ヴェネズエラからの招きで、現地のジャズクラブを訪れたアメリカのサックス奏者ジョン・ラ・ポルタ。地元のジャズ・ミュージシャンとの交流が発展して、この素晴らしいライヴ盤に結実しました。オルケスタ・カサブランカ、チャーリー・ナジー・クインテット、ウォルター・アルブレヒト・セクステット、セプテット・デ・オルケスタ・カサブランカと4組にジャズの手ほどきを加えながら、ラテン音楽と融合していったさまをドキュメント的に聴かされているようです。なにしろ音が誠実で、しかも活き活きとしています。
(LP)South American Brothers