ラムゼイ・ルイス・トリオの存在を、ジャズのフィールドからポップの世界に大きく押し拡げた全米5位の大ヒット「The In Crowd」。実はそれはこのライヴ盤からのシングル・カットだったのです。変にポップジャズ化することなく、プレーヤーの自由度の高いグルーヴィーでモッドなノリをちゃんと示しているのが勝因だったのでしょう。ジャズのフランクな楽しさが伝わるアルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】The 'In' Crowd / Since I Fell For You / Tennessee Waltz / You Been Talkin' 'Bout Me Baby // Spartacus (Love Theme From) / Felicidade (Happiness) / Come Sunday【Piano】Ramsey Lewis【Bass】Eldee Young【Drums】Red Holt【Recorded live】 At The Bohemian Caverns in Washington, D.C. on May 13, 14 & 15, 1965.
【曲目】Do-Re-Mi / Dead Or Alive / Grand Coulee Dam / Dust Storm Disaster / I Ain't Got No Home / So Long: It's Been Good To Know You // "T" For Texas (Blue Yodel No. 1) / Waitin' For A Train / Jimmie The Kid / Mother, The Queen Of My Heart / In The Jailhouse Now / Whippin' The Old T. B.【Notes】Recorded in London, 14th Nov. 1959.
【曲目】Quantrell / The Streets Of Laredo / Billy The Kid / Sam Bass / Twenty-One Years / The Buffalo Skinners / My Love Is A Rider / Cryderville Jail // Cole Younger / The Cowboy's Lament / Yavapai Pete / Jesse James / Ten Thousand Cattle / Gregorio Cortez / Stack Your Rope, Hangman / Belle Starr // The Training Of A Westerner / Lawman's Wife // The Case For Jesse James / They Can't Make A Hero Out Of Him
セシリオ・ロドリゲスとヘンリー・カポノによるデュオのセカンド・アルバム。ともにシンガー・ソングライターの二人が、共に曲を持ち寄りコーラスという、この時代にならではの集い方をしています。録音はロサンジェルスでプロのスタジオ・ミュージシャンの手を借りて行なわれていますが、ハワイで育まれた二人のロックらしく、開放的な気分が随所にうかがえます。A-1「Goodnight And Goodmorning」は初期ホール&オーツの知られざる名曲カヴァー。.
収録曲・データ
【曲目】Goodnight and Goodmorning / You and Me / I Am the Other Man / About You / Someday // Home (And I'm Staying This Time) / O'Clock Bad News / Highway in the Sun / Summer Lady / Railway Stations
ロバート・レッドフォード、ジョージ・シーガルが主演した金庫破りムーヴィーのサウンドトラック。ノリにノっていた時期のクインシー・ジョーンズがスコアを担当しています。ファンキーでスリリングなナンバーが多い中(相当サンプリングされています)、やはり最高なのはB-1「Hot Rock Theme」。ドン・エリオットの多重録音コーラスが軽やかに闊歩する最高の70年代ボッサ!.
Dotレーベルにあって、革新的ジャズをリリースするコンセプトで進められていた“Jazz Horisons”シリーズの一枚。看板アーティストたち4組のライヴ盤(1958年5月16日)です。目玉はドン・エリオット・クインテットのA-3「When Your Love Has Gone」。プレイもさることながら、彼の歌、スキャット! しかも当時の有名スターを次々に物真似するのです! この一曲だけの収録なのが惜しいですが、本当に貴重な録音!.
ミュージカル「王様と私」をジャズ化! ユル・ブリンナーや渡辺謙が主役を演じたことでも知られるこの作品は、19世期のシャム(現在のタイ)を舞台にしていて、そのため「March Of The Siamese Children」ではオリエンタルな音階が使われているのです。そのいっぽうであの「Shall We Dance」のようなスタンダードも生まれています。ロジャース&ハマースタインの懐の深さに敬服。ジェラルド・ウィギンスの演奏もジェントルでラブリーです。.
ニューオリンズで自ら経営するラウンジを拠点として活動したため、全国的な評価は得られず。しかし、常識にとらわれないでポップスなどをとりあげていくセンスに信頼があります。このアルバムではホーンセクションも加えたグルーヴィーなサウンドを展開。シカゴ「いったい現実を把握している者はいるだろうか」カヴァーがいいですね。「Going Out Of My Head」や「You’ve Got A Friend」もナイスアレンジ!.
Blue Noteに数多くのアルバムを残すピアノトリオ、スリー・サウンズのリーダーでもあったピアニスト、ジーン・ハリスが50年代末に、グループ活動のかたわらで残した2枚目のリーダー・アルバム。アタックの強いピアノで、気持ちよく跳ねるピアノジャズをきかせてくれます。メンバーはベン・タッカー(b)、ケニー・ハリス(ds)。.
【曲目】Que No Te Cuenten Cuentos / Si Necesitas De Mi / Nube Negra / Nuestros Hijos / La Verdad / Pidele A Dios // Declarate Inocente / Volvi La Espalda / Amigo Cantinero /Mejor Sin Ti / En Tu Boda
人を食ったようなグループ名の匿名ミュージシャン達によるLate60’sポップス集。裏ジャケの解説を読むと、英国人ミュージシャンによる歌と伴奏とのこと。ビートルズやアーサー・ブラウンのカヴァーもあり、確かにイギリスに目を向けた選曲です。なお、存在するのはこのオランダ盤のみ。当時リリース元のParkレーベルには”オランダのシュープリームス”な3人娘ことThe Heart Of Soulも在籍していました。ダスティやナンシー・シナトラが歌ったような「Harper Valley P.T.A.」のモッドな感じ、気に入りました!.
【曲目】Bowling Green / Don't You Grieve / Do, Lord / The Search / Run Little Donkey Run / High Barbaree // Mule Skinner Blues / Nine Hundred Miles / Travelin' / Drill, Ye Tarriers / The Rider's Caravan / Ox Drivers【Guitar】Gene Marshall, Pat Reagan【Banjo】【Guitar】Dennis Crawford
【曲目】You Can Tell The World / Winken Blinken And Nod / Comin' 'Round The Mountain / St. James Infirmary / I'se The B'y / Grand Old Ivy // Hey Young Rider / Ballad Of Spring Hill (The Spring Hill Disaster) / Banua / Deep Blue Sea / Dites Moi / Glory Road