【曲目】Man With The Big Hat / Kansas Legend / Song For Stephen Stills / Jake's Song // Texas Trilogy Daybreak, Trainride, Bosque County Romance / There You Go / Weaving Is The Property Of Few These Days / Lovin' Mind
ロックミュージカル「Jesus Christ Super Star」に出演経験がある俳優兼シンガーなのですが、70年代のソロはどれも知的な香りのするコンセプチュアルなSSW作品。アルゾ的な雰囲気もある「When I'm Yours」やアコースティックスイングな「Someone’s Rocking My Dreamboat」とか意外に驚いていただけるのでは? ブリティッシュ・ポップとか好きな人にもお勧めします。.
前年にクリス・クリストファーソンと結婚。夫妻で制作したアルバムがグラミーを受賞するなど、キャリア初期の絶頂期に制作されたアルバム。ラリー・マーレー、ガイ・クラーク、ボビー・チャールス、エリック・カズなど、新進作家が多く発掘されています。名唱「Love Has No Pride」収録。豪華なメンバーも特筆もの。.
【曲目】Dreidel / Bronco Bill's Lament / Oh My What A Shame / If We Try / The More You Pay (The More It's Worth) // Narcisissma / Falling Through Time / On The Amazon / Birthday Song / The Pride Parade
豪華なメンバーが参加したイギリス録音。ちょっとひねくれたポップ感覚を漂わせつつ、彼のナイーヴさ、都会っ子的な部分がよく出たアルバムです。B-1「Crying In My Sleep」はナイーヴなシティポップ・バラードでとてもいいです。バックで聴こえるコーラスはジョニ・ミッチェルと、彼の実妹スーザン・ウェッブ。.
収録曲・データ
【曲目】Ocean In His Eyes / Feet In The Sunshine / Cloudman / Lady Fits Her Blue Jeans / Just This One Time // Crying In My Sleep / It's A Sin / Alyce Blue Gown / Land's End/Asleep On The Wind
60年代にヒッピー・グッドタイム「Sprit In The Sky」の大ヒットを持つ彼が、自然回帰の方向を見せ始めたソロ2作目。次作の名作「Petaluma」につながる”ほのぼのアコースティック”な雰囲気の作品と、従来のロックンロール+グッドタイムミュージック的な作品とが相半ばしつつ共存しています。「Canned Ham」のユーモア、「Miss Fancy」の甘さなど、もっと評価されてもいい好盤と断言。.
収録曲・データ
【曲目】Back Home Again / Rhode Island Red / Canned Ham / Titfield Thunder / Miss Fancy // Lucille Got Stealed / Circulate / Hook & Ladder / Damper / I. J. Foxx【Producer】Erik Jacobsen
【曲目】Fifty-Five / Good Days Are Rollin' In / Band Of Steel / For A While // Sweet Virginia / Yesterdays & Tomrrows / I’ll Be Lucky / Her Song / Ramblin’ Cocaine Blues
本国イギリスでは「Alone Again」の大ヒットを出す以前にリリースされたファースト・アルバム。アメリカでのリリースにあたり、一曲を差し替え。もちろん、そこで追加されたのが「Alone Again (Naturally)」。イギリスの下町っ子然としたアートワークから、パリッとした若者らしい写真に差し替えられました。ハリケーン・スミス+ポール・マッカートニーと評することの出来る彼の個性が十二分に発揮された大傑作。.
収録曲・データ
【曲目】Intro / January Git / Bye Bye / Permissive Twit / Matrimony / Independent Air / Nothing Rhymed // Too Much Attention / Alone Again (Naturally) / If I Don't Get You (Back Again) / Thunder And Lightning / Houdini Said / We Will / Outro
心優しきソングライターの心優しき歌。マニアックに語られる機会がないため、この人の本当の魅力を見落としていたような気がします。ほろ苦さや切ない思いが甘やかなカントリー風味に包まれて。なにしろ全曲アレンジはニック・デカロだったりします。初期ジェームス・テイラーや「Hosono House」好きなら思わずぐっとくる名アレンジもあちこちに。とにかく曲良し。「My First Day Without Her」聴いて唸ってしまいました。.
収録曲・データ
【曲目】California Memory / My First Day Without Her / Living Every Man's Dream / Like Old Times Again / Roses And Love Songs // I'll Still Love You / Where Do I Put Her Memory / Coming Apart / The Need To Be / You Are A Song
このアルバムはマッカートニー・フォロワーによるシティポップ傑作の一枚だと断言できます。シングルヒット「Get Down」だけでなく、とにかく一曲も捨て曲が無い。ダンサブルな展開を垣間見せるB-2「I Have Never Loved You As Musch As I Love You Today」からのメロウ/ブルーアイドソウルな流れなんかマジで最高ですよ。見過ごさないで!.
I Have Never Loved You As Musch As I Love You Today.
【曲目】Deliver Me / Davy McVie / In My Own Small Way / Sail Away // Two Lovely Women / In A Dream / Drunk And Dirty / Pick Me Up On Your Way Down / Jenny's Blues
グラディス・ナイト&ザ・ピップスのヒット曲「夜汽車よジョージアへ」の作者。ポップ・カントリー的なイメージですが、ちゃんと聴き返すとビックリ。ニック・デカロがたいてい弦をアレンジしていますし、デヴィッド・フォスター、マイケル・オマーティアン、ラリー・カールトンらメンバーも最強。さらにA-1「Misty Mississippi Morning」みたいなセンシティヴで最高泣ける曲もいっぱい! 「Living With A Shadow」も素晴らしい。.
エドガー・ウィンター・グループ在籍時には多くのメロウナンバーを手がけ、後にはディスコのヒットメイカーとして「Relight My Fire」「Instant Replay」を書く天才サウンドメイカーのファーストソロ。ダサすぎるジャケットを見て思わず手を引っ込めた人もアコースティックメロウな名曲「Thank You For The Good Times」「Lighthouse」にはメロメロのはず。パワーポップ+モータウンな「Can't Stand In The Way Of Love」もホントいい曲! 隠れた名盤扱いにしておくにはもったい無さ過ぎる!.
魅力的だとはちょっと言い難いジャケットのせいで損しているアルバムです。70年代に入って彼がさらに惹かれたアメリカのSSWサウンドと、自身のジャズ的なセンスがとてもうまく融合した一枚だと思うのです。ボズ・スキャッグスの「We Were Always Sweethearts」や、マーク・ベノの「Hall St. Jive」などを選び出す着眼がさすが。彼のオリジナル曲も良いですよ。US盤とは選曲違い。.