W.Bグレー・レーベル。A-1「So In Love」冒頭にサーフェスノイズあります(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
小気味良いコール・ポーター作品集。
オルガンの名手というイメージが強いですが、実はアルバムごとに各種鍵盤を使い分けるコンセプトの持ち主。自身のラストネームと同じファーストネームのコール・ポーター楽曲をオーケストラルにアレンジした本作ではBosendorfer社のピアノを披露。「I Get A Kick Out Of You」などラテンタッチのナンバーでは、さすがの小気味よさ。.
収録曲・データ
【曲目】So In Love / What is This Thing Called Love / I Get A Kick Out Of You / All Through The Night / Get Out Of Town / Easy To Love // I Love You / It’s All Right With Me / At Long Last Love / Just One Of Those Things / You’d Be So Nice To Come Home To / Love For Sale
リンダ・ロンシュタットの歌唱で知られる名曲「Cry Like A Rainstorm」を、クレイグ・フラーのヴォーカルで再録しています。質感はメロウですが、AORの流行には染まりきっていない70年代後半の西海岸サウンドには、シンガーソング・ライター期の香りが濃厚に感じられます。ヴォーカルの上手さではフラーに軍配ですが、不器用ながら気持ちの伝わるカズのヴォーカルのタッチも、バッチリ健在です。.
収録曲・データ
【曲目】Feel That Way Again / Cry Like A Rainstorm / You Take My Heart / Let The Fire Burn All Night / 'Til You Come Back // Annabella / The Ways Of A Woman / Fool For You / Restless Sea / Annabella (Reprise)
セカンドアルバム。そして、バーバンクサウンドの古典! ヴァン・ダイク・パークスが関与したコンセプトに則った最高の選曲と最高のスタッフによるロック感覚のハリウッド・ノスタルジー物語〜アメリカ歴史探訪。 テッド・テンプルマン&ディック・スコップトーンがティキズ時代からやっているオリジナル「Hey , You In The Crowd」もグレート! いつまでも色あせない完成度!.
収録曲・データ
【曲目】Anything Goes / De Samba / Baretta's Theme (Keep Your Eye On The Sparrow) // Can't Give You Anything (But My Love) / Quarto Azul / Big Fro
ネオアコの前哨戦みたいなタイトル曲「恋はリズムにのって (Take A Little Rhythm)」。これって今聴くと、ちょうどいい懐かしさですね。このとき彼は21才。収録曲は10代で書かれたもの。A-2「恋はリズムにのって」からA-5「African Queen」までの流れなんかホント素晴らしいですね。クリス・レインボウのファンにも聴いてほしいもの。ロンドンA&Mが見いだしたアーティストです。.
収録曲・データ
【曲目】Fools' Society / Take A Little Rhythm / Saturday Heartbreaker / We Were All In Love / African Queen // Live Every Minute / Jamie / Page By Page / The Hollywood Role / A Goodnight Song
バカラックの「Knowing When To Leave」は彼女の声に合ってますねえ。この曲のカヴァーはいくつかありますが、これは個人的にベスト3に入ります。70年代の彼女にはソフトな名盤が多いので要注意です。B面ラストの「Yesterday I Was Young(帰りこぬ青春)」には思わず涙。「Nice People」では、ふんわり浮遊した気分に。柔らかくて包容力のあるアレンジは一曲を除きドン・コスタ。.
収録曲・データ
【曲目】Tonight I’ll Say A Prayer / You’ve Made Me So Very Happy / A Time For Us / Nice People / Quiet Soul / It Takes A Fool Like Me // Didn’t We / Time / Knowing When To Leave / Without You / Yesterday, When I Was Young
今のリスナーにはケニー・ヴァンスが在籍したグループと説明したほうがわかりいいかもしれません。ニューヨークのオールディーズを60年代ポップスに橋渡しした重要な存在。初期のホワイト・ドゥーワップ的な魅力から、よりビート感、ソフトロック感を増したサウンドへと移行してきた名作です。メンバー自作のタイトル曲や「Over The Mountain」などソフトロックのファンにも聴いてほしい曲もいっぱい!.
【曲目】Beginning To See The Light / I’ll Never Say Never Again / Get Happy / Why Did I Choose You / Just In Time // As Time Goes By / Where Is Love? / My Ship / Spring Will Be A Little Late This Year / Someone To Watch Over Me
ダイアナ・ロスが去った後ですが、70年代のシュープリームスにも名盤は多いのです。このアルバムは何しろ、全曲プロデュース&アレンジがジミー・ウェッブですから、悪かろうはずがありません。ジョニ・ミッチェルやニルソン(ロネッツの「Paradise」!)の作品も取り上げていて、ソウルアルバムというより、上質のSSWアルバムの趣です。「Once In The Morning」はウェッブもヴォーカルで参加です。.
収録曲・データ
【曲目】I Guess I’ll Miss The Man / 5:30 Plane / Tossin’ And Turnin’ / When Can Brown Begin / Beyond Myself / Il Voce De Silenzio // All I Want / Once In The Morning / I Keep it Hid / Paradise / Cheap Lovin’
【曲目】Your Song / It’s Impossible / Bridge Over Troubled Water / If Not For You / Superstar / Everybody’s Talking // You’ve Got A Friend / Mrs. Robinson / Yesterday / Sunny / Amazing Grace / Daytime, Nighttime【Producer】Anita Kerr & Alex Grob 【Arranger】Anita Kerr
1964年の大ヒット「It’s In His Kiss (Shoop Shoop Song)」で知られる黒人ポップ/ソウル・ガール。本作は68年に発売されたVee Jay時代の編集盤(63〜66年のシングル曲集)とのことですが、ジェリー・バトラーとのデュエット曲も含んでいます。ノーザンポップな「Hands Off」思いがけずスインギーな「June Night」ナイスカヴァーな「Hound Dog」など好曲多数!.
ナッシュヴィル産の心優しきSSW。これがなんと7年ぶりのセカンドアルバム。心優しいポップな曲と、数曲あるメロウな弾き語り系ナンバーが共存。音楽への愛情とインテリジェンスのバランスがちょうどいいのです。「Rainbow」や「Over And Over」の素晴らしさは息をのむほど。クレイグ・ナッティカムやジム・グレイディのようなサウンドを探している方に是非。.
収録曲・データ
【曲目】Harmony / Lily Of The Valley / Come And Lie Down / Children / Long Ago Once Upon A Time // Rainbow / On The Road / Eagle (For John R. Cash) / Saying Goodbye Without Saying Hello / Over And Over / Rock And Roll Health Food Nut
Philips移籍前、Vee Jay時代のナンバーを集めた編集盤。なかなか渋めの選曲が通好みで、ホワイト・ドゥーワップ・グループとしての彼らの出自を明らかにしてくれる向きも。「Silhouettes」や「Why Do Fools Fall In Love」などを収録してます。ちなみにここにも収められている「Honey Love」のバックコーラスは大滝詠一「君に夢中(いつも夢中)」に使われてますね。.
収録曲・データ
【曲目】Silhouettes / Sincerely / Yes Sir, That’s My Baby / Why Do Fools Fall In Love / Long Lonely Nights / Lucky Lady Bug // Since I Don’t have You / Teardrops / To-Night, To-Night / Honey Love / Happy, Happy Birthday Baby / Goodnight My Love (Pleasant Dreams)
ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリによるマヌーシュ・ジャズの名演を詰め込んだイギリス編集盤。エリントンの「It Don’t Mean A Thing」や、ガーシュインの「I Got Rhythm」をコンピの目立つところに配置したジャズ・サイドに寄せた選曲になっています。イラストのジャケットも雰囲気ありますね。90年前に彼らがいた景色に思いを馳せながらお聴きください。.
“Luau”とはフラや音楽を楽しみながら食事をするハワイ式パーティーのこと。ハワイアン定番曲や「Beyond The Reef」「My Little Grass Shack 」などアメリカ生まれの著名曲を、バラエティ豊かなコンボ演奏と歌も交えて披露しています。ウクレレソロによる「Ebb Tide」が素晴らしい!.
収録曲・データ
【曲目】Hukilau / Beyond The Reef / Koni Au / Hwaiian Wedding Song / Hano-Hano / Ebb Tide / My Little Grass Shack // Little Brown Gal / Sweet Leilani / Pearly Shells / Tiny Bubbles / Beautirul Kahana / On The Beach At Waikiki / Kauohi / Medley: Mapuana 〜 Aloha
アメリカン冗談音楽の大家として全米のラジオで親しまれたドクター・ディメントが選曲した初のコンピレーション。ロバート・クラムの「Get A Load Of This」やホーリー・モーダル・ラウンダーズ「Boobs A Lot」ジム・クウェスキン・ジャグバンド「If You're A Viper」などを世界に知らしめた鋭い、鋭すぎる選曲なのです。.
「To Wait For Love」(山下達郎「レアリティーズ」のヴァージョンの元と思います)「Without Her」で本人がヴォーカルをとっていますが、驚くほどセンシティヴな歌声です。他にもタイトル曲は乾いたトランペットの音色が心地良いし、「The Continental」でのスティールパン入りのカリプソ・アレンジもお洒落! 内省的でソフトロックなムードもいいし、60年代を締めくくる傑作と言えるほどの完成度なのに、今に至るまで未CD化なのが残念!.
収録曲・データ
【曲目】The Sea Is My Soil / Without Her / Marjorie / Girl Talk / Ob-La-Di, Ob-La-Da // Zazueira / The Continetal / Pretty World / Warm / To Wait For Love / Sandbox