「Hawaiian Favorites With Danny Stewart's Hawaiians」ととタイトルされて50年代初頭に10inchで発売された盤の再発12inch盤。恐らく2曲ほど追加収録されていると思われますが、シンプルでアコースティックな伴奏を従えて上品に歌う様や、サウンドの感触から、全曲がほぼ50年代期の録音。ジャジィなスイング感の素晴らしさ!!
16ビート系ネオアコの前哨戦みたいなタイトル曲「恋はリズムにのって」。これって今聴くと、ちょうどいい懐かしさですね。このとき彼は21才。収録曲は10代で書かれたもの。A-2「恋は〜」からA-5までの流れなんかホント素晴らしいですね。Chris Rainbowあたりのファンにも聴いてほしいもの。ロンドンA&Mが見いだしたアーチストです。
元祖北欧の歌姫アリス・バブス。同郷スウェーデンのヴァイオリニスト、スヴェンド・アスムッセンとのデュオ・アルバムです。ここにユーリク・ノイマンが加わるとスウェ・デーンズ。あちらはにぎやかなスイング感が売りですが、こちらには北欧フォークソングを下敷きにしたフォーキーで、どこか神秘的な奥行きがあります。バブスとノイマンのデュオ・アルバム「When The Children Are Asleep」も絶品の名盤ですが、あのインティメイトさとも違います。なんというか、自然の神から遣わされた音楽の妖精のかわいいいたずらという感じがこのアルバムにはあるのです。彼女の長年のレパートリーである「Far Away Star」も、ここでのヴァージョンには他に無い童話的な神秘があります。歌詞はすべて英語。一曲を除いて全曲アスムッセンのオリジナルという事実にも驚きです。
1942年生まれの彼女。もともとフォークブルースに強い影響を受け、64年にその路線でデビューを飾っています。しかし、そのまま澄んだ歌声のフォーク美女としての人生を歩まず、70年代にレコーディングキャリアにカムバックしたときは、大きなアフロヘアでバイクにまたがるクール・ビューティーになっていました! ロリー・ブロックの初期とイメージがちょっと被りますね。でも声はロリーよりもずっと少女のようですし、ギターも決して凄腕ではない。しかし、その不完全さから漂う色香には、一度つかまると逃げられません。
1970年に名著「地球の上に生きる」を著した彼女は、プロモーションの際に立ち寄ったハワイの土地と人々に魅せられ、以来30年あまり彼の地に生きています。本作は彼女の目線で捉えられたハワイ生活・音楽体験から育まれた作品で「Music From Living On The Earth」の続編となるセカンドです。地元ミュージシャンにバックアップされた清々しくて、とても穏やかな音楽です。
アリーズのAORテイスト作品。元々はドン・ホーのバック・バンドが、時代と共にここまでサウンドを変化させて来ました。ノーマン・サリートのペンによる作品で、エア・サプライによってで有名になった「Here I Am」やダン・シールズの「Learning To Love Atain」などライトな選曲センスがよくて。後に素晴らしいAORアルバムを発表するダニー・カウチが在籍していたグループでもあります。※ときおりややスレがあるためEX++としましたが、キズのノイズはありません。裏ジャケにDanny Couchのサインがあります。
ソフトでモダンなハワイアン・コーラスの素晴らしさをお楽しみ下さい。ジャズ風味を小粋に漂わせるお洒落派が、ドン・ホーのバック・バンドから独立して放った第一作。男性のファルセットの伝統があるハワイならではのオープン・ハーモニーのコーラスが抜群。クーラー止めて窓を開けビール片手にアリーズを聴く。これでバッチリ、自宅でハワイアン。のちの諸作に比べても、エキゾティカ的な色彩が強い内容にも惹かれます。ちなみに冒頭の「Yellow Bird」は見事なハワイ流ボサノヴァのフラノーヴァ作品です。
ウィスコンシン出身のフォーク・ロック・トリオ。ギターにスキップ・ヘインズ、ベースにミッチ、ドラムにテッドのアリオッタ兄弟という編成です。ゆるやかにうねる内向きな歌と演奏が印象的。これが彼らの1stで、こののちテッドがグループを脱退、バンドは70年代末頃まで活動を続けます。ジェームス・テイラーの「Fire And Rain」をだる〜くカバーしています。これが気分。
ブラジリアン・フュージョン感覚を消化した世代による女性グループ。これがデビュー・アルバムです。白熱した演奏にミスティックな奥行きを持つ女性ヴォーカルが絡み合う、という殺し文句をまさに体現したアブストラクト・グルーヴA-1「Somebody's Talkin' To You」、B-1「City Life」を収録。オリジナル盤。歌詞カード付き。
60年代アメリカを爆笑させた替え歌コメディアン、アラン・シャーマン。Rhinoからは2種類アナログでベストが出ていますが、ヒット曲中心の「1」よりも、この「2」の方が強力。ガレージ・ノヴェルティの金字塔「Rat Fink」もこちらです。ティファナブラス「A Taste Of Honey」は、オケまんまパクリの「A Waste Of Money(無駄使い)」!
コメディアン、アラン・シャーマンは替え歌の天才。既存のヒット曲やポピュラーソングを爆笑ソングに変える芸風ですが、バックはWarner Brosの超洗練されたアレンジ。そのギャップがたまりません。本作はバーブラ・ストライザンドのパロディ・ジャケ。「It's A Most Unusual Play」や「That Old Black Sctratcher」なんか最高ヒップですよ。チップマンクス風の声がゲスト出演の「The Laarge Daark Aardvark Song」も要チェック。
エアプレイのアルバム制作に絡み、またアース・ウィンド&ファイアーへの「September」提供などで知られるポップSSW&作曲家の彼女。彼女が職業作家的な活動に入る前にリリースした唯一の作品で、とても知的でセンチでメロウです。都市の営みのヒトコマを想わせる、宝物のような一枚。 少ししゃがれた声も、愛おしいです。プロデュースは名匠ジェリー・ラガヴォイ。※ジャケ左側に3×9センチほどの剥がれ。中央には3×12センチほどのステッカーあり。B面ラベルに曲目表記のないミスプリント盤。(写真は状態の良いものを使用しております。今回入荷品とは異なりますことをあらかじめご了承ください)
ユニークなヴォーカル・アルバムをご紹介。ちょっとうわずった不思議な声の持ち主Allen KellerをサポートするのはKai Windingをはじめ4人のトロンボーン奏者とピアノトリオ+ボンゴ。しかも曲はピアノのJack Keller(兄弟)との共作による全曲自作。新しい時代のジャズ・スタンダードを産み出そうとしていたわけです。リラクシン&ヒップ!※ジャケ左上にホッチキス跡。剥がれなどはありません。
NYイタロ・シーンの産んだ名作。ジェイク・ジェイコブス、ゲイリー・ボナーらと伝説のグループ、マジシャンズを結成してデビュー。60年代後半からは名ソングライター・チーム、ゴードン&ボナーとして活動。本作はセカンド・ソロで、ジャック・ニッチェのプロデュース。甘くて切ないブルーアイドSSWアルバム。アメリカではソウルの棚に入っていることもありますよ。しゃがれ声で歌われる男泣きのバラードがとにかく素晴らしい出来! オリジナルはアラン・ゴードン名義で78年リリースですが、架空のソウル・グループとして売った方がいいという判断でなのか、名義を変え、初回とはジャケも曲も一部変更され再発されたのがこちらです。しかし、こっちにはかわいらしいグッドタイム・ポップ「How Can You Leave Her」収録なのです。この曲、全然ソウルじゃないじゃん! でも最高!※ジャケ左下のカットホールの開け方がちょっと乱暴です。
Bob Carlisleが在籍していたことで知られるアメリカはインディアナのナイス・メロディック・ロック・バンド。よく考えられ準備されたアレンジ、シンフォニックなサウンド感、スケールの大きな演奏力など、ハード・ポップ〜メロディック・ロックの神髄をお楽しみ下さい。ボーカルよし、コーラスよし、ギター・ソロよし。レアな1987年作。TOCはジャケ上下部の補強に少し使用されているもの。