ダニー・セラフィン(Chicago)とホーク・ウォリンスキー(Rufus)に認められてJerry-Kellyとして78年にアルバム・デビュー、その後Dakotaと改名。ツイン・ギターで作家でもある二人組、これは80年のアルバムです。Dakotaとしては、1st、通算でセカンド。ハード・ポップ・ファンのハートを射抜くギター・サウンドが、実に痛快な作品です。タイトに締まったビートもイイ感じ。※ジャケ表に小さな がれ。
ミネソタ出身のギタープレイヤー&シンガーがDoc Watsonなんていう大物も交え、いつもの仲間と共に作ったコクのある最高のスイング。カントリーやブルーグラス、ラグタイムの名曲・佳曲をさらっと演奏。この'さらっ'がね、凄いわけですよ。A-3、A-7聴いてのけぞりましょう。弦から出た音の粒が、勢いよく跳ね回るぞ! 楽しそうだぁ。
エラ・フィッツジェラルドとはまた違った颯爽としたスイング感覚でが魅力の黒人女性ヴォーカリスト。「Indiana」「So In Love」など、メロディを自分の肉体のように自由に使っている歌声に、心底気分が晴れます。過剰なソウルフルさやフェイクに頼る部分がなく、それがさっぱりとした魅力につながっているんでしょうね。※ドイツ盤。コーティング・ジャケット。
深い表現力とたおやかな情感でスタンダードを自分色に染め上げてしまう名人が、ソフトな作品を集めて謳うソングブック・アルバム。確かに深夜によく似合うレコードですね。ひとりで聴く? いやこういうアルバムを一緒に聴いてくれる人がそばに寄り添ってくれるなら、それは最高でしょう。シンプルで奥行きのあるコンボ+ストリングスのサウンドはベニー・カーターのオーケストラ。
ダコタスなんていかにもアメリカンな名前のサーフグループと思わせておいて、こいつらイギリス出身。だいたいサウスダコタやノースダコタに海はありません。え、待てよ? これってひょっとしてビリー・J・クレマーのバックバンドのダコタスですか? そうなんです。ダコタス名義でリリースされた唯一のシングル。両面インスト。プロデュースはジョージ・マーティン。というわけで、一筋縄では全然いかない不思議な音響のサーフ・インストになってます。ちなみにイギリスでは“ザ・クルエル・シー”という変名ユニット扱いでのリリースだったそうです。
ルイジアナ生まれのグレートなロックンローラー、デイル・ホーキンス。「Susie Q」を含むChessでのファースト・アルバムは世界中のコレクターの垂涎アイテムとして知られていますが、同時期にシングルもいっぱい出しているんですよね。1958〜61年にかけてのアルバム未収録のChecker盤7インチを集めた私家版的なベスト(ライナーは英文)。純粋にして不良なロックンロール! これ、こういうのが欲しかった!
全編にアコースティックの香りがする1977年作品。この時点ですでにDallas Holmのボーカル・スタイルや音楽の根っこは80年代のそれに通じるあか抜けたセンスを見せていますが、とはいえまだまだアーシーな肌触り。フォーク・ゴスペルとも言うべきB-1、おだやかなバラードのB-3,B-5など収穫の多いライヴです。
SSWのDallas Holmを中心に Nashville をベースにしているポップ・ロック・バンド。70年代末のロス・ロック的なギター・サウンドのバンド・サウンドのA面、B面ではバラードが中心。初期ホワイト・ハートみたいなところや、B-3では Love Song みたいなコーラス上手なところを見せます。
SSWのDallas Holmを中心にNashville をベースにしているCCMグループ。78年のこのアルバムは、70年代特有のアーシーさに包まれた、穏やかなクリスチャン・ミュージックです。透き通るような女性ヴォーカルが魅力的なA-4「You Never Gave Up On Me」が本盤の聴き所。70年代メロウ・フォークロックのエッセンスを凝縮したような一曲です。
ギターとベースを担当するゲイリー・ダルトンと、ドラムを担当するケント・デュパリによるLAの白黒混合デュオ。アルバムは数枚ありますが、ブルーアイド〜アーバンソウル感覚とAORグルーヴが合致した本作が一番人気です。AORが輝いていた時期ならではの高揚感が自然に盛り込まれているように感じます。かつてサバービアにセレクトされ脚光を浴びた一枚。
70年代型のモッドなビッグバンド・ジャズを追求するオーストラリア産レアグルーヴ。凄腕のジャズメン達がロック感覚や16ビートを取り入れていて、イギリスのアシッドジャズ・シーンで注目されて以来レア盤に。ブレイクビーツ化された「Ode To Billy Joe」ヤバすぎ。ライヴ盤ですが、イントロに拍手があまりかぶらないのも理想的。まいりました。
ホットリックス解散後のソロ。しかし、バックはほとんどホットリックス。軽快でかわいい女の子とのスキャットコーラスで始まるA-1「Cruizin’」から、ブガルー、ジャズ、オールドタイムまで、一枚すべて楽しめる傑作アルバム! ダン・ヒックスを聴いてみようと思う人に、最初に薦めたい一枚です。彼の魅力がわかりやすくポップに提示された名曲だらけなのです。言うことナシ! もともとは「Fritz The Cat」で知られるラルフ・バクシ監督のアニメのサントラのために録音されたにもかかわらず、映画はオクラ入り。本作の発売もどうやら随分と遅れたものだったようです。
ダン・ヒックス入門にまずオススメなのが、このアルバム。ホット・リックスとしては4枚目にしてラスト。強烈な個性のメンバーにドラムスが新たに加わり、演奏はよりタイトに、アンサンブルの幅も拡大。ふたりの女性メンバーが歌う2曲(特にマリアン・プライスの歌う「Sweetheart」!)もサイコウ。アコースティック・スイングにおけるオリジナル・ソングという難題を完全にクリアーした大傑作!
「Canned Music」「I Scared My Self」「Walking One And Only」など彼の代表曲を含む代表作! ホット・リックスとしてはライヴ盤をセカンドと数えると三枚目です。すでにジャンルを超えた名盤として定着した感がありますが、あらためて彼の書く曲ってヒネリがあってメロディもよくて、くやしいくらいレベルが高い!※UK Island盤。ジャケはオリジナル同様の変形(紙質が少し異なります)。ラベルはBlue Thumbデザイン。内袋は白です。UK盤はかなり珍しいと思います。
ロスの名門トルバドールでのライヴ・アルバム。Blue Thumb移籍後、リケッツ(女性コーラス)も、マリアン・プライスとナオミ・アイゼンバーグに交代。つまり黄金時代の幕開けです。凝った見開きジャケットにオリジナル内袋で持っておきたいものです。凡百のオールドタイム・スイング・バンドと一線を大いに画すオリジナル曲のレベルの高さ。確かな演奏力による素晴らしい生グルーヴにノックアウトされます。※オリジナルの変形見開きジャケ。デザイン内袋付。