ポップな持ち味が光るカナダのSSWのアルバム。B-1にご注目! ミレニウムのカバー「To Claudia On Thursday」なのです! 他にもコリン・ブランストーンでおなじみの名曲「I Don't Believe In Miracles」(作曲はラス・バラード)は聞いていると、とてもピュアな気持ちになる傑作です。自作曲にもカナダならではの透明感あり。女性的でナイーブな声もいいですね。全編シティポップ…アコーステックなテイストで、とてもよいです!.
収録曲・データ
【曲目】You Make Everything Alright / I Don't Believe In Miracles / Rebecca / Anytime At All / Daybreak Memories // To Claudia On Thursday / Natalie / Come And See My Man / Dawning Day
冬のセントラルパークで佇む彼らの姿が、収録された音楽をよく表現しています。ほのかに暖かいストリングスと、心温まるシティ派フォークロックがよく似合って。「Let Your Feelings Go」での乾いたアコギのカッティングが素敵だし「The King Of Rock ‘N’ Roll」も最高ですね!彼らのアルバムのなかでも完成度、人気ともに群を抜いています。NYを代表するSSWデュオがLAで録音した大名盤。プロデュースはスティーヴ・バリ。.
収録曲・データ
【曲目】Time-Traveler / Will You Be My Lady / Let Your Feelings Go / Is It Raining In New York City / Mixed Emotions // Follow The Man With The Music / The Girls Next Door / Somebody Stole The Sun / AM-FM Blues / The King Of Rock 'N Roll
ペダル・スチールと7弦ギターによる素晴らしいアコースティック・スイング・レコードです。ジャズる二人の粋人たちが奏でるスタンダードやクラシック・ジャズは、ちょつと他のレコードでは味わえない不思議な浮遊スイング感がたまりません。「Limehouse Blues」「Honeysuckle Rose」「Days Of Wine And Roses」など、好き者のツボを突いた選曲も最高です。.
収録曲・データ
【曲目】Honeysuckle Rose / Talk Of The Town / Slow Burning / Days Of Wine And Roses / Limehouse Blues // All The Things You Are / End Of A Love Affair / Sweet Lorraine / Shenandoah / Round Midnight / Moonlight In Vermont
「Come Softly To Me」「Mr.Blue」に続くヒット曲「Tragedy」を収録した1枚。とろけそうなコーラスはますますソフト、そしてイノセントに。「心には春がいっぱい」のまったり具合も格別。ちなみにあのサンディ・サリスベリー(ミレニウム)は彼らの曲を聴いて音楽に目覚めたとのこと。R&R全盛期における一服の清涼剤です。.
【曲目】Horses / New Orleans Shuffle / Beverly / Om Shanthi Norris // I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free / When You Wore A Tulip (And I Wore A Big Red Rose) / Hawaiian Two-Step / Bucktown Stomp / Candy Man / After The Ball
今なおスウェーデンの人気歌手として活躍するリル・リンドフォルシュ。60年代のアルバムにはガールポップ的な魅力もありますし、年齢を重ねてからも趣味よく同時代のポップセンスをとりいれています。スティーヴィー・ワンダーの「You Are The Sunshine Of My Life」のスウェーデン語カヴァーも落ち着きがあっていいですね。大人の女性のたたずまいがある北欧シティポップ。.
Du Ar Det Varmaste Jag Har (You Are The Sunshine Of My Life).
スティーヴ・ミラー・バンド在籍のハーモニカ奏者。バンドとはひと味違う都会的なフィーリングと小洒落たスイング感覚あふれるソロ作は長年ハイファイで人気のシンガー・ソングライター作品です。トロピカルな雰囲気漂う「One Kiss To Goodbye」に惚れ惚れ。この感じ、アラン・トゥーサンに通じます。トロピカルにカリプソを消化した「Rosalie」もいい。ヴァン・ダイク・パークス「Yankee Leaper」にも通じる味ですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Lovin' In The Valley Of The Moon / One Kiss To Say Goodbye / Ghetto Hotel / Nobody Wants Me / Puerto De Azul // Hangin' Tree / Another Day / Rosalie / The Jig Is Up / Eighteen Wheels / Sea Of Key
軽くファンキーにシャッフルする「Make It With You」のためにあるようなアルバム、と言ってしまってかまわないほど、このヴァージョンは素晴らしいと思います。また、それと同時にポップスの黄金律を保ちながら自身を響かせる歌の妙味、モダンなサウンドに目を配りつつ、きちんと貫禄を示す彼女の実力に脱帽します。ポップスやロックまで幅広い選曲の妙も魅力。懐深いおとなのポップスです。.
収録曲・データ
【曲目】One More Ride On The Merry-Go-Round / The Long And Winding Road / That’s What Living’s About / The No-Color Time Of The Day / Let’s Get Lost In Now // Make It With You / Passenger Of The Man / I’ve Never Been So Happy In My Life / You’ll Remember Me / Good-Bye
ゴルゴーニ・マーティン&テイラーでの活動を経て、ようやくリリースされたファースト・ソロ。すでにソングライターとしての名声があり、シーンの大物として知られていたのに自分の名前で出したアルバムは初めてなのでした。メリリー・ラッシュに提供した名曲「Angel Of The Morning」自演版をはじめ、淡いテイストながらチラリと生き様が見え隠れします。このアルバムをひそかに愛する人が多いのもうなづけますね。.
近年はハワイで暮らしたジェシ・コリン・ヤング。そのことを何となく連想させるオーシャン系AORの名曲「Slow And Easy」収録のアルバムです。続く「Maui Sunrise」もしっとりとした潮風を頬に受けるようなソフト・ブリージーなナンバー。B面の組曲的な展開も◎。ハワイへの憧憬あふれるオーシャン系名盤です。.
【曲目】Love Me, Please Love Me / Le Sous Marin Vert / Un Homme Et Une Femme / Mademoiselle Lise / Bang-Bang / Monday Monday // Paris En Colere / La Chanson De Lara / Strangers In The Night / Angelique / Ton Nom / La Machine Infernale
【曲目】Winter Has Me In It's Grip / La La Love / Homeless Brother / Sunshine Life For Me (Sail Away Raymond) / The Legend Of Andrew McCrew // Wondeful Baby / You Have Lived / Great Big Man / Tangled (Like A Spider In Her Hair) / Crying In A Chapel / Did You Know
ハンガリー生まれのジャズ・ギタリストとして60年代にフランス録音のアルバムを二枚残しているこの人。実はもともとの手習いはヴァイオリンでした。Flying Dutchmanの傍系としてボブ・シールが立ち上げたレーベルで、NYの腕利きたちとモダンなバックで録音した本作は基本がエレクトリック・ヴァイオリン。でも機械的じゃない、なまめかしくて色っぽい音です。一曲ギター。タイトル曲「I Love You」の見事なボッサに時を忘れそう。.
ファーストアルバム。リチャード・ティー、ウィル・リー、スティーヴ・ガッドらNYのトップ・ミュージシャンたちを従えて、ナイーヴな青年の心模様を描き出しています。タイトル曲あたりの都会的なグッドタイム感も人気の秘密です。ジョン・ピザレリみたいなスイング・ナンバーB-3「Straighten Up And Fly Right」も最高! .
収録曲・データ
【曲目】'71 / Regina / So Many Sides / As The Time Flies // Complicated Times / I Know, You Know / Straighten Up And Fly Right / Parents / Shining In You
プロデュースはアル・ゴルゴーニ。NYの凄腕セッションメンがサポートした女優ソフトロックの傑作。「Natural To Be Gone」の高揚感、ジャジーな「Everybody's Talkin'」ウッドベースのファンキーなうねりが渋すぎる「Darkness, Darkness」など、この時代ならではの選曲と、ギミカルなアレンジ+ヴォーカルの透明感があいまった傑作!.
収録曲・データ
【曲目】Leaving On A Jet Plane / Natural To Be Gone / Holly Would / I Just Don’t Know What To Do With Myself / Everybody’s Talking // Wichita Lineman / Words / The Windmills Of Your Mind / Darkness, Darkness / Hey, That’s No Way To Say Goodbye
15歳で放ったデビュー・ヒット「I Will Follow Him」でアメリカン・ガールポップ史に大きな足跡を残す彼女。60年代後半には活動の拠点をドイツに移すため、ガールシンガーとしての活躍はわずか数年。でもそれがガールポップ黄金時代とぴったりシンクロしていました。そのことがよくわかる全20曲の編集盤です。全曲モノラルでの収録です。.