十分にソウルフル。さりげなくファンキーな「By The Time I Get To Phoenix」、オーティスへの敬意を表して歌う「Sitting On The Dock Of The Bay」など素晴らしいです。.
By The Time I Get To Phoenix.
Sitting On The Dock Of The Bay.
The Son Of Hickory Holler’s Tramp.メンフィスソウルの最重要部分を担ったHiサウンドの中心人物。収録曲「Soul Serenade」が全米23位まで上がるヒットになったため、翌年、タイトルを差し替えて再リリースされますが、オリジナルはこちら。彼の60年代のリーダー作の中でも、もっともファンキー&モッドなテイストの強い1枚です。Staxサウンドを意識しつつ、エコー感を極端に抑えたタイトなリズム・セクションで独自のグルーヴ感を作り出していきます。.
Soul Finger.
Papa’s Got A Brand New Bag.
Pearl Time.Staxでのセカンドアルバム。「Hold On, I’m Comin’」で一躍Staxの稼ぎ頭となった彼ら。まさにアルバムタイトルはこのデュオの魅力をひとことで表した言葉ですよね。「僕のベイビーに何か?」の邦題でも知られる「When Something Is Wrong With My Baby」や「Soothe Me」「You Got Me Hummin’」といったR&Bヒットがこの時期も生まれています。実力充実期の1枚。.
When Something Is Wrong With My Baby.
You Got Me Hummin’.
Use Me.アレサとクインシー。ありそうでそれまで無かった組み合わせの実現でした。しかも西海岸のスタジオでの録音。すでに貫禄の領域に入ってきた時代ですが、自分にチャレンジを課し続ける姿勢には頭が下がります。メロウな「Mister Spain」「That's The Way I Feel About Cha」と続くB面の流れが圧巻。高速ジャイヴな「Moody's Mood」も最高ですよ。.
That's The Way I Feel About Cha.
Moody's Mood.
Hey Now Hey ( The Other Side Of The Sky ).あのディー・ディー・シャープです。フィリーソウルの立役者コンビギャンブル&ハフのケニー・ギャンブルと結婚したことにより、この長い名前になりました。この名義でもリリースを重ねた彼女ですが、本作では旦那さんの色はやや後退。ジェリー・バトラー、デクスター・ワンゼルらが主要プロデューサーとなり、よりコンテンポラリーな方向性になっていますが、フィリーの伝統はしっかり意識されています。.
Let’s Get This Party Started.
Everyday Affair.
See You Later.フィリーの重鎮として円熟の境地に差し掛かりかけた時期ですが、ここからもちゃんと全米4位のメジャー・ヒット「Used To Be My Girl」が生まれています。しっとりとした聴かせどころと、ディスコ対応もバッチリの現役生。70年代後半にも彼らの黄金時代があったこと覚えておいてほしいです。.
Use To Be My Girl.
This Time Baby.
Cry Together.1980年代を迎えて社会もフィリーソウルも新たな方向に向かうべき。そんな思いがタイトル曲には込められているように思います。フィリーソウルの屋台骨を支えてきた彼らとギャンブル&ハフによる、フィリーの伝統を踏まえつつ発信した新時代へのステートメント。.
To Prove I Love You.
You’re The Girl Of My Dreams (Sho Nuff Real).
The Year 2000.ヒップホップ・フリークには「Impeace The President」(ハニードリッパーズ名義)の生みの親としても知られるシンガー/ソングライター。リズムに興味を持っていた人らしく、このアルバムもあの「My Girl」やエルトン・ジョン「Your Song」などでレゲエ風のリズムをとりいれているのが大穴感。他の曲もハイ・サウンドにも通じる心地よさあります。.
My Girl.
Your Song.
Virgin Girl.もともとふたりのドイツ人ソングライターによる架空のディスコプロジェクトでしたが、アメリカでもヒットを連発。華やかなコーラス、シンプルなビート感、独特のおおらかさがディスコ隆盛の下地を作りました。ここから独立したペニー・マクリーンもディスコクイーンとして成功します。デビューヒット「Save Me」そして全米ナンバーワンに輝いた「Fly, Robin, Fly」収録のUSファースト・アルバムです。.
Fly, Robin, Fly.
Save Me.
I Like It.映画「サマー・オブ・ソウル」での素晴らしいゴスペル・アワーを体験して、あらためてゴスペルを聴きたくなった人におすすめしたい一枚です。キャラヴァンズはシカゴの女性ゴスペル・グループ名門(デビューは1958年)。この時期はソロでも有名になるシャーリー・シーザー在籍。あのロリータ・ホロウェイも在籍していた時期もあるんだそうです。.
Soul Salvation.
I Want To See Jesus.
Hold Your Peace.アメリカでフィリーソウルをポップチャートにも多く届けたという意味では、スピナーズはとても重要なグループ。このアルバムからも「The Rubberband Man」が全米2位の大ヒットに。この時期のリードシンガー、フィリップ・ウィンの軽やかで、なおかつソウルフルなヴォーカルが受け入れられていたのも大きいんでしょうね。ポップ、ソウル、ディスコのバランス感覚も絶妙。.
The Rubberband Man.
Wake Up Susan.
Now That We’re Together.デトロイトで60年代に結成され、シングルを中心にリリースしてきたソウルグループ。これがセカンドアルバムです。タイトル曲から、活きのいいディスコブギーがメドレー的に流れるA面が最高に真夜中のパーティー気分ですね。息の長い活動をしている彼らだけにミディアムやバラードも抜群の表現力。.
Night People.
Hideaway.
They Took The Snow On The Road.「Pillow Talk」の大ヒットから4年後。次は“私の上に”ですか。甘茶ソウルの女伝導師にして、数々のレーベルを興した実業家(そのひとつがヒップホップの源流Sugar Hill)。もっとさかのぼればかしまし男女R&Bデュオのミッキー&シルヴィア。その時代の出世作「Love Is Strange」の70年代ヴァージョンも、ここでかましています。もこもこした音質が逆に愛おしさを誘う女帝盤。.
Lay It On Me.
The Lollipop Man.
Love Is Strange.モデル出身の美女シンガー。初期はシャラマーなどが彼女のバックを務め、SOLARレーベルの成功にも彼女の人気がずいぶんと貢献したそうです。80年代半ばの本作はAOR通には知られるMCA系のレーベルConstellationに移籍しての作品。バーバラ・ルイスやイヴォンヌ・エリマンでおなじみ「Hello Stranger」のカヴァーなど、デジタルながらメロウなサウンドでの表現が絶品! 乗馬ジャケに手を引っ込めることなかれ!.
Hello Stranger.
Superstar.
Horsin’ Around.ジェイ・グレイドン(“Jay Clayton”と誤表記されていますが)が全面参加した黒人男女デュオのアルバムです。アール・パーマー、エド・グリーンら曲によってメンバーは入れ替わっていますが、グレイドンとベースのジェームス・ジェマーソンは全曲に関わっているようです。同時代のMotownとしては異色のゴスペル的内容のアルバムですが、ニューソウル・ゴスペルと表現したくなるような新鮮さが全体にあります。.
Everything Is Alright Now.
Satisfied Mind (Sing).
I’ll Keep My Light In My Window.70年代半ば、フィリーに向かってソウルシンガーとして大成功を手にしたルー・ロウルズ。その成功にあやかって60年代後半から70年代前半のレコーディングを編集したアルバムです。1971年のヒット曲「A Natural Man」はミッドテンポのファンクナンバーとしてシンプルにかっこいいですし、カヴァーにも深みあります。とっくにソウルフルだったことの証明盤。.
A Natural Man.
Got To Get You Into My Life.
A Song For You.