冒頭「From This Moment On」から腰を直撃のビッグバンド・ラテンです。ヴェテラン女性ヴォーカリスト、レナ・ホーン。スケールの大きな歌が得意な彼女に、ずばりハマった最高のラテン・アルバム。ストレートなラテン・ジャズからボサノヴァまで、一気に駆け抜ける痛快な一枚。カリブ風の味付けの効いた「Island In The West Indies」が、隠れた粋トラックだと思います。シャープなアレンジはショーティ・ロジャース。.
収録曲・データ
【曲目】From This Moment On / Take Me / Night And Day / Old Devil Moon / More / My Blue Heaven // Cuckoo In The Clock / Meditation / By Myself / Island In The West Indies / Ours / Falling In Love With Love
ジェームス・ディーンの恋人とも言われたイタリア出身の美人女優が残したアメリカ録音盤。録音当時は26歳。儚さを兼ね備えたキュートな歌声にとろけてしまいますね。一曲収録された英語曲「Return To Me」のうるわしいこと! 恋多き女だった彼女は、71年に自殺してしまいます。それにしてもファインアート並の美ジャケに溜息です。リイシュー盤です。.
ミシェル・ルグランが代表曲を70年代のモードでリアレンジした作品を揃えた人気盤。オーケストラや自身のピアノを上品に配したロマンチックなナンバーが中心ですが、息をのむようなお洒落なファンキー・チューン「The Deep Blue C」「Picasso Summer」も収録しています。モダンと気品が同居した人気アルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】Brian’s Song / Theme From “The Go-Between” / The Deep Blue C / What Are You Doing The Rest Of Your Life / Picasso Summer / Dis-Moi // Summer Of ‘42 / Wuthering Height / Pieces Of Dreams / The Windmills Of Your Mind / I Will Say Goodbye
楽しき哉、スイング! 1932年から45年までトミー・ドーシーが率いたスモール・コンボ、クランベイク・セブンの楽しい録音を一枚にまとめて、美麗なジャケで発売したアルバムです。若きフランク・シナトラの初々しい歌唱も「Head on My Pillow」で聴けます。専属の女性シンガーだったイーディス・ライト嬢の歌声も勝ち気な感じで大変魅力的。バディ・リッチ、ジョー・ブシュキン、バド・フリーマンらの演奏も弾けてます!.
Blue Note United Artistブルー&ホワイト・レーベル。多少チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ビリー・ウッテン参加のメロウ&ソリッドな傑作。
スリリング&ソリッドなJBメドレー(I Don’t Want Nobody To Give Me Nothing〜Cold Sweat)を収録していることで有名な一枚ですが、今の気分はむしろスティーヴィー・ワンダーの「If You Really Love Me」のとろけそうなカヴァーの方かしら。ビリー・ウッテンのヴィブラフォンがこれまた魅惑のアクセント。ジャケはBlue Noteらしくないですが、中身はこれぞBN-LA時代への予告篇!.
【曲目】Swing Low, Sweet Chariot / Life Is Just A Bowl Of Cherries / Deep Purple / My Sugar Is So Refined / Brahms’ Lullaby / The Desert Song // Stormy Weather / I Married An Angel / Tenderly / The Old Ox Road / Love Walked In / Basin Street Blues
カルロス・サンタナの弟がマロの後に残したトロピカルAORアルバムの傑作! 人気曲「Sandy」が最高なのはもちろんのこと、全編きらびやかなオーシャングルーヴが詰まった一枚です。遊び疲れたときのBGMにはスウィートな「Love The Way」がオススメ! 泣けて踊れちゃうトロピカル・ポップ「We Are There」も人気ですね。ヴォーカルはマロのメンバーだったリチャード・ビーン。夕暮れ、火照った身体にビール、そしてこの1枚。.
収録曲・データ
【曲目】Sandy / Tonight You're Mine / Darling I Love You / We Were There // Love You, Love You / Love The Way / Seychells / Nobody's Perfect
RCAオレンジ・レーベル(ミゾあり)。A-3「Waiting To Be」中盤に小傷によるプチノイズが少し。他はEX++〜M--ほどで良好です。
あの「98.6」のキースです。
ソフトロック・アーティスト、「98.6」の本名ジェームズ・バリー・キーファーこと、あのキースです。RCAに移籍してリリースされた彼のサードにしてラスト・アルバム。ソフトロックのニュアンスを残しつつも、ビートルズの影響を感じさせるアシッドな浮遊感の「Waiting To Be」や、ファンキーな「The Problem」など新生面も加味しています。.
収録曲・データ
【曲目】Alone On The Shore / Trixon’s Election / Waiting To Be / Melody / The Problem // Marstrand / Mr. Hide / China Clipper / Elea - Elea / Charley Cinders
テレビ・プロデューサー、ギー・リュクス司会によるテレビ番組「Palmares des Chansons」(歌のヒットバレード)は、1966年に始まり93年まで続いた長寿番組。ルフェーブルは長年に渡って出演し、編曲指揮を担当しました。番組に連動するアルバム・シリーズの4作目として、1967年に発表された本作、今も愛される「バラは憧れ」「青い影」など、熱量の高い充実の演奏を収録しています。こちらの女性ポートレートを使用しつつ、フランス他、カナダ、英国など各国でリリースされました。.
ここから「Chuck E.'s In Love(恋するチャック)」が大ヒット(全米4位)したファースト・アルバム。いやいや、みんな彼女に恋したんですよ。ラス・タイトルマン、レニー・ワロンカーの薫陶を受けデビューした彼女の永遠に色あせることのない一枚です。ホントに見とれてしまうジャケットです。.
収録曲・データ
【曲目】Chuck E.'s In Love / On Saturday Afternoons In 1963 / Night Train / Young Blood / Easy Money / The Last Chance Texaco // Danny's All-Star Joint / Coolsville / Weasel And The White Boys Cool / Company / After Hours
博学のジャズマスターにして、最高のオシャレ貴族、ベン・シドランのArista時代の3枚目。ある意味、彼がもっともAORと蜜月になっていたと言える時代の、ミッドナイト感、そしてファンキー度高めの内容。16ビートを交えたA-1「Kiss In The Night」のドラマチックな展開がカッコイイです。インスト「The Cadillac Kid」にもやられます!.
収録曲・データ
【曲目】Kiss In The Night / You Got The Power / Moose The Mooch / The Cadillac Kid // That's Life I Guess / Doing You / Tell Old Bill / Mr. Bill Goes To Brazil / Face Your Fears
【曲目】I’ll Remember April / A Smooth One / All Of A Sudden My Heart Sings / Small Talk / I’m Lost Without You Tonight / Move // Did You Close Your Eyes / Bernie’s Tune / Don’t Be That Way / Please Be Kind / Stardust / Promises And Lies
モータウンナンバーの「How Sweet It Is」カヴァーがここからのシングルヒットだったという、シティ・ポップ/ソウル趣味を前面に出していた時期のアルバムです。「Mexico」や「Music」などは中期の名曲といっていいもの。初期3部作とはまた違った魅力で根強いファンを持つアルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】Mexico / Music / How Sweet It Is (To Be Loved By You) / Wandering / Gorilla / You Make It Easy // I Was A Fool To Care / Lighthouse / Angry Blues / Love Songs / Sarah Maria