ホール&オーツらしい言葉遊びをモダンな打ち込みサウンドでダンスミュージックにしたヒット曲。サビの「M-E-T-H-O-D」はそのままmラッパー、メソッドマンに引用されましたね。.
Method Of Modern Love.
Bank On Your Love.なめらかでシルキー、ソウルフルな歌声はいつも爽快。時代がディスコ/16ビートに移行していくこの時期は、まさに今こそ聴いていただきたい! 流麗でせつなくて。数々の名カヴァーを生んだ「You're The Song」(トニー・リヴァース&ケン・ゴールド作)やボズ・スキャッグス「We’re All Alone」のカヴァーが最高。アレッシー、テディ・ランダッツォら選曲にも目が行き届いてます。プロデュースはボブ・ゴーディオ。70年代のフランキー・ヴァリにじつは駄作無し。.
You're The Song.
Can't Get You Off My Mind.
We’re All Alone.アルゼンチンが生んだ不世出の才人ルイス・アルベルト・スピネッタが、アメリカでレコーディングした英語詞AORアルバム。ジノ・ヴァネリあたりに通じるメロウで独自の世界観を持つシンガーでした(ジノのカヴァーも1曲)。ハイトーンのファルセットに漂う色気はただものではない感じ。西海岸セッションにはエイブ・ラボリエル、ジェームズ・ギャドソンが参加。サウンドプロデュースはジョージ・バトラー。亡くなってからオリジナル盤の価格は上昇しています。.
Who’s To Blame.
Love Once, Love Twice, Then Love Again.
Children Of The Bells.ファーストアルバムのオリジナル。のちにAristaから別ジャケで再発されますが、このBell盤は、まったく売れなかったため意外と見つかりません。ランバート、ヘンドリックス&ロスを完璧に再現した「Cloudburst」ベット・ミドラーでも知られる「Friends」(マーク・クリングマンとバジー・リンハートの共作)をはじめ、もちろん内容も素晴らしい! プロデュースはバリー自身と彼を発掘したロン・ダンテ。A面冒頭には2歳のバリーとおじいちゃんによる微笑ましいやりとりも入ってます。.
Friends.
Cloudburst.
One Of These Days.ギターとベースを担当するゲイリー・ダルトンと、ドラムを担当するケント・デュパリによるLAの白黒混合デュオ。アルバムは数枚ありますが、ブルーアイドソウル感覚とAORグルーヴが合致した本作が一番人気です。AORが輝いていた時期ならではのパリッとしたサウンドと高揚感が自然に盛り込まれているように感じます。こみあげ系のグッドソングを作ることしか興味がないデュオって感じ。かつてサバービアにセレクトされ脚光を浴びた1枚。.
Caught In The Act.
Til The Day I Started Lovin' You.
There Is Love In Everybody.LA産チカーノたちが繰り広げるたまらなくアーベインなメロウなファンキーサウンド。「Hidden Tears」や「This Day Is Our Day」とか、ナイトライフへと繰り出すにはこれぐらいシャキッとした切れ味がないとね。フィリーマナーだったソウル感覚がブラコン的なものへ移行してきました。.
Hidden Tears.
This Day Is Our Day.
High On The magic Of Your Love.彼らの代表作といえば、やはりこのアルバムと次作「H2O」になるでしょうね。タイトル曲、そしてヒップホップへの影響も大きい「I Can’t Go For That」の2大ヒットを収録。売れ線狙いのイージーさではなくしっかりエッジを攻めたサウンドが時代を超えて評価されています。.
Private Eyes.
I Can’t Go For That.
Did It In A Minute.博学のジャズマスターにして、最高のオシャレ貴族、ベン・シドランのArista時代の3枚目。ある意味、彼がもっともAORと蜜月になっていたと言える時代の、ミッドナイト感、そしてファンキー度高めの内容。16ビートを交えたA-1「Kiss In The Night」のドラマチックな展開がカッコイイです。インスト「The Cadillac Kid」にもやられます!.
Kiss In The Night.
Moose The Mooch.
The Cadillac Kid.ブルーアイド・ソウルの名バンドの3作目。アルバム全体を貫いている洒脱なグルーヴ感覚は、やはり白人黒人混合グループだった彼らならでは。黒人ヴォーカリスト、レスリー・スミスの歌声も伸びやかで最高です。爽快な「It Just Takes Awhile」をはじめ、彼らのメロウ&タイトなグルーヴは完璧! いつまでも色褪せません。.
It Just Takes A While.
The Force Is Watching You.
Don't You Wish You Could Be There.いまや世界的な人気曲となった松原みきの「真夜中のドア〜stay with me」のオマージュ元として知られる名曲「It's The Falling In Love」(デヴィッド・フォスターと彼女の共作で、のちにマイケル・ジャクソンもカヴァー)を収録したセカンド・アルバム。ブルース・ロバーツ、ピーター・アレンなど共作陣もよいメンツ。この時代のLA産フィメール・ソングライター系シティポップの最上級サウンドです。.
It's The Falling In Love.
Peace In My Heart.
I Don’t Wanna Dance No More.「Friends In Love」が一時AORファンの間ですごく人気でしたが、だったらこちらもぜひ。デヴィッド・フォスターを筆頭に、クリス・クリスチャン、ロビー・パットン、ブルース・ロバーツ、デヴィッド・ラスリーら西海岸AORシーンを代表するライター陣が佳曲を提供しています。ディオンヌのAORはどれもよいです。なんといっても、あの「It’s The Falling In Love」のディオンヌ版!.
Reaching For The Sky.
It’s The Falling In Love.
Easy Love.「Sexy Eyes」のディスコヒットによってその路線がひらけた彼ら。もともと持っていた憎めないキャラクターをメロウなセンスと合致させた名曲「Girls Can’t Get it」収録の1980年作。このジャケでハードな内容と勘違いされそうですが、泣けるメロウ連発。このアルバムがいちばんAOR、本当です。.
Girls Can’t Get it.
Body Talkin’.
That Didn’t Hurt Too Bad.スイートで胸キュンのメロディ。緻密に組み立てられたソフトファンクなリズムセクション。それに乗る清涼感たっぷりのソフトコーラス。ストリングスアレンジはジーン・ペイジだし、エド・グリーンやリー・リトナーらのリズム隊もこの時代の最先端。加えてふたりの自作。甘酸っぱい雰囲気に才能が込められた作品です。.
Driftin'.
Rainbows Go On Forever.
I Don't Wanna Lose You.熱く疾走するダイナマイト級ブラジリアングルーヴ「Jack Miraculous」を聴いて、足腰&胸が躍らない人はいないでしょう! カナダ出身の孤高のマルチプレイヤーのセカンド。熱気と清涼感が絶妙にクロスした初期の作品は格別。この浮遊感とファルセットボイスが最高! 厳しく突き詰められたサウンドには孤独が映ります。.
Jack Miraculous.
Felicia.
People Gotta Move.CCM界を代表する男性コーラスグループ。長い歴史を持つ彼らですが、本作で加入したラス・タフによってAOR的なサウンド作りとヴォーカルワークが可能となりました。クリス・クリスチャンのプロデュースもとても冴えています。A-3「Gotta Watch, Gotta Play」からA-5「There Will Never Be Any Peace」のメロウな展開には思わずうならされますよ。特にファルセット使いの後者はスウィートソウル風の趣も。このあとに続く作品のクオリティも高いのであまり語られない作品ですが、本作だってすごくハイレベル。.
There Will Never Be Any Peace.
More Each Day.
Gotta Watch, Gotta Pray.ハレクリシュナ系ディスコソウルの傑作。AORの隠れ名盤として知られるラーサ(Rasa)とも通じるプロダクションです。高揚感とメロウネスが同居したフィリー風の最高のダンスナンバー「Can't Find The Way」「I Believe In Thee」やタイトル曲など8曲を収録。全曲を書いているのはキーボード奏者、ホルヘ・バリオ。サルソウル・サウンドに通じる色気もあり。本作もAOR隠れ名盤です。.
Can't Find The Way.
Don’t Want That Illusion.
I Believe In Thee.1977年作品。快活なポップソングや繊細なバラードに持ち味のある人ですが、このアルバムはAOR路線(スーツできめてます)。全曲ドラムはジェフ・ポーカロ。メロウな16ビートやバラード、ドライヴ向けのダンサブルなナンバーなど、AORのツボを抑えた好内容! 彼の作品中、AORファンに一番人気なのはこのアルバムかと。.
Fool For Your Love.
I Want You Back.
Easy To Love.正式にはセカンドアルバムですが、一般的には、ここから彼の名は広く知られます。プロデューサーのトミー・リピューマの高い美意識のもと、クルセイダーズをバックに迎え、洗練されたサウンドを大きく前面に展開。AORという音楽にまつわるムード作りの礎にある重要作品です。エレピを中心としたファンキー&メロウなテイストが、70年代の分岐点の心に強く響いたのです。.
Nightmoves.
Monkey See - Monkey Do.
Popsicle Toes.AORの範疇に入る時代ですが、アコースティックなテイストの良さも失われていなくて。ギャラガー&ライルのヴァージョンも最高なA-1「I Wanna Stay With You」が最高です。ほのかに漂う良質なシティポップ感覚がとても魅力的。自前のバンド編成での録音ですが、アイアートやジャコ・パストリアスが要所で起用され、アクセントになっています。.
I Wanna Stay With You.
New Beginnings.
I Got Love.アルトマンの映画「ナッシュヴィル」で歌った自作曲「I’m Easy」のヒットがきっかけで歌手デビュー。正直言って俳優さんのレコードとは思えないほど、クオリティの高い逸品。アルバムタイトルは「忘れ物取扱所」の意味。それにひっかけて両面をLost SideとFound Sideで構成。それとも失意と希望とのダブルミーニング? 思わず胸をギュッと捕まれてしまいました。フリートウッズ「Mr.Blue」やビートルズ「Rain」のカヴァーもさりげなく素敵だし、Found Sideの3曲目「Love Of The Blues」のジャズっぷりにメロメロ。.
Mr.Blue.
Love Of The Blues.
Rain.こういうレコードをシティポップ名盤と呼びたいものです。自ら華麗に鍵盤を叩き、リリカルなポップスを紡ぎだすSSW。田中康夫著「たまらなくアーベイン」や金澤寿和著「AOR Light Mellow」などでも紹介されていたアイテムですが、あらためて聴くと70年代型シティボーイ・ポップスとしての完成度も高い作品と感じます。中でもB-4「Nickels And Dimes」はトッド・ラングレン風の傑作シティ・ポップ!.
Nickels And Dimes.
Make It Thru The Rain.
Music And Words.あのサジタリアスにセッションシンガーとして参加していた経歴を持つチャック・ジラード。自らのソロキャリアはCCMシンガーとして築いていきます。セルフプロデュースで、西海岸の名手をセッションに配するなど音楽的スペックの高さを全体から感じます。ウェストコースト産らしいメロディ重視の内容です。.
His Word Is Still His Promise.
Wings Of Mercy.
Love Is Alive.バート・バカラックとの結婚直前につくられた美人&人気作詞家の3作目。裏ジャケの仲睦まじい姿を見ていただきたいです。作曲には2曲を除いてバカラックが全面参加。彼女の長い共作パートナーであったピーター・アレン、ブルース・ロバーツが脇を固めます。デヴィッド・フォスターが3曲をアレンジ、TOTOやペイジズのメンバーが参加するなど、AORファンにも好まれる上質なフィメール・ポップスです。CDはもはや廃盤。.
Easy To Love Again.
Just Friends.
Stronger Than Before.ブルーアイドソウル的なセンスを前面に出したファーストソロです。チャート的な成功はこのあとのアルバムからですが、内容はデヴィッド・フォスターがプロデュースした名盤中の名盤! ジェイ・グレイドン、レイ・パーカー・ジュニア、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサーなど、この時期に考えられる最良のメンバーによる最良のAOR!.
What Good Is Love.
I Don’t Want You Anymore.
Love Is Forever.アル・クーパーが重用したベーシスト、ハーヴェイ・ブルックス、イリノイ・スピード・プレスにいたカル・ディヴィッド、バッキンガムスの中心人物だったマーティ・グレップの3人組。ファーストがサバービア名盤として有名ですが、このアルバムも聴き応えあり。くぐもったメロウさが際立つ「Down To The City」「What Becomes Of Your Life」やファンキーなフィフス・アヴェニュー・バンドみたいな「Go With Change」など、良い曲ありますよ。「Vicious Circle」の疾走するフュージョン感も良いですね。.
Down To The City.
Go With Change.
What Becomes Of Your Life.AOR/ブルーアイドソウルに欠かせないバックシンガーであったデヴィッド・ラスリーのセカンド。いまとなっては第プロデューサーとなったドン・ウォズの初期プロデュース作です。80s仕立てのドゥーワップ「Next Time」が最高! ティモシー・シュミットの「So Much In Love」と続けて聴きたいです。デジタルメロウな「Saved By Love」など、良い曲多し!.
Next Time.
Saves By Love.
Where Does That Boy Hang Out.ライ・クーダーのバンドでシンガーとして活動してきた彼のファーストソロアルバム。マイケル・オマーティアンが全面に渡ってアレンジを手掛けた捨て曲なしのシティソウル傑作です。ファルセットを活かした爽快でソリッドなナンバー「Fool For The Night」「If You Don’t Want My Love」のリズムトラックをジェイ・グレイドンがアレンジし、この2曲ではデヴィッド・フォスターがピアノで参加。プロデュースはスティーヴ・バリ。ポール・ジャクソン、エド・グリーンらも参加。.
Fool For The Night.
If You Don’t Want My Love.
Mind Reader.アメリカでは、マイケル・フランクスやケニー・ランキンは、ほぼ確実にジャズのコーナーに入っています。そんなジャズSSWとしての方法論、たたずまいをこの時代の彼らの作品は、何の説明もなく音だけで教えてくれるのです。「Antonio’s Song」収録。まごうことなき傑作ソフィスティケイティドAORジャズアルバム。裏ジャケのWBセーター欲しいなあ。.
Antonio’s Song.
Don’t Be Blue.
Down In Brazil.ソングライターとして幾多の素晴らしい作品を書き残してきたこの人。80年代最初にして唯一のソロ作がこちら。ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・フォスター、スティーヴ・ルカサーらがバックアップしたこともあり、AORファンにも受け入れられました。同時代の流行に比べて派手さやダンサブルさは控えめなサウンドですが、シンガーとしても表現力を増した彼の歌声には信頼感を覚えます。アート・ガーファンクルに提供した「Scissor’s Cut」の自演版、素晴らしいです。.
Angel Heart.
Scissor’s Cut.
God’s Gift.70年代後半以降、ソングライターとしてのみならずAORシンガーとして、ダンスも含めたパフォーマーとしてのステータスをあげていったピーター・アレン。この83年盤はチャーリー・カレロのプロデュース。デジタルリヴァーブ全盛なサウンドになっていますが、ブルーアイドソウル・フィーリングは健在。デヴィッド・フォスターも参加。かっこいいドラムはヴィニー・カリウタ。.
Not The Boy Next Door.
You’ll Always Get Your Way.
Somebody’s Got Your Love.