ドイツRCAによる戦前ジャズ・バンド”特集企画”Jazz Star Serie”の第11弾。今回はビッグ・バンド・マスター二人の音源を収録。A面はディジー・ガレスピーを見出したことでジャズ史に名を残すテディ・ヒルの1937年録音。B面はトランペット奏者ながらタップ・ダンサー、ヴォーカリスト、俳優・タレントなど、マルチな才能で人気を博したウィリー・ブライアントの1936年録音です。ディジー・ガレスピー、コージー・コール、ベニー・カーターら、後のスターの名前がクレジットにあるように、飛ぶ鳥を落とす勢いだった両ビバンド。ディジー・ガレスピーがレイモンド・スコットの「Twilight In Turkey」を吹いているのも面白いですね!
(LP)Teddy Hill And His Orchestra 1937, Willie Bryant And His Orchestra 1936