アメリカのシアトルで活動したブラジル音楽グループが残した奇跡の一枚。アコーディオン、サックス、ギターなどリード楽器+リズム隊の7人編成。腕前抜群の緻密なアンサンブル、知的なヒッピー感覚、そしてピカイチのさりげなさが同居している心優しきオトコたち。親しみ深いメロディが、彼らの演奏を耳にすると、なんと心躍ることか。この得難い清涼感の素敵なこと! A-1「Lapinha」イントロ一瞬でKO。さらに、ハワイ産ブラジリアンみたいなコーラスがとりわけステキな組曲のA-2「A Tonga Da Mironga Do Kabulete」から、怒濤のグルーヴA-3「Poinciana」に流れ込むその瞬間、音楽を聴いてきてよかったと神様に感謝します! おっとB面には「St. Thomas」もありますね。